ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ミケランジェロ・プロジェクト」、ナチスから美術品を守った部隊がいた

2015-11-12 19:04:28 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆

歴史の映画化好き ☆☆☆☆

実話だが、かなり脚色されている。

「モニュメントメン」(原題)は、7人で構成され、それも、美術館員とか、通常戦闘に参加しない面々の部隊。

したがって、アクション映画を期待すると当てが外れる。

7人の面々が一斉に活動するのでなく、幾組かに分かれて行動。

お蔭で、話が散漫に。

ベテラン俳優をそろえているが、知らない人は、それぞれの立ち位置を理解するのに戸惑う。


第二次世界大戦下、ドイツの敗北が濃厚になったとき、アメリカの美術館員の要請で、急きょ、大統領からお墨付きが。ヨーロッパの美術品を守れと。(一方で、ヒットラーは自ら美術品を収集、美術館を建てる計画をしていた)

しかし、戦闘経験のない面々が戦争に参加。

おかげで、ちょっとコミカル。

だが、戦に巻き込まれ、犠牲も出る。

一方で、パリの美術館員の女性、ひそかにドイツ軍の情報を調べていた。その彼女に隊員の一人が接触、ある意味口説き落とし情報を得る。(マッドデイモンとケイトブランシェットの見事なコラボ)

結局、ドイツ軍は、オーストリアの鉱山に、美術品と金貨を隠していた。(ノイバンシュタイン城も隠し場所だった)

ラストは、ソ連軍の占領の前に、美術品を確保しようと大作戦。ここは大盛り上がり。

戦争の裏話は、まだまだあるのか?

おなじみのヨーロッパ絵画や彫刻がでてくる。

ジョージクルーニーが、自ら映画化、製作、脚本、監督、主演。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする