おすすめ度 ☆☆
PG12
「NGT48」の北原里英が映画初主演。
映画は、長崎県佐世保(させぼ)市で起きた通称「佐世保事件」をモチーフに描かれている。
ネバダ事件とも呼ばれたこの事件は、2004年6月1日午後、長崎県佐世保市の市立大久保小学校で、6年生の女子児童が同級生の女児にカッターナイフで切り付けられ、死亡した事件である。
加害女児は事件後、収容先の自立支援施設でアスペルガー症候群と診断されている。
さらに、ネットで加害者、被害者の写真が公開され、加害者が美少女だったので話題になっている。
映画は、それから14年後。中学校教師の赤里は、サニー信奉者に拉致され、監禁される。
ネット信者たちが集まり、ドローンまで飛ばして、偽加害者の赤里に、インタビューしたり、ネットで話題に。
まあこの変になってくると、いささか狂った集団となり、悲劇への突入となります。
そして、本物の加害者が現れて、と、意味不明の展開に。
秋元康がスーパーバイザーで参加。北原の売り出しが目的か。
「凶悪」の監督・白石和彌と脚本・高橋泉がタッグを組んでの作品なのだが。
ピエール滝とリリーフランキーがわきを固めている。