ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「不倫したい女」、GUROV AND ANNAの物語

2015-11-15 17:25:58 | 映画
おススメ度 ☆☆

カナダ映画

劇場未公開。

「不倫したい女」は邦題で、売らんがための題名。

原題は「GUROV AND ANNA」、大学教授ベンと教え子のメルセデスの不倫を描いている。

大学教授の妻の方ができがよく、自分の生きがいを失いかけていた。

ベンが教材に選んだチェーホフの『犬を連れた奥さん』に触発されたのか、互いにパートナーを持ちながら不倫の関係を始めてしまう。

カナダなので、英語とフランス語が混在。

実はメルセデスは精神障害だったという落ち。

そこまでの、男の固執が哀れ。

ヒロインを演じるソフィー・デマレは目鼻立ちがかなりハッキリ、かつそれに不釣合いな豊満ボディなので、注目。

ただし、それほど官能描写はなく、文学映画という感じ。
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「極道大戦争」、バンパイアやゆるキャラ登場

2015-11-15 10:17:45 | 日本映画
おススメ度 ☆

マッド映画好き ☆☆☆☆

PG12

カンヌ映画祭監督週間に出品、メキシコオアハカ映画祭の最優秀監督賞受賞、全米公開など、海外評価は高いが、国内評価は散々。

「風に立つライオン」の三池監督。思いっきりハメ外しをやってのけた。

何しろ、やくざ映画でありながら、奇想天外。

そしてそろえた役者がすごい。

まず、リリーフランキー。さすがベテランの域に達した彼、ヤクザ親分までこなして、前半はまさにやくざ映画。かっこいい。

この映画の主役は、市原隼人、そのキレキレの演技は、一途な若者の姿を代弁。アクションシーンもそつがない。

ヤヤン・ルヒアン、インドネシアのアクションスターで、東南アジアの伝統的な武術プンチャック・シラットなど武術にたける。アクションシーンを際立たせる。

高島礼子、やくざ映画に欠かせない人だが、よくまあこんな映画に出たなと思わせるぐらい。ダサい役で。耳から脳みそが??

そして、後半に現れるゆるキャラカエル君。そのめっぽう強いのにあきれる。三元雅芸、その腹筋の割れに注目。ただ、映画では顔は出しません。

坂口茉琴、「TOKYO TRIBE」で、活躍していたが、少年役で大活躍。

とまあ、それぞれ癖のある役どころ。

だが、この映画基本バンパイア映画。日本で受けないわけだ。

血とエロとグロ。

やってくれました三池さん。
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