おすすめ度 ☆☆☆
暴力映画好き、韓国映画好き ☆☆☆☆ 韓国では、R指定(19歳未満禁止)
2004年のソウルのチャイナタウンで実際にあった、警察による中国系マフィア掃討作戦をモチーフにした作品。
「新感線」で、その持ち味を発揮したマ・ドンソク主演。
韓国では、大ヒット。マも、「ラブリー+マ・ドンソク」、「マブリー」の愛称でブームが。何しろ、こわもての割には、愛嬌満点。
そのマッチョな肉体美は、上腕の後ろが見えないコントにも。
ソウル南部・衿川(クムチョン)警察の傘下に中国マフィアが参入。強力班(強行犯係)の刑事vs.中国の新興勢力vs.韓国マフィアが三つ巴で激突する。
中国マフィアの暴力が、半端なく強烈で、斧を武器に何でもちょん切ってしまう。
さらに、中国マフィアのボスが不気味。ユンサンゲ。青春ものから脱皮、かなり怪しい雰囲気を出している。
中国マフィア第二ボスを演じたチンソンギュは、第38回青龍映画賞で、助演男優賞を受賞した。
この映画、マだけに目がいっているが、助演陣の活躍が、面白くしている。
すでに、「犯罪都市2」の計画が動き出している。
警察もさりながら、暴力団同士の殺し合いも気合が入っており、気が抜けない。
やはり韓国のバイオレンスは気が抜けない。