今日午前、日限山中学校地域防災拠点運営委員会による防災訓練がありました。大地震が来たら日限山3・4丁目も地獄になり、地獄が続くと思いました。これなら町は安心とまったく思えない防災体制だからです。
問題は横浜市の防災対策が、非常に遅れ、各地域防災拠点運営委員会を指導できていないことにあると思います。
具体的に言いますと、「はまっこトイレ」と呼ばれている災害時下水道直結式仮設トイレの特殊下水管が中学校校庭に設置され、昨年から使えるようになったが、使う水は、中学校のプールの水です。約500人使ったら排水と注水を行います。中学校に避難した人だけでなく、自宅にとどまった人も自宅のトイレは使えません。簡便ツールを持っていて使う人もいると思いますが、中学校に来て仮設トイレを使う人もいるでしょう。日限山3・4丁目は、人口4000人ちょっとです。1日500人は中学校の仮設トイレを使うのではないでしょうか。
1回水交換でプールの水をどれくらい使うか説明員に聞きました。1/3使うとのことでした。この仮設トイレは3日、あるい数日しか使えないことがわかります。
使えなくなったらどうするかと説明員に聞きました。返事はありませんでした。横浜市はどうするのでしょうか。横浜市は、大丈夫ですよ、次の対策をちゃんと考えてありますと言えるでしょうか。
幸い、中学校の南側は広大な都市計画道路予定地が未開発のままです。今大地震がきたら、この土地に、昔の便つぼ式ですが、仮設トイレを設置できます。しかし、こんな対策も委員会は考えていません。
一時が万事。委員会は、現実を想定して防災訓練を企画していません。
体制に無理があります。1年交代当番制で出てきた班長が、委員会の委員です。普段、町の防災のことを考えていません。町の防災に関する経験知識がありません。無理です。それなのに、何度聞いても、不条理と思うが、委員会は、決して西洗自治会火消しの会を活用しません。2019年まで西洗自治会西洗家庭防災員の会があったが、やはり活用しませんでした。
防災ボランティア組織が班長達と協働すると、班長達が使われる立場になり、班長達が嫌がるとの説、港南プラザ自治会と西洗自治会では防災ボランティア組織に違いがあり、これらの組織は協働できず、うまく委員会を運営できないとの説など次元が低い情報が流れています。
港南プラザ自治会も西洗自治会も大地震のこわさがわかっていないですね。
本当に大地震が来たら、班長、防災ボランティア関係なく、町の有志が、集まって協働して、火事場の馬鹿力でできる範囲で避難所を運営することになるでしょう。しかし想像以上に厳しい状態になると予想します。
(注)関東に大地震が来たら、東京を首都とする国、東京都、県、市は、機能するでしょうか。横浜市は機能するでしょうか。大阪、名古屋などは関東を助けることができるでしょうか。アメリカ、国連などが動くことになるのではないかと思います。
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