おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)
裏ネタ好き ☆☆☆☆
アイルランド・イギリス・アメリカ合作
PG12 裏ネタ満載 セックスシーンも
ベネチア映画祭グランプリ他、各賞受賞。アカデミー賞はどうなるか。
18世紀イングランドの王室を舞台に、女王と彼女に仕える2人の女性の入り乱れる愛憎を描いた人間ドラマ。
監督はギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモス。
アン女王は17度妊娠し、遂にその子は誰もが成人を迎えることなく(死産も含み)亡くなった。なおかつ、痛風持ちの病勝ち。
そんな女王を、幼馴染のサラが面倒を見、政治をも動かしていた。
没落した貴族の娘でサラの従妹にあたるアビゲイルが宮廷に現れ、サラの働きかけもあり、アン女王の侍女として仕えることになる。
ところがこのアビゲイルがくせもので、女王に取り入り、サラの場を奪ってしまう。
女王をめぐる二人の女のさやあて。
それは、色情をも巻き込んで、さらには薬を盛るところまで。
そんな、えげつない宮廷闘争が、メインとあって、三人の女優の演技合戦。
女王を演じたオリビアコールマンが、賞レースに加わっているが、サラのレイチェルワイズ。アビゲイルのエマストーンの共演も見もの。
私的には、おっぱいポロリのエマストーンから目が離せない。