ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「バケモノの子」、細田守監督のアニメ

2015-07-29 19:14:28 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

アニメ好き ☆☆☆☆

「おおかみこどもの雨と雪」の細田守監督が同作以来3年ぶりに送り出すオリジナル長編アニメーション。

「渋谷」とバケモノの世界「渋天街」を行き来する、連と熊徹(バケモノ)。

一人ぼっちの蓮、ふとしたことから、渋天街に迷い込み、熊徹の弟子になり、格闘技を学ぶ。

まさにベストキッド並みの特訓だ。

ただ、九太(蓮:渋天街ではそう呼ばれる)の修業であると同時に、弟子一人取れない熊徹にとっても修業だ。

なかなかテンポよく、声優(連を宮崎あおい、九太を渋谷将太、熊徹を役所広司)の力量もあって、魅せてくれる。

だが、そこから、渋天街では、宋師後継者決定戦。

9年後の九太が、渋谷へ舞い戻り、そこで、智識に目覚め高校生の少女と出会い、猛烈に勉強する。

そして、熊徹の相手だった猪王山の弟子一郎彦との決戦へと話は膨らんでいく。

クライマックスは、巨大クジラが渋谷の街を覆い、大乱闘となる。

この辺は、アクション大作なみで面白い。

熊徹には弟子がいて、孫悟空を思わせる。

この映画の特徴は、それぞれの行為に、意義があることだ。

即ち教育的要素がかなりある。

まあ、その辺は無視しても面白いが、細田監督の狙いはそこにある。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする