おすすめ度 ☆☆★ (劇場鑑賞)
娼婦との恋物語好き ☆☆☆
台湾映画。
第51回金馬奨でレジーナ・ワンが最優秀助演女優賞を、チェン・ジェンビンが最優秀助演男優賞を受賞
1969年の台湾、金門島は、中国とにらみ合いの状況だった。
そこに配属され、厳しい訓練を受けるルオ・バオタイは、カナヅチのため、831部隊に転属される。
その部隊が管理するのが、娼館。いわゆる従軍慰安所だ。
昔日本映画も、この手の純愛物があったが、まさにそのたぐい。
3組の恋愛模様が描かれる。
禁じられた恋故、決していい結果とはならない。
なさぬ恋だけにいじらしい。
戦争を題材にしているようだが、新兵の訓練風景とか、飛行機による銃撃風景とかで、リアルな戦闘シーンはない。
一方、娼館の描写も、ソフトで、むしろ感情の描写に主眼がある。
まあ、そんな時代にそんなことがあったのか。懐かしむ人もいるかも。