ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「屋根裏部屋のマリアたち」、中年男がメイドに惚れて

2013-04-09 16:00:16 | フランス映画
おススメ度 ☆☆☆
    中年男の恋物語が好きな人 ☆☆☆☆

登場する主人公は、親の遺産で大きなアパートに住み、株取引関係の会社の社長、きれいな妻と子供もいる。申し分ない生活だった。

1982年のパリ。当時は、スペインからの出稼ぎの人がいた。彼の屋根裏部屋にはスペインから出稼ぎのメイドが住んでいた。

朝食の卵のゆで方に不満を持ち、フランス人のメイドを解雇、新しく雇うことに。

屋根裏部屋に住む女性の姪で、紹介されてきたが一発で合格に。それは、同じ屋根裏部屋に住むメイドたちの助けがあったからだ。

その要領の良さに、満足している主人公だったが、あるとき、メイドが風呂場でシャワーを浴びているのを盗み見する。

それからというもの、彼女に目がなく、一方、メイドもまんざらではない様子。

今まで、一応堅物で来た男性、異国の女性に狂い出す。

やがて、妻に浮気が発覚(実は別の女性と勘違い)、夫は家を追い出され、屋根裏部屋に住処を移す。

そこで、自由奔放なスペイン女性たちに囲まれ、その楽しさにますますスペインかぶれに。

この映画がフランスではヒットしてというが、スペインへのあこがれがあるのだろうか?

メイドは、国に息子を置いて出てきたが、息子のことが気がかりで、スペインへ帰ってしまう。

その帰る日、なぜか、メイドは主人に体を許してしまう。

お互い惚れていたということか。

簡単に言えば、スケベ親父が、惚れてしまって、最後まで行くということか。

6人のメイドたちの、実におおらかな雰囲気は、スペインのおおらかさの象徴で、この映画でますますスペインが好きになってしまう。そんな映画だ。

でも、フランス映画、ファブリス・ルキーニが実にコメディっぽくスケベ親父を演じており、メイドには、アルゼンチン出身のナタリア・ベルベケが、かわいい女性を演じている。





コメント
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