おすすめ度 ☆☆☆★
念願の国防部へ異動し、軍需本部の航空部品購買課の課長としてエリート街道を歩み始めたパク・デイク中佐。
過去の購買履歴からエアスター社という企業と軍との間に独占的な取引があったことを発見する。
さらに、エアスター社の部品の欠陥を指摘していたパイロットのカンが、任務中に墜落事故を起こし、生死の境をさまよい、死んでしまう。
パクは、テレビ記者に、真相を話し、放送してもらおうとするが、つぶされてしまう。
部長以下、その取り巻きは、徹底的に、隠ぺいを図り、パクへの圧力をかける。
パクが、正義漢であるだけに余計に身びいきしてしまう。
後半まで、パクへのいびりが続いて、もうだめかと思ったときに、ラストでやってくれます。
汚職事件は、どこでもあるが、韓国の執拗さはえげつない。
映画ということもあるが、演出、演技とも、一級品だ。
韓国映画ということで、あまり評判になっていないが、なかなかの良作。
パクをキム・サンギョンが好演。ただいつも渋い顔をしているのが難。