ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「閉鎖病棟」、その優しさをとがめますか?

2019-11-13 16:07:10 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)

山本周五郎賞を受賞した帚木蓬生のベストセラー小説「閉鎖病棟」を平山秀幸監督・脚本で映画化。

長野県のとある精神科病院が舞台。

原作者帚木峰生氏は、精神科医であり、よく熟知した人物像の展開。

主役の秀丸(鶴瓶)、冒頭死刑執行シーンから、でそんな人が世の中に出ていいのかな。

第二の主役ちゅうさん(綾野剛)、耳鳴りがして暴れる病気もち。

第三の主役由紀(小松奈菜)、義父に強姦され、精神異常。

まあ、ほかにも、それぞれの事情を抱えた人たち。

暗くなりそうな映画だが、なんとか演技と演出で明るくふるまっている。

基本、一つの殺人事件が、クライマックス。

それぞれが前向きで終わるので、助かる。

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