おススメ度 ☆☆☆
震災後の茨城県日立市が舞台。様々な形で日立市の支援を受けて作られた。
ベルリン映画祭にも招待されている。監督の船橋淳は国際的に評価が高い。
だが、この映画、変則的な恋愛映画だ。
前半、実に暗い。それは、事故で夫を亡くした妻の物語だからだ。
子供を授かり幸せな生活を夢見ていた矢先のことだ。
さらに、加害者が同じ職場で働く工員。
三人が町工場で、同じ職場で働いていたという設定。
生前の夫婦像は明るい、だが、そのほかは、これは意識的な映像なのだろう。
そしてこの加害者の男が、被害者の妻を好きになってしまう。
その葛藤が、この映画のテーマ。
それを、町工場の置かれた発注先優先の現代の仕組みの中で、
外国人を雇ったり、納期優先で、残業が続いたり。
ただ、一方で、技術が認められ受注が増えたりもする。
後半は、加害者の、やむを得ない実情も明らかになり、徐々に、雪解けが。桜並木が満開に。
背景に、震災後の映像が映しこまれ、人生をあぶりだす。
臼田あさ美と三浦貴大が主演を務め、むつかしい役に取り組んでいる。
震災後の茨城県日立市が舞台。様々な形で日立市の支援を受けて作られた。
ベルリン映画祭にも招待されている。監督の船橋淳は国際的に評価が高い。
だが、この映画、変則的な恋愛映画だ。
前半、実に暗い。それは、事故で夫を亡くした妻の物語だからだ。
子供を授かり幸せな生活を夢見ていた矢先のことだ。
さらに、加害者が同じ職場で働く工員。
三人が町工場で、同じ職場で働いていたという設定。
生前の夫婦像は明るい、だが、そのほかは、これは意識的な映像なのだろう。
そしてこの加害者の男が、被害者の妻を好きになってしまう。
その葛藤が、この映画のテーマ。
それを、町工場の置かれた発注先優先の現代の仕組みの中で、
外国人を雇ったり、納期優先で、残業が続いたり。
ただ、一方で、技術が認められ受注が増えたりもする。
後半は、加害者の、やむを得ない実情も明らかになり、徐々に、雪解けが。桜並木が満開に。
背景に、震災後の映像が映しこまれ、人生をあぶりだす。
臼田あさ美と三浦貴大が主演を務め、むつかしい役に取り組んでいる。