おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)
時代劇好き ☆☆☆☆
原作、佐伯泰英の人気時代劇小説「居眠り磐音 決定版」シリーズ。
3年間の江戸勤番を終えた坂崎磐音(松坂)は幼なじみの小林琴平、河井慎之輔とともに九州・豊後関前藩に戻った。
そこで起こった壮絶な悲劇。冒頭これにやられる。
琴平の妹・舞は慎之輔に嫁ぎ、磐音もまた、琴平と舞の妹である奈緒との祝言を控えていた。そんな中、舞の不倫騒動。
慎之輔が舞を斬ってしまい、それに激高した琴平が慎之輔に噂を吹き込んだ人物と慎之助本人をも斬るという事態に発展。磐音は罰せられた琴平を討ち取るよう命じられてしまう。2人の友を1日にして失う悲劇に見舞われた磐音は、許婚の小林奈緒(芳根京子)を残したまま関前を後にし、たどり着いた江戸の長屋で浪人に身をやつすこととなる。
この慎之輔を演じる柄本佑。彼の演技があって、この場面が光る。
この事件のバックにいる国家老。重要な役だが、ピエール瀧で撮影が行われていたが、事件のため奥田瑛二で撮り直し、ちょっと貫禄不足。
そして、江戸へ、そこで両替屋の用心棒に。ここでも一暴れ。ここでは相手の両替商を柄本明が演じ、憎たらしさが半端でない。
吉原に堕ちた奈緒と、両替屋の娘に惚れられる磐音。
入りがいいといわれているので、続編が期待できそう。