西洗自治会は50年前に誕生した都市部の新町の自治会です。50年前の班編成がそのまま使われているが、現在深刻な問題が出ています。班長になることを嫌う人が続出です。1年交代当番制が原則ですが、班長になるのは嫌だから自治会を脱会するという人が増えつつあります。
高齢化し、班長・役員の仕事は無理ということで、班の中の、数少ない若い人に班長の仕事が高頻度で回ってきます。現在の班編成は、班長をやると言う元気老人を含めても、班長を引受ける班員の数のばらつきが非常に大きいため、班員の不満が爆発しています。
班再編が必要という意見が増えていますが、この問題に取り組む人がいないようで不平不満が爆発するようになっています。
自治会が町から有志をつのり、班再編委員会を設け、短期に結論を出すのではなく、討論を続け、討論内容を町に流し続け、ときどきアンケート調査も行いながら、世代交代も待って、つまり、息長く町の意見が収斂するのを待って、圧倒的多数で新班編成を決めるということでいいのではないでしょうか。
私は道路を挟んで向かい合った家からなる、近所の助け合いブロックを基本構造とする班編成を提案します。現在の道路で囲まれたブロックを基本とする班編成は、班員のコミュニケーションが希薄でよくないと思っています。
なお、「近所の助け合いブロック」は、西洗火消しの会が、消火栓を使った初期消火の訓練単位に使っており、すでに10年ぐらいの実績があるが、特にこのブロックについて自治会員から不満は出ていません。この「近所の助け合いブロック」を班に改善することが望ましいと思っています。合理的であり、自治会員が納得しやすい班再編ではないでしょうか。
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