ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「かごの中の瞳」、盲目の女性が手術で見えるようになったとき!

2019-05-27 18:24:08 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆★

R15+ セックスシーンがあります。

夫のジェームズと赴任先のバンコクで幸せな結婚生活を送るジーナは、子どもの頃に遭った交通事故が原因で失明してしまったが、献身的な夫の支えで何不自由のない生活を送っていた。

角膜移植により片目の視力を取り戻した彼女は、心から喜ぶ一方で、初めて目にした夫の姿が夢想していた素敵な夫ではなく、地味で冴えない中年男だったという現実に直面する。

これまで眠っていた好奇心や冒険心が目覚め、流行りのファッションで着飾り、外の世界へと飛び出していくジーナ。そんな妻にジェームズは疑念と嫉妬を感じるようになる。

見えない彼女の目線の描写、それが手術で見えるようになった描写。

なかなか、彼女の目線が美しい。

結局、悲劇で終わる展開はちょっと悲しい。

ジーナ役をライブリー、夫のジェームズ役をジェイソン・クラークがそれぞれ演じている。

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「バグダッド・スキャンダル」、フセイン独裁下のイラク、国連は?

2019-05-27 09:34:37 | 映画

おすすめ度 ☆☆☆

デンマーク・カナダ・アメリカ合作

国連史上最悪の政治スキャンダルといわれる汚職事件を描いたポリティカルサスペンス。

原作、元国連職員の作家マイケル・スーサンが実話をもとに描いた小説。

人道支援のための「OFFP(石油・食料交換プログラム)」の裏で行われていた不正を描いた。

イラクから石油を買い、イラクの貧しい人たちへ食料を配るという国連の事業。

だが、実際は、その裏で大きな不正があった。

正義感に燃えて国連職員になり、イラクの現場に派遣された男が、汚職事件に気づくが逆に狙われる羽目に。

親しくなった現地の女性とのラブロマンスを絡め、サスペンスあふれる展開に。

日本人のほとんどが知らなかった、イラク戦争の裏が暴かれる。

監督は「ストックホルムでワルツを」のペール・フライ。「ダイバージェント」シリーズのテオ・ジェームズが主演。



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