おすすめ度 ☆☆☆★
辛子明太子を日本で初めて製造、販売した「ふくや」の創業者・川原俊夫の半生記。
ただ映画は、面白くするため、涙あり、笑いありのドラマとなっている。
同名の原作があり、まずテレビでドラマ化、続編も。舞台版もある。
主演の博多華丸、脚本、監督は、いずれにも絡んでいる。
NHK朝ドラ「まんぷく」は、インスタントラーメンのはなしだったが、こちらはめんたいこ。博多にこだわった作りだ。
一種のご当地映画、「博多祇園山笠」の主役を務めるなど、福岡を盛り上げる。
息子の同級生の女の子のエピソードが、涙を誘う。
川原夫婦を、華丸と富田靖子が演じ、その夫婦愛がまぶしい。
戦後間もなくの福岡が舞台で、昭和物語としても成功している。