ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「チェイサー」、母親は強い、ハル・ベリー渾身の追跡劇!

2018-01-25 11:00:35 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

冒頭、出産から6歳までの少年の成長記録が、フラッシュバックされる。

可愛がる母親は、シングルマザー。レストラン勤務。

夫は、別人と結婚、現在息子をめぐって調停中。

公園で、遊ばせているときに、弁護士から電話、ちょっと席を外したすきに、息子は誘拐に遭う。

すぐさま追いかけるが、相手はプロ?

そこから延々カーチェイスが始まる。

ワンテーマの、キッドナッピング。

ハル・ベリー主演。

製作も務めて、まさに彼女のワンウーマン映画。

それにしても、女は強い。

その執拗さ。

手を変え品を変え、困難が襲い掛かる。道路を一人追いかける、ベリーの肉体の強さ。

まあ、苦痛の表情がほとんどなので、いささか息苦しい。

ラストはちょっと拍子抜けだが。

それにしても、アメリカでは子供誘拐事件が多いらしい。

警察も、いささかぬるい対応。

ハルベリー好きには、たまらないだろうが。

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「GHOUL グール」、チェコ歴代興収№1ホラー!

2018-01-24 17:18:31 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆

チェコ・ウクライナ合作

劇場非公開 R15+

予告動画再生回数130万件超! 『ブレア・ウィッチ』『アンフレンデッド』『テイキング・オブ・デボラ・ローガン』等に続くPOVホラー最新作!

そして不気味なぽポスター。

まあ、宣伝材料は魅力的。特に予告編は、この映画のエッセンスを抽出しているので、結構面白い。

まず、1032年に起きたウクライナのホロドモールの話が出てくる。

これは、ソ連の圧政で住民が飢餓に陥り、多数の死人が出た。人々は、人間の死体をも掘り起こして食したという。

アメリカから来た3人が、この食人のドキュメントを撮影しようと、現存する食人ボリスの取材に訪れる。

映画は、手持ちカメラのへたくそなカメラワークで、めったやたらとカメラを振り回すので、まったく見ずらい。

で、前半は、撮影の段取りをグダグダと述べ、まったく本筋と離れてしまっていてホラーの要素は皆無。

まあ、霊媒師が出てきたり、通訳がまどろこしくて、恐ろしく退屈。

後半も、外に探しに出かけるが、地面に穴が開いて、そこから地下道があってと、やたら走り回る。

脅かしの画面もあるが、本筋と関係なく、食肉シーンもない。

まさに肩透かし。

ウクライナの人たちは、この程度の映画が好みなのだろうか??

ちなみに、監督はチェコ出身のペトル・ヤクル。

表題の「グール」は、残忍な人で、イスラム教の伝説で墓を暴いて死肉を喰うと言われる食屍鬼という意味も。食人種と幅広く解釈しているのか?

 

 

 

 

 

 

 

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ブルーリボン賞発表

2018-01-24 16:36:21 | 映画

東京のスポーツ新聞7社の映画担当記者で構成された東京映画記者会が選定したもの。

第60回ブルーリボン賞は、「あゝ荒野」

その他は、以下の通り

作品賞

「あゝ、荒野」

外国映画賞

ドリーム

監督賞

白石和彌(「彼女がその名を知らない鳥たち」)

主演男優賞

阿部サダヲ(「彼女がその名を知らない鳥たち」)

主演女優賞

新垣結衣(「ミックス。」)

助演男優賞

ユースケ・サンタマリア(「あゝ、荒野」「泥棒役者」)

助演女優賞

斉藤由貴(「三度目の殺人」)

新人賞

石橋静河(「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」)

邦画ベスト10

「あゝ、荒野」
アウトレイジ 最終章
「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」
「彼女がその名を知らない鳥たち」
彼らが本気で編むときは、
君の膵臓をたべたい
愚行録
「3月のライオン」
「三度目の殺人」
帝一の國

洋画ベスト10

怪盗グルーのミニオン大脱走
SING/シング
スター・ウォーズ/最後のジェダイ
ダンケルク
沈黙-サイレンス-
「ドリーム」
美女と野獣
ブレードランナー 2049
ムーンライト
LION/ライオン ~25年目のただいま~
ラ・ラ・ランド
※11作品選定

一般観衆に近い選択。

 

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「スクリーン」執筆者ベストテン

2018-01-24 10:00:45 | 映画

「スクリーン」が発売され、執筆者ベストテンが掲載されている。

ベストワンは、「ドリーム」、女性パワーを見せつけられた。

ベスト2位は、ダンケルクとララランド。

キネマ旬報と違って、大衆目線の評価だ。

そのほかは、

 

第1位 ドリーム
第2位 ダンケルク
第2位(同点) ラ・ラ・ランド
第4位 わたしは、ダニエル・ブレイク
第5位 マンチェスター・バイ・ザ・シー
第5位 メッセージ
第7位 ムーンライト
第8位 ノクターナル・アニマルズ
第9位 パターソン
第10位 ベイビー・ドライバー
次点  ブレードランナー2049

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「ジオストーム」、異常気象で地球がパニック!科学者ジェイクの大活躍!

2018-01-23 18:05:38 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)

地球温暖化が、懸念される今日、未来は、気象衛星でコントロールされ、平穏な日々が送れる社会が来たらいいなと思う。それを実現した本作だが、あらぬ横やりで逆に大パニックに。

それは、この気象衛星が狂いだし、地球のあちこちで気象異常が怒る。

まあ、今までいろんなディザスター映画が作られているが、本作もその一つ。

かなり強引なつくりと、アメリカ大統領批判ともとれる映画なので、アメリカでは不評だったようだ。

アフガニスタンでは、村全体が瞬時に凍り付いてしまうとか、香港では、熱のため火災が発生、軍隊の出動。

東京も、大きなひょうが降って大パニック。

まあ、パニック映画の総集編みたいな映画。(ただ、深く掘り下げられないので、怖さは半減)

話は、むしろ気象衛星のコントロールにあり、システム開発者のジェイクが、単身気象衛星に乗り込み、いろいろ、修理を試みる。

結局、衛星を管理している部門が反乱したことによるのだが、その修復のため危機一髪の場面の頻発。

ストーリーとしては、愛情物語でもあり、まあ、気軽に鑑賞するには面白い映画だ。

ジェイクをジェラルド・バトラーが演じている。

 

 

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「光をくれた人」、灯台守の夫婦と赤ん坊をめぐる悲劇!

2018-01-22 13:22:42 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

アメリカ・オーストラリア・ニュージーランド合作。

原作は、世界42カ国で翻訳され、230万部超のベストセラーを記録した小説「海を照らす光」。原作者は、オーストラリア人のM・L・ステッドマン。

第1次世界大戦後のオーストラリア。孤島ヤヌス・ロックに灯台守として赴任した帰還兵トム。明るく美しい妻イザベルに巡り合い、幸せな日々を送っていた。ただ、二度の流産で島の生活の厳しさに直面していた二人。

そんな時、嵐の日、難破船が流れ着き、男は死んでいたが、赤ん坊が生きていた。

妻は、自分の子として育てたいと、夫を説得。

だが、洗礼式の日、悲しむ実の母を見た夫は、真実に向かおうとする。

やがて、裁判となり、娘は母の元へ返される。

育ての母を慕った娘は家出、母は優しかった夫を思い出し、許しを申し出る。

それぞれが、やむを得ぬ立場で行動するが、そこを納得するかどうかで映画の見方は変わる。

だが、特に、生みの親か育ての親かで、悩むむ娘の立場には涙が出る。

オーストラリアという多民族国家ならではの話であり、日本人には、ちょっとなじめないかもしれない。

主演のマイケル・ファスベンダー、イザベル役のアリシア・ビカンダー、二人がこの映画を契機に結婚しているが、それだけ愛の表現は完璧。

ラストの後日談も納得の出来でした。

監督は、デレク・シアンフランス。孤島の風景が奇麗。

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「ザ・ボディガード」、『ターミネーター』シリーズのスタッフが集結し作り上げたアクションエンターテインメント!

2018-01-21 17:00:03 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

一部劇場公開。

「ターミネーター3」のジョナサン・モストウ監督が「アバター」のサム・ワーシントンを主演に迎え、標的であるはずの女性を守ることになった殺し屋が壮絶な戦いに身を投じる姿を描いたクライムアクション。

ヤク中の殺し屋がターゲット(エラ)を殺せず(娘をだぶらせて)、逆に追手から守ることに。

カーアクション! 格闘! 銃撃戦! NY、スイス、イギリス、フランスを舞台に、サム・ワーシントンがほぼスタントなしで挑んだド迫力のアクション! 

まあ、話に無理はあるが、B級映画としては上出来。

エラ役に「グースバンプス モンスターと秘密の書」のオデイア・ラッシュ。

91分と短いのがよい。


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「嘘八百」、お正月らしい騙しあいのコメディ!

2018-01-20 18:55:53 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆ (’劇場鑑賞)

中井貴一と佐々木蔵之介がダブル主演を務め、「幻の利休の茶器」をめぐって繰り広げられる騙し合いを軽妙に描いたコメディドラマ。

冒頭は、騙し騙されの骨とう品商売。

お宝探偵団で、みかける真贋の話だが、二人のベテラン俳優が、演技合戦でこの騙し騙されを演じている。

後半は、幻の千利休の陶器が発見されたとのことで大金が動く。

その大金をめぐって、これまた芸達者のわき役たちが演技合戦。

「百円の恋」のチームが、オリジナル脚本、演出を担当。原作物にない、オリジナリティが感じられる。

ただ後半、利休の茶器の贋作作りが丁寧に描かれるが、オークションは、端折りすぎ。

結局、家族が絡んで、お宝はどこへやら。

まあ、正月の笑いはこの程度か?

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「ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!」、水深45メートルに埋蔵された3憶ドルの金塊、奪還作戦!

2018-01-19 18:16:05 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

フランス・ドイツ合作

リュック・ベッソンの原案、脚本、製作で、ナチスが残した金塊を手に入れるため奮闘する精鋭部隊を描いたアクションアドベンチャー。

1944年の大戦末期、ドイツ軍はフランスから金塊や絵画など高額美術品を持ち出したが、旧ユーゴスラビアのダム近くで、レジスタンスに遭遇、爆破され、お宝は湖の下に沈んだのだった。

1995年、紛争末期のサラエボ。ネイビーシールズは大活躍、敵将校を拉致、戦車で大暴れ、橋の真ん中で挟み撃ちに会うと、突然発砲、戦車ごと川に飛び込みます。

そこは、ネイビーシールズのお家芸。無事任務をこなします。

この冒頭部分は、かなり見せ場のあるアクションシーンで納得です。

そこから、打ち上げで酒場へ行き酔っぱらっていると。酒場の女性から、湖に沈む金塊の話を持ち掛けられ乗り気になります。

だが、街での大暴れにお目玉として48時間以内に除隊の命が。

一度はあきらめかけるも、釣り鐘を利用した空間で、作業をすればということで、急きょ決行。

だが、時間との戦いと、水中ゆえの作業の困難さで、じりじりした展開に。

敵も、この作戦にかんずき、大攻勢。

まあ、最後は落ち着くのだが、あっけない展開に。

宣伝文句の割には、アクション度の低い、ネイビーシールズでした。

 

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「結婚」、ディーンフジオカが結婚詐欺師を演じています。

2018-01-18 18:00:21 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆

ディーンフジオカ好き ☆☆☆

甘いマスクと口説きで、女を口説き落とす結婚詐欺師。

まさに、ディーンフジオカはまり役。

前半は、このフジオカの罠にはまる女たちの、ラブストーリー。

そして結婚という甘い言葉につられて、まんまと100万円をみついでいきます。

後半は、そのフジオカ扮する古海の生い立ちの秘密が明らかに。

女たちは、詐欺被害者会を作って、古海に談判。

まあ、フジオカのためのフジオカの映画。

フジオカ自ら作曲、歌唱。

NHK朝ドラ担当が演出。どうりで朝ドラっぽい。ただ、ちょっと色気が多いけどね。

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