ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「人生ここにあり」、精神病患者の社会復帰物語です

2013-04-23 16:59:44 | 映画
おススメ度 ☆☆☆

2008年イタリア映画。

イタリアでは、精神病患者を精神病院に閉じ込めることを廃止し、社会で暮らせるようにした「バザーリア法」が制定された。

1980年代のミラノで実際にあった話の映画化だ。

労働組合のネッロは、精神病院を出された患者たちのいる、“協同組合180”という病院付属の組織を任されることに。

薬漬けの患者たちを何とか一般人なみの生活をさせようと、床張りの仕事をとってきて、作業させる。ひょんなことから、寄木細工が認められ仕事は順調に。

だが、彼らとて、人間、性処理の問題とか、恋愛の問題とか、悩みも募る。そして、事件が、それはやはり、正常者とのトラブルだった。

そんな、精神障害者の、社会復帰物語だが、涙あり、笑い有りの感動作になっている。

ただ、障害者がテーマの映画だけに、様々な人々がおり、映画的には楽しいものではない。

労働者の組合問題ももう一つのテーマで、社会性はあるが、ちょっとなじみにくい。
コメント
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