西洗自治会には福祉文化部があります。班があります。西洗福祉サポーターズという特別委員会があります。福祉サポーターズは大勢います。自治会傘下の日限山いぶき会(老人会)には友愛活動員が大勢います。関係が深い人・組織として民生委員がおり、横浜市日限山地域ケアプラザ、ひぎり地区社会福祉協議会、NPO総ぐるみ福祉の会があります。
日限山4丁目は福祉は万全の体制に見えます。ところが現実は、介護保険料をちゃんと納めているのに介護サービスも受けることができず、苦悩して生きている要介護の人がいます。
誰か生活力がある家族が近くにいればいいが、いない孤独要介護者、特に神経・精神が衰えた要介護者は孤独死する恐れが大きくなります。
日限山4丁目でも孤独死した人がいました。ご兄弟のかたが定期的に電話をかけ、安否確認をやっていたので、比較的早く孤独死を発見できました。しかし、近所は何も気づきませんでした。
ご兄弟のかたは、自治会の班長にも連絡せず、内々で処理しました。近所も班も自治会も何も気づかず、しばらく時が流れました。
最近は日限山3丁目でも孤独死した人がいました。
4丁目だって3丁目だって経済的には比較的恵まれている人が住んでいると思うのですが、どこか福祉に問題があるように思います。
いろいろな組織をつくったり、向こう三軒両隣の助け合いが大切とみんな言うのですが、実践に慣れていないと思います。実践とは具体的には何か情報知識がないと思います。人間関係づくりができていないと思います。
孤独が気が楽でいいという雰囲気すらあります。隣人のことを考えなくてすむ方が気が楽でいいという雰囲気すらあります。