昔は自治会班長になると何らかの役を兼務し、町の仕事をやらされるという形でした。班長が若い人が多い時代はこの仕組みで町の仕事ができましたが、老人割合が多い今はできません。そこで最近10年は自治会役員と町のボランティアが協力して町の仕事をこなす体制を追求してきました。自治会の夏祭り、防災活動、西洗公園掃除などは成功例です。福祉活動、防犯活動、大通りの掃除などは町のボランティアが主体的に活動しています。大きな行事では自治会は一般住民まで募集して町の仕事をこなすようになっています。
ところで、自治会は町のボランティア活動を積極的に高齢化対策として活用することを考えてみてはどうでしょうか。老人が町のボランティア活動に自主的に参加する雰囲気をつくるといいと思います。
一番老人が日々参加しやすいボランティア活動は西洗公園の掃除ではないでしょうか。月1,2回の当番班による掃除では到底公園をきれいに保つことができません。公園の出入口の部分や内外のL字溝に砂泥や落ち葉がたまっていると公園管理ができていない印象を与えます。雑草が生い茂っているとみすぼらしい感じがします。
公園は毎日の掃除が理想です。公園の周りの道路は道路沿いの家の方がほぼ毎日掃除をしてくれます。しかし、彼らがやって当然とするのは問題です。
1回1人の作業量が少なくても大勢の老人が自分の健康法と思って月1回でも週1回でも毎日でも自発的に朝早目に公園に来て掃除をやってくれると見違えるように公園は美しくなると思います。
公園ボランティア活動をやると、西洗公園が好きになって公園をたまり場や運動に利用するようになるかもしれません。健康法にも、町の人との交流にも有効ではないでしょうか。
ちょっと管理がむずかいのは掃除道具をどう用意するかです。生活環境部が毎朝公園倉庫を開けて公園ボランティアの世話をすることは不可能です。倉庫の鍵を番号合わせであく鍵にし、公園ボランティアに登録してもらい、鍵の番号を教え、また使い終わった道具の手入れ、整理整頓を教えるようにするといいと思います。公園ボランティア組織をつくってもいいですが、日時を決めて掃除をやるような仕組みより、やりたいときにやれるような自由な仕組みの方が老人には活動しやすいかもしれません。
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