日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

お線香が火事の原因?

2024年01月09日 | 社会
60年弱前、独身の頃、私は東京都文京区音羽に住んでいました。見晴らしのいい丘の上で、東に鳩山邸がよく見えました。

昨日火災で焼失した約800㎡の田中角栄邸の位置については実は今まで誤解していました。お茶の水女子大学の西側に緑地がありましたが、その中にあると思い込んでいました。今、椿山荘のすぐ西側、学習院大学の東側にあると知りました。田中邸の前の大通りはよく歩いていたのに、思い込みがわざわいして気付きませんでした。

田中邸は、家の周りに緑空間があった、無風だったなどが幸いし、田中邸だけが焼け落ちて大火にはなりませんでした。

この田中邸は4人が住んでいたようです。田中角栄元総理の仏壇にお線香をあげていたのでしょう。そのお線香が火事の原因ではないかと言われています。お線香はお線香皿の灰にさしてあったと思いますが、倒れて、木部、紙、あるいは畳などと接触を続け、火炎を上げるに至ったのでしょうか。

お線香の小さな火も、火事の原因になります。どんな小さな火種も目を離していると危険ということがわかります。

私は仏壇を持たず、お線香をたく習慣はありません。香をたく習慣もありません。しかし夏は蚊取り線香をよく使います。蚊取り線香は、立てて使うのではなく、ロックウールをしいた線香皿に寝かせて使っています。線香皿の底は金属です。熱くなると、皿を置いた床などが焦げる恐れがあるので自分で断熱材を底に取り付けて使っています。また、蚊取り線香は一巻き使うのではなく、5cmぐらいに折って使い、部屋に一度煙が満ち、蚊がいなくなればいいという考えです。

ここまで注意しても紙がまって線香皿をおおうようなことが起これば紙に着火します。そこで部屋に舞いそうな紙がないかも注意しています。

しかし真の問題は、人間にはこうした注意がとぎれることがあることですね。慣れっこになっていた、疲れていた、考えごとをしていた、ほかの仕事を急いでいた、眠くて寝てしまったなどです。

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