おすすめ度 ☆☆☆★
真実映画好き ☆☆☆☆
名匠ロブ・ライナーが、イラク戦争の大義名分となった大量破壊兵器の存在に疑問を持ち、真実を追い続けた記者たちの奮闘を描いた実録ドラマ。
アメリカの首脳部が、このような愚かな歴史を刻んでいた。
だが、アメリカには、それを疑問に思い、皆に伝えようと努力した新聞があった。
日本では、まずこんなことは起こらない。
そんな貴重な物語を映像化した。
話は地味なだけに、取り上げるのは難しい。
記者たちの、奮闘がメインのテーマだが、それだけでは、映画として弱い。
監督自ら、リーダー役を演じ、まあここが一番光っていた。
「バイス」といい、いま語られるべきテーマなのヵも。
記者役は、ウッディ・ハレルソン、ジェームズ・マースデン、まあちょっと小ぶり。