おすすめ度 ☆☆★
極寒の雪山で8日間にわたる壮絶なサバイバルを繰り広げた、元アイスホッケー選手でスノーボーダーのエリック・ルマルクの実話を映画化。
アイスホッケー選手だったが、自分勝手なプレイで失敗し、挫折し、ドラッグに逃げていた。
雪山でのスノーボード。
颯爽と滑る姿はかっこいい。
だが、ドラッグをやっての滑降、危険地域に踏み込み遭難、あまり褒められた行為ではないが。
そこで、通信も途絶え、一人取り残される。
氷の下の池にはまり、必死に助かるも、衣服が濡れているので、寒中全裸。役者も大変だ。
サバイバル知識・経験なし。軽装の上に湖に落ちて凍傷。襲い狂うオオカミ、空腹、自暴自棄、幻覚。“死の未来"しかない絶望の極地。その中で生き残るための奇跡の一手はあるのか・・・。
途中、父との確執など、過去の場面がフラッシュバックするが、あとは、一面雪山。
母親が、山岳隊に救助要請。
それだけの映画なので地味、エンドロールで実話の本人の今が少し紹介される。
ジョシュ・ハートネットがほぼ、全編一人芝居で頑張っている。