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「12か月の未来図」、ベテラン教師の教育困難校での奮闘記!

2019-11-16 10:16:27 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆☆★

教育関係者 ☆☆☆☆★

フランス・パリの名門高校で国語を教える男性教師・フランソワが、ひょんなことから貧困層が通う中学校に赴任する物語。

冒頭名門高校での授業は、かなり難しい。それを教えていた教師が、パリ郊外の教育困難中学に1年間派遣されることになる。

なにしろ、授業より遊びの生徒たち。

その生徒たちに、学びの楽しさ、重要性を教えていく。

簡単に、成功するわけではない。

その悪戦苦闘ぶりが映画の中心。

その苦労が最後に報われる。

それは、問題児の退学問題。

問題児は退学で片付くわけもない。

それまでの、教師と生徒のやり取りから、生徒に学習意欲は見いだせた。

それだけに、彼をとどめる努力をする教師に喝采を送る。

問題児に、「去られると寂しい」と告られる。

センセイ冥利の映画だ。

先生役のドゥニ・ポダリデスがいい。

日本題名は、映画にそぐわない。

 

 

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