日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

港南区長になりたい人は多い、西洗自治会長になりたい人は少ない。この違いは何か

2024年11月18日 | 社会

一番大きい違いは、区長職は有償、自治会長職は無償ということでしょう。町・街(まち)は市街の小区域で、その長は、無償職でいいと考えられている職です。つまり自治会長職は無償でもできる仕事量・質ということになります。

区では、法律があり、その法律の下に全ての人が位置することが義務付けられます。区内に住みながら、法律に違反すると罰されます。区長は、区で法律が守られるよう仕事をする上に、区の住民が幸福になるように区の問題解決・改善・改革の仕事があります。重責です。

町には、通常、町規約があり、自治会長は町規約が守られるように仕事をしますが、規約に反対する住民は自治会脱退の自由があります。町の問題解決・改善・改革の仕事は、やった方がいいが、やることができなくてもしょうがないという仕事でしょう。

問題は、下手をすると、陰で、無能・迷惑自治会長と批判されたり、1年で交代してほしいと思われたりしてしまうことがあります。無償なのに住民から悪評を受けてしまいやすいのでつらい仕事です。歴代自治会長の中には、住民に反対運動を起こされた人もいました。この人はすでに、故人ですが、自治会を脱会する羽目になりました。

ところで日限山4丁目では、今、西洗自治会を脱会する会員が増える傾向にあります。班長になりたくない、西洗自治会役員(特に会長)になりたくないという理由が多くなっていると思います。老病に苦しんでいる人、事業・仕事が非常に忙しい、あるいは夫婦共稼ぎで非常に忙しい人、その上に社会的孤立で、絶対班長にならないと決心している人が増えています。

そこへ、2020年の自治会総会で、月100円払えば、班長職を免除するという雰囲気を町につくりやすい新規約をつくってしまいました。自治会員でありながら町のことを考えない「非協力会員」が増えているのではないかと心配です。

自治会規約には「協力会員」という資格の人はいないのですが、規約で月100円のことを協力費と呼んでいるので、現自治会が、協力費を払っている人を、永続的な資格であるかのように思い、協力会員と呼び、さらに「協力」と言う言葉がいい響きなので、いいことかのように「協力会員」勧誘的な言動を続けています。結果、ある班では班長になる人がいないと言い出してしまいました。

問題の新規約がすでに5年も続いています。問題ははっきりしてきたと思います。町(まち)とは何か原点に立ちかえってほしいと思います。日限山4丁目で成長した人が、この町はまだ伝統文化なき新町であっても、自分を育んだのは日限山4丁目、日限山4丁目は自分の故郷と思うようになってほしいと祈ります。老若男女、病気の有無関係なく、暇の有無関係なく、少なくとも心は町のことを考える人であれと祈ります。

私は人生最後の町の仕事として、西洗公園園丁の仕事を選びました。面積4300㎡、樹木公園、芝生公園、遊具公園、運動公園の特長をバランスよくもつ西洗公園は大公園の風格を持っています。市は街区公園(まちなかの公園)と、公園として一番下の格に位置付けていますが、日限山4丁目の住民は市に感謝すべきです。間違いなく、西洗公園は町の中核施設です。そうなります。町の人々の居場所、活動場所としての効用が高まり、日限山4丁目で育った人にとって忘れることができない故郷の思い出となるでしょう。

日限山4丁目の住民は日限山中学校もだいじにしなければなりません。生き生きとした人材がこの学校から誕生するように祈り、支援し、協働する関係を構築しましょう。

公園でも学校でも近くに住んで、複雑な心理に落ちこむ人が出ますが、問題解決の工夫努力、そして妥協が重要です。

町づくり、故郷づくりにみんな協働し、この町で幸福になりましょう。


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