ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「エベレスト 3D」、世界最高峰エベレストで1996年に起きた実話を映画化

2015-11-14 18:53:37 | 映画
おススメ度 ☆☆☆☆

アメリカ・イギリス合作

今回は、吹き替え版も3Ⅾ上映。

エベレストの偉大さと、それに立ち向かう人間たちの素晴らしさが描かれる。

1953年に初登頂がなされて以来、世界中の登山家を魅了し続けるその山、1996年には商業登山が認められていた。

エベレスト登頂ツアーを率いるベテラン登山家ロブを隊長に各国から、大金を投じた登山家が集まった。

標高8848メートル、そこは、酸素の供給を受けずに長時間留まれば、肉体と意識の機能は停止。まさに死の領域<デス・ゾーン>だ。

前半は、主要なメンバーの家庭なども描きながら、まず、一行は約1カ月間、ネパールのベースキャンプ(標高5,364メートル)で入念な準備を整える。

合流した別のツアーと協力体制を組みながら、順調に第4キャンプ(標高7,951メートル)まで登っていく。

そしていよいよ、登頂の日。途中体調不良でついていけないメンバーも出るが、多くのメンバーで登頂に成功する。日本人女性も成功。

だが、魔の山は、甘くない。

固定ロープの不良、酸素ボンベが足りない、どうしても上りたい隊員に付き合う隊長。

予定時間をはるかにオーバー、未曾有の嵐の接近で急激に天候が悪化、雪崩で大量死。生き延びた隊長も、天候悪化で救助出来ず、妻への長距離電話が最後に。

痛ましい事件ではあるが、その山の魔力を体感できるのがこのエベレスト3Ⅾだ。

かなり有名なメンバーを集めているが、ネパールの4千メートル級で撮影されており、役者も命がけだ。(日本人俳優森尚子三も参加)

更には、ヨーロッパで、雪と氷のシーンが撮影された。

高い山に作られた、長~いつり橋は迫力がある。

まあこの世界一高い山を体感できるだけでも至福の映画だ。




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