ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ベルファスト」、明日に向かって笑え!

2022-03-30 17:38:36 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆☆☆ (劇場鑑賞)

第94回アカデミー賞、脚本賞受賞。

俳優・監督・舞台演出家として世界的に活躍するケネス・ブラナーが、自身の幼少期の体験を投影して描いた自伝的作品。

ブラナーの出身地である北アイルランドのベルファストを舞台に、激動の時代に翻弄されるベルファストの様子や、困難の中で大人になっていく少年の成長などを、力強いモノクロの映像でつづった。

ベルファストで生まれ育った9歳の少年バディは、家族と友達に囲まれ、映画や音楽を楽しみ、充実した毎日を過ごしていた。

1969年8月15日、プロテスタントの武装集団がカトリック住民への攻撃を始め、穏やかだったバディの世界は突如として悪夢へと変わってしまう。

ベルファスト好きの少年、だが、両親は、ロンドンへの移住を決める。

好きだった、祖父母。好きになった同級生の女生徒。

ベルファスト自身も好きだ。

だが、変わりゆく世の中は、少年を巻き込んでいく。

暗い映画でありながら、温かい描写は、少年の力強い生き様を見せる。

心に残る映画だ。

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「トータル・リコール(1990)」、火星へ夢旅行!

2022-03-30 10:28:31 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

NHK BS プレミアム 鑑賞 1990年製作 R15+

2012年版もある。

アーノルド・シュワルツェネッガー主演で描いたSFアクション大作。

西暦2084年、地球の植民地となっていた火星では、エネルギー鉱山の採掘を仕切るコーヘイゲンとそれに対抗する反乱分子の小競り合いが続いていた。

一方、地球に暮らす肉体労働者のダニエル・クエイド(シュワちゃん)は、毎晩行ったこともない火星の夢を見てうなされていた。

夢が気になるクエイドは「火星旅行の記憶を売る」というリコール社のサービスを受けることに。

だが、実は、火星の諜報員だったことがわかり、火星へ送り込まれる。

この火星の世界は、おとぎの国みたいな現在からみると仮想空間。

そこに住む住人は、おっぱいが三つあったり、おなかから子供が顔を出したり、特殊メイクのオンパレード。

シュワちゃんも捕まって、顔面ぎょろめの変顔。

グロさ満点だが、なぜか憎めない。

酸素不足という、危機を乗り越えるのだが、まあ、とにかく、思いっきりぶっちゃけ放題、でご満足。

意味がよくわからないのもかえってみそに。

 

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