おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)
新感覚サスペンス好き ☆☆☆★
デンマーク映画
サンダンス映画祭 観客賞受賞 世界中の映画祭で観客賞を総なめ。
緊急通報指令室のオペレーターであるアスガー・ホルム(ヤコブ・セーダーグレン)は、ある事件をきっかけに警察官としての一線を退き、交通事故による緊急搬送を遠隔手配するなど、些細な事件に応対する日々が続いていた。
そしてある事件(夫の暴力を受ける母子)の解決を試みるのだが。
緊急指令室のアスガーの電話を聞く画面がほとんど。
まさに音以外、何物もない。
おかげで、静かな映画館では、集中して考えられる。
それはミスリードをも意味するのだが。
そして、真実に回帰する。
こういうシチュエーションで、88分も持たせるのだから、脚本、演出、演技の各パートの力だろう。
そいういう意味では、疲れる映画だ。