おすすめ度 ☆☆☆★
1990年作品 フランス映画
警官を射殺して捕らえられた麻薬中毒の少女ニキータは、政府の秘密機関に属する暗殺者になることを迫られる。3年後、特訓の末にプロの殺し屋になった彼女は恋に落ち、幸せな日々を望んで苦悩するのだった。
リュックベンソンの当時の妻だったアンヌ・パリロー主演。
殺し屋になったニキータだったが、育ててくれたボブにほのかな恋心を抱いていた。
そして、訓練を終え、フリーになったニキータは、スパーマーケットのレジ係のマルコと仲良くなり、指令とは言いながらベニスへ旅行して、ラブラブの気分だった。
だが、指令は厳しく、危うい場面もいっぱい。
女アサシンの危険な任務が、次々と描かれ、一方、アサシンには、美が必要と先輩(ジャンヌモロー)に教えられ、美しくなっていく。
成長していくニキータがとっても素敵で、リュックベンソンの原型がここにある。
ラストの大使館の襲撃事件では、ジャンレノンが無敵の殺し屋を演じていて、これがまた貫禄十分。(この後、ベンソンと「レオン」を撮っている。)
きびきびとしたアクションシーンと恋愛ムード、これは女性向かな。
ラストは意味深な終わり方。