おすすめ度 ☆☆☆★
冒頭、出産から6歳までの少年の成長記録が、フラッシュバックされる。
可愛がる母親は、シングルマザー。レストラン勤務。
夫は、別人と結婚、現在息子をめぐって調停中。
公園で、遊ばせているときに、弁護士から電話、ちょっと席を外したすきに、息子は誘拐に遭う。
すぐさま追いかけるが、相手はプロ?
そこから延々カーチェイスが始まる。
ワンテーマの、キッドナッピング。
ハル・ベリー主演。
製作も務めて、まさに彼女のワンウーマン映画。
それにしても、女は強い。
その執拗さ。
手を変え品を変え、困難が襲い掛かる。道路を一人追いかける、ベリーの肉体の強さ。
まあ、苦痛の表情がほとんどなので、いささか息苦しい。
ラストはちょっと拍子抜けだが。
それにしても、アメリカでは子供誘拐事件が多いらしい。
警察も、いささかぬるい対応。
ハルベリー好きには、たまらないだろうが。