ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「夜の浜辺でひとり」、第67回ベルリン国際映画祭で韓国人俳優初となる主演女優賞を獲得したヒューマンドラマ。

2019-05-29 16:55:11 | 韓国映画

おすすめ度 ☆☆

ホン・サンス好き ☆☆☆★

今年のカンヌ映画祭は、韓国映画「パラサイト(仮題)」がパルムドールを受賞した。韓国映画が国際的に認められている証拠だ。

本作は、ホン・サンス監督作品。

ホンサンスとベルリンで主演女優賞を獲得したキム・ミニは、不倫関係にある。

で、映画はというと、舞台がドイツ・ハンブルグと韓国・東海岸の都市、江陵(カンヌン)。

どちらも、海岸が美しい。

ほぼ、全編会話集なので、興味を抱かないとまさしく、つまらないの一言。

だが、監督と女優の関係を知っていると、まさに二人、とくに女性の心の揺らぎが見事に紡ぎだされている。

2部に描かれるのは、まさに、酒場での酔客の会話。

そして、海辺に寝そべり、転寝するキムミニ。それは白昼夢。

演技派、キム・ミニにして初めてなし得る心情のトロなのである。

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「覚悟はいいかそこの女子。」、ヘタレ男子の求愛映画!

2019-05-29 14:04:21 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆★

椎葉ナナ原作の同名コミックを実写映画化、恋愛経験ゼロのヘタレ男子が彼女を獲得するべく奮闘する姿を描いた青春ラブコメディ。

イケメンの古谷斗和は幼い頃から女の子にチヤホヤされ、自分はモテると思い込んでいたが、実は恋愛未経験だった。

学年一の人気者・三輪美苑に告白するが、あえなくフラれてしまう。現実を受け入れられず美苑へのアタックを続ける斗和は、一見クールな彼女の優しさに触れ、生まれて初めて本気の恋に落ちていく。

振られても振られても、恋焦がれる男の一途さは分かるが、物語の展開が杜撰。

特に、借金取りの存在が中途半端。

中川大志と唐田エリカのコンビは新鮮。

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