おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)
原作は、「娚(おとこ)の一生」「姉の結婚」などで知られる西炯子の人気漫画「お父さんチビがいなくなりました」
熟年夫婦の離婚騒動なのだが、可愛がっていた猫がいなくなったのが契機に二人が改めてお互いの気持ちを確かめあう。
藤竜也が頑固親父、倍賞千恵子が孤独を感じ離婚を考える妻を演じる。手練れた演技。
3人の子供がいて、結構ハッピーな家庭だが、いわゆる昭和を引きずっている。
二人は、見合い結婚だが、偶然にも妻が働いているミルクスタンドで知り合いだった。
だから一種の恋愛結婚なので、ほんとはハッピーなはずだが、結局会話の不足からくるすれ違いだ。
猫の行方不明以外あまり話の発展がなく、魅力不足だ。
まあ、大人の映画として、自分と見比べてあるあるの映画だ。