おススメ度 ☆☆☆
歴史映画好き ☆☆☆☆
1939年11月8日、ミュンヘンのビアホールで演説中のアドルフ・ヒトラーを狙って爆弾が仕掛けられたが、あいにく悪天候で、時間が早められ、退席のわずか13分後爆発が起こり、8人が命を落とした。(ヒトラーは生き延びる)
その手口から、独秘密警察ゲシュタポはクーデターや英国諜報部の関与を疑ったが、逮捕されたのは、田舎に暮らす平凡な家具職人、ゲオルク・エルザーと名乗る36歳の男だった。
青年は当初、頑として口を割らなかったが(結構きつい拷問)、恋人が連れてこられると、自分の犯行を説明する。だが、ヒトラーは、背景を探れと執拗に迫る。
映画は後半、この逮捕された男の動向と、彼が爆破するに至った状況が描かれる。
純朴な青年で、青春を謳歌していた。ダンスシーンとか不倫の恋とか、一般人の人となりが描かれるが、結局、人々がナチスになびいていき、このままでは戦争になると危機感を抱くようになったようだ。
取り調べ側にも、その後展開があり、ヒトラーを裏切ったゆえに、刑事警察署長が絞首刑にされる。(このシーンはえぐい)
淡々と地味な事実が積み重ねて描かれるので、かなり根気がいる。
ヒトラー圧政下でこのような計画を実行した人がいたとは、ドイツの良心をも描いているようだ。
歴史映画好き ☆☆☆☆
1939年11月8日、ミュンヘンのビアホールで演説中のアドルフ・ヒトラーを狙って爆弾が仕掛けられたが、あいにく悪天候で、時間が早められ、退席のわずか13分後爆発が起こり、8人が命を落とした。(ヒトラーは生き延びる)
その手口から、独秘密警察ゲシュタポはクーデターや英国諜報部の関与を疑ったが、逮捕されたのは、田舎に暮らす平凡な家具職人、ゲオルク・エルザーと名乗る36歳の男だった。
青年は当初、頑として口を割らなかったが(結構きつい拷問)、恋人が連れてこられると、自分の犯行を説明する。だが、ヒトラーは、背景を探れと執拗に迫る。
映画は後半、この逮捕された男の動向と、彼が爆破するに至った状況が描かれる。
純朴な青年で、青春を謳歌していた。ダンスシーンとか不倫の恋とか、一般人の人となりが描かれるが、結局、人々がナチスになびいていき、このままでは戦争になると危機感を抱くようになったようだ。
取り調べ側にも、その後展開があり、ヒトラーを裏切ったゆえに、刑事警察署長が絞首刑にされる。(このシーンはえぐい)
淡々と地味な事実が積み重ねて描かれるので、かなり根気がいる。
ヒトラー圧政下でこのような計画を実行した人がいたとは、ドイツの良心をも描いているようだ。