ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ブルー・リベンジ」、世界の映画祭を震撼させたと評判の映画。魂を揺さぶられる傑作サスペンススリラー!

2015-07-15 19:47:34 | 映画
おススメ度 ☆☆

インディペンデント映画好き、サスペンススリラー好き ☆☆☆☆

アメリカ・フランス合作映画

2013年・第66回カンヌ国際映画祭監督週間で国際批評家連盟賞を受賞、サンダンス映画祭でも評判。

低予算、才能はあるがヒット作がない若年監督ジェレミー・ソルニエ。

この一作で、表へ躍り出た。

見知らぬ人の家で入浴するホームレス。メイコン・ブレアが演じる。

警察に呼び出され、おどおど出かけると、彼の両親を殺した男が、刑期を終える前に出所したとの知らせ。

そこで復讐のため、その男の元へ。

この映画の面白いのは、普通のしがない男が、復讐をし、今度は復讐される側に回る。

その手際の悪さに、見るものははらはら。

どじの連続なのだ。

復讐を果たした後、髭をさっぱりし、別人のよう、でもどこか頼りない。

相手の復讐から、なんとしても姉を守りたい。

銃社会アメリカならではの活劇だ。

かっこいい活劇はないが、肉体イリ交えての痛い映画だ。

結局、無意味な復讐へと突き進む主人公。

復讐の輪廻は途切れるのだろうか。
コメント
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