ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「心と体と」、片手が不自由な中年男性とコミュニーケーション苦手な若い女の恋!

2018-08-22 17:33:15 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

静謐な映画好き ☆☆☆☆

ハンガリー映画 PG12

2017年・第67回ベルリン国際映画祭で最高賞の金熊賞をはじめ4部門に輝いた。

題名だけ見て、この映画を知るのは難しい。見逃しかけていた。

冒頭の牛のと殺場面が、リアルに写される。殺された牛の頭を切り落とし、その切り口を見せる。淡々としているのでグロくはないがショッキング。

このと殺場に若い女性がやってくる。臨時の検査官だ。かなり神経質。いわゆるアスペルガー症候群。うつ病に近い病気だ。

一方、工場の財務部長、片腕を亡くしている。かっては、家族もいたようだが、今は独身。

牛の交尾薬が盗まれ、その捜査に心理分析官が加わる。

そこで、財務部長と女性検査官が同じ夢を見ていたことがわかる。

そのことから、二人は愛し合うようになる。

なんとも心理的な映画だ。

鹿の夢が、二人を結び付けるなんて、ちょっとロマンチック。

血と夢すなわち、肉体と心。それが合体した時、幸せが訪れる。

なんとも不思議な映画だ。

 

コメント
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