ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「モロッコ、彼女たちの朝」、モロッコの色と光!

2022-03-08 19:00:55 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

異文化映画好き ☆☆☆☆

モロッコ・フランス・ベルギー合作

モロッコ映画は、日本初公開。それも女性監督。

監督の実体験をもとに映画化。

イスラーム社会では未婚の母はタブー。

話によると、結婚するまでは、実家にいて、独り住まいの女性はいないらしい。

そんな社会で、妊娠してしまった女性とそれを受け入れた女性の生活を丁寧に描く。

受け入れた女性は、夫を亡くし、娘と二人暮らし。パン屋を営む。

フェルメールやミレーといったバロック期の絵画を想起させるショットがそこここに。

美しい。

今の日本では考えられない男社会。

女性の目線だからこそ、心に響く。

ラストはあいまいなまま終わるが、実際はどうだったのか。

 

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「ワイルドバンチ」、往年の名監督サム・ペキンパーの代表作!

2022-03-08 09:40:26 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

往年の名作が見たい方 ☆☆☆☆★

NHK BS プレミアム 鑑賞 1969年製作 137分の長尺

バイオレンス・アクション映画の鬼才サム・ペキンパー監督による、映画史上に残る一大傑作ウェスタン。

滅びの美学とでもいおうか。

1913年、アメリカ・テキサスでの銀行強盗に失敗したパイクら強盗団はメキシコに逃走する。

そこで、酒池肉林に溺れるメキシコ政府のマパッチ将軍のもとに。

冒頭の銀行強盗、中段の列車強盗、ラストのマパッチ将軍を巻き込んだ全員死亡の大乱闘。

この三つの場面で、ペキンバーの殺しの美学が奏でられる。

 

細かいカット割りで、迫力を出した演出の妙。

ただ、今では、昔の とつく活劇。

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