
この写真は2025年3月10日(月)朝、西洗公園正門(北門)近くのごみ集積場所(この日は缶びん収集日)をとったものです。公園にごみが不法投棄された印象を受けませんか。ごみは公園の柵の外側ですが、実は公園の縁(へり)、つまり公園の中です。ごみ集積場所が人の家の前だったら、縁ですが、人の家の中にごみを置いている行為ですね。公園から見れば失礼ですね。公園の前だって、人の家の前だって同じでしょう。公園は軽視していいというものではないでしょう。
道路のごみ集積場所は十字路の角から5mは離せという規則が横浜市にあると聞いていますが、ここはどうなっているのでしょうか。
もう5年以上前のことですが、このごみ集積場所が市から表彰されたそうです。まさかと思いませんか。私は仰天ですね。市はおかしいですね。
50年前、京急が日限山(4)の大規模宅地造成をやったとき、市はゴミ収集をどうやるかまったく検討しませんでした。空き地が多かった時代は、空き地がある十字路の角地が勝手にごみ集積場所にされていました。現在「粗大ごみ」と言われているものもここに捨てられました。まだ使えるものがあると拾って使った人も多かったと聞いています。
空き地がなくなった今はこれは不可能です。市は、ごみを資源と考え、市民に分別ごみ出しを指導し、リサイクルに力を入れるようになりました。ごみを減らすという目的も大きな目的になっています。ごみ資源化という都市型新事業の追求と、ごみ減量の一挙両得を狙っています。
また数十軒の家からなるグループを設け、町の道路の要所要所にごみ集積場所を設けること、またグループ内で、1年単位で場所(家の前)を変えることを認めました。
このごみ集積場所問題が次第に大きな問題になってきました。たとえば、道路に面した家の間口が狭い家が増えていますが、当番で家の前がごみ集積場所になると、駐車場に車を出し入れするのが不便になります。グループ内で平等に責務を果たせないという問題、グループに入れてもらえないという問題が生じているようです。
このような家は家の前ではないごみ集積場所を探します。公園の前、都市計画道路の前は、当然ターゲットになります。
家の前ではないごみ集積場所は利用者が増えているようです。必然ですが、当番制、清掃、整理整頓がおかしくなります。管理がいい加減になります。すると、ごみ収集車が来たあとの清掃、空のポリバケツの整理整頓ができていない問題が生じます。
早晩、ごみ収集車が、1軒1軒、家を回ってごみ収集を行う時代が来そうです。横浜でも新聞紙や段ボール箱の回収は、すでにごみ収集車が1軒1軒回っていますね。ほかの自治体で普通ごみでもそうしているところは増えています。
ごみの資源化事業(都市型新事業)を壮大に展開している横浜です。1軒1軒回ってごみを集める程度のシステムは実行すべきでしょう。事業のコストに入れて採算性を追求すべきと思います。市民に甘えたごみ資源化事業ではいけないと思います。
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