ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「殺人者」、マドンソク主演の犯罪映画!

2022-03-18 19:50:46 | 韓国映画

おすすめ度 ☆☆★

マドンソク好き ☆☆☆

劇場未公開 2013年 Unextで鑑賞

マドンソク、まだ有名でないころの作品。

職場では真面目な男でありながら、2年のあいだに7人の女性を殺したというカン・ホスン。実在した連続殺人鬼の言動を、その息子の視点で描いたサイコパス・スリラー。実力派俳優マ・ドンソクが二重人格の殺人鬼を熱演する。

ただ、目線はあくまで息子で、ちょっと肩透かし。

犬飼いの父と暮らすヨンホ。ある日、父が人を殺す現場を目撃した彼は、母を殺したのも父だったと気付く。父の血を引く自分もまた、いつか殺人を犯すのではないかと悩むが…。

心理劇なので、マの力は発揮されずじまい。微妙な役柄。

 

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「夕陽に向って走れ」、ニューシネマ西部劇!

2022-03-18 16:13:28 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

NHK BS プレミアム 鑑賞 1969年製作

1909年に起きた、インディアン事件の実話をもとに、アメリカの病根を追求した作品。

ロバ―トレドフォード主演だが、むしろ、ウイリー・ボーイ(ロバート・ブレーク)。ローラ(キャサリン・ロス)がメイン。

ネイティブ・アメリカンの青年ウィリー・ボーイが、恋人ローラとの結婚を彼女の父親に反対されたため駆け落ちしようとするが、父親を誤って殺してしまい 二人は逃亡。大統領護衛の任にもついていた保安官補のクーパー(レッドフォード)が捜索隊と共に追跡。ウィリーはまたも誤って捜索隊の一人を殺してしまう。途中クーパーはローラの死体を見つけるが、自殺かウィリーに撃たれたかは不明。一人で追跡を続けたクーパーは遂に、山でウィリーを追いつめる。

ウイリーを演じるブレークは、怒り、悲しみ、絶望、鬱屈がないまぜになったウイリーという複雑なキャラクターを好演。静かな演技の中にみせる、微妙ながら雄弁な表現力と表情が素晴らしいかぎりだ。レッドフォードも、心情的にウイリーに同情する保安官を気持ち良さそうに演じている。清廉潔白の法の番人ではなく、暗さを持った人物像となっているキャサリン・ロス、スーザン・クラークによる、彼らを取り巻く女性たちの強さと美しさも作品のアクセントになっている。

とにかくよく走る。

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