野庭すずかけ公園の改修が今日終わったので見てきました。ブランコと鉄棒を新調したと聞いていたので、配置の改善が行われたか期待したが、ただ新調しただけでした。折角の新調ですから滑り台のある南の芝生広場につくれば、北の運動広場が広々し、夏祭りなどがやりやすくなったのにと思いました。
ダスト鋪装された北の運動広場 奥の方、中央部にブランコ、右手に鉄棒があります。運動広場を狭くしています。写真左手および右手に枠が見えますが、この中に巨木が植わっています。広場の周辺に近いとはいえ、まだ広場の中と言うべきで、広場を狭くしています。ここで夏祭りが行われます。テントはこの広場の周辺にはられます。
南の芝生広場と北の運動広場の間にパーゴラがあったが、同じ場所でパーゴラも新調されました。パーゴラの下にはテーブルと椅子が置かれています。屋根が太陽光を遮る構造になっているので十分憩える場所になっており、よくなりました。
右が芝生広場、左がダスト舗装された運動広場になっています。
インターロッキング舗装広場をつくっていたので、移動販売車が入れるような青空市場用広場ができたか期待したが、これも正門付近の舗装をやり直しただけで、公園に新機能を加えたものではありませんでした。広さがなく、青空市場はできません。しかし、インターロッキング舗装は参考になります。降った雨は、インターロッキングを浸透するのではなく、表面を流れて正門から道路に溢流する仕組みです。この方が、自動車が入っても舗装にがたがきません。
正門付近のインターロッキング舗装
写真の左下が灰色になっていますが、北のダスト舗装広場(運動広場)の南西端です。運動広場に降った雨がすべて運動広場の地下に浸透拡散するかわかりません。大雨の場合は運動広場からインターロッキング舗装の上を流れて正門に向って溢流する仕組みにしたのでしょう。雨水桝があるようですが、仮にダスト(粒度の粗い砂状のもの)が詰まって排水機能を失っても雨水が道路に溢流すれば水はけは問題ありません。ダストはインターロッキング舗装の手前のわずかな段差で流失を押さえられます。
(注)現在の西洗公園の北の運動広場の排水は、雨水桝がまったく機能していないので町のボランティアが広場の勾配を工夫して、雨水は正門から道路に溢流するようにしています。それなのに、最近、港南土木事務所が、貯留浸透施設を広場南東部に設け、水はけを悪くしてしまいました。対策はまだ聞いていません。現時点では正門から道路へ溢流させる考えが最善と思います。