おすすめ度 ☆☆☆☆ (劇場鑑賞)
日系アメリカ人映像作家ミキ・デザキが慰安婦問題をめぐる論争をさまざまな角度から検証、分析したドキュメンタリー。
アメリカ映画なので、英語が飛び交うが、翻訳字幕の字が小さくて、かつ、喋りが早くて、字幕を見るのが追い付かない。このハンデはきつい。
DVDで見直した方がいいのかも。
それにしても、慰安婦像の撤去はままならず、アメリカでは広がっているという。
まあ、人権問題の尾を引きずっているのでは。
本作品は、慰安婦問題をなかったとする立場と、現存する慰安婦を正視しようとする立場とをインタビューすることで、明らかにしようとしている。
主戦場というタイトルもすごいが、膨大な資料が機関銃のようにさらけ出される。
安倍首相が属する日本会議が後半に紹介されその欺瞞を暴いている。
この問題を知らないとする若者たちに見てほしいが、観客は年配者。