MAKIKYUのページ

MAKIKYUの公共交通を主体とした気紛れなページ。
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汽車の走るテーマパーク「エコランド」園内の様子

2015-02-22 | 海外その他

一月程前に「MAKIKYUのページ」では、済州島内にあるエコランド内を走る汽車に関して取り上げましたが、今日はその続編として園内の様子などを取り上げたいと思います。


エコランドは済州市中心部から南朝路(Namcheoro)を経由し、西帰浦(Sogwipo)へ向かう市外バス(730番)で約20分程、済州市街地の南東に位置しています。

園内を走る汽車に乗り、途中下車しながら各駅周辺の散策を楽しむスタイルのテーマパークですので、専ら屋外行動となり、園内の汽車も当然空調車ではありませんので、雨天時や猛暑・酷寒機などは余り…と感じます。

ただ陽気の良い時期に済州を訪問する機会があれば、訪問するのも悪くないと感じ、昨年初夏にMAKIKYUが訪問した際も「暑くも寒くもなく、天候も悪くない」状況でしたが、済州滞在日を何日か確保できるのであれば、訪問日を予め確定させず、何日かの候補日で天候の良い日を選んで訪問した方が…と感じます。

エコランドの入場料は大人1名で12000W、決して安いとは言えない金額ですが、MAKIKYUが済州への足として利用したJHフェリー(全羅南道・長興~済州・城山)の乗船日から1週間以内の使用済乗船券提示で500W割引となっており、他にも各交通機関の中には同種の特典を設けている所もある様ですので、この様な特典が利用できれば多少割安になります。

12000Wもの入場料を払い、汽車を乗り通しておしまいと言うのは少々勿体無く、園内も散策するとなると結構な時間を要します。

MAKIKYUは市外バスターミナルで済州名物コギククスの昼食を済ませ、昼過ぎに市外バスでエコランドへ向かい入場した後は、閉園時刻が迫る17時頃(時期によって閉園時刻は異なります)まで園内を散策・見物していたものでした。


園内では日本語は殆ど通用せず、日本人の訪問自体も余り多くないのでは…と感じたものでしたが、入場券売り場の案内などは4ヶ国語表記、日本語のパンフも用意されており、一応日本人観光客の訪問も想定している様な雰囲気でした。
(外国人は済州島のみ中国人がノービザ訪問可能な事もあってか、中国からの訪問が圧倒的に多いと見受けられ、島内にある他の観光地でも、中国からの観光客を多数見かけたものでした)


園内はエコブリッジ駅~レイクサイド駅間を除くと、各駅間を徒歩で移動する事は基本的に不可能となっており、列車も片方向のみの運行、そして起終点のメイン駅へ戻ってきたら退場→再入場制度なしですので、先の駅へ行ったら手前に戻る事は…という状況なのは要注意です。

途中駅は…

 
エコブリッジ駅→駅前から水上通路を使って湖を横断する散策コース~レイクサイド駅へ到達

 
レイクサイド駅→周辺に湖の畔に風車などが存在

 
ピクニックガーデン駅→駅前を起点に1周30~40分程度の森林浴をしながらの散策コースが存在


グリーン&ローズガーデン駅→駅近くにバラなどの庭園が存在

となっており、グリーン&ローズガーデン駅は季節駅(時期によっては通過)となっています。


汽車は蛇がとぐろを巻いているかの如くと言った雰囲気の曲線が至る所に存在し、敢えて距離を稼ぐ事で、園内の大きさの割には汽車への乗車や車窓が楽しめる様になっていると感じられ、乗車中には写真の様な光景も至る所で…という状況でした。

またピクニックガーデン駅は、駅前からも列車の編成写真撮影が最も容易と感じ、森林浴をしながらの散策コースも含め、個人的には園内で最もおススメのポイントと感じたものでした。


ピクニックガーデン駅を起点とする散策コース途中には無人カフェ(有料でセルフサービスのインスタントコーヒーなどもあり)も設けられ、無人カフェの建物脇にはハンモック(80kg以内の注意書きあり)もあるなど、リゾートの島へ来たらこんな所でゆっくりと過ごすのも…と感じる雰囲気でした。


MAKIKYUも散策途中ここで一休み、ハンモック利用は初めてでしたが、その気になればエコランドの園内に一日滞在する事も…と感じたものでした。

済州島で汽車(鉄道)に乗車できる所という意味でも、興味があれば訪問価値ありと思いますが、園内でも食事は可能なものの、内容が限られており済州名物などは…と感じたのと、メイン駅へ一度戻ってしまうと再入場できないシステムは、今後改善の余地ありと感じたものでした。


済州島城山・民泊の様子と城山日出峯

2014-11-22 | 海外その他

先日「MAKIKYUのページ」では、韓国全羅南道・長興(Jangheung)~済州島・城山(Songsan)間を結ぶJHフェリー「オレンジ1号」に関して取り上げましたが、城山は世界遺産にも指定された「城山日出峯(Songsan-Ilchulbong)」がある事でも知られています。

ただ韓国本土~済州島間を結ぶ旅客航路は、大半が済州島最大の都市・済州市にある済州港を発着しており、MAKIKYUは不要不急の旅行ではとても利用する気にはなれないのですが、航空利用者が利用する済州国際空港も、済州市内に位置しています。
(済州国際空港は韓国内だけでなく、日本や中国などと済州を直結する航空便もあり、本土の韓国人が済州島を訪問する際にも、フェリーや高速船ではなく、わざわざ済州国際空港を発着する航空機を利用する事も結構ある様です)

そのため旅客航路(船)と航空便(飛行機)のどちらを利用するとしても、韓国本土から済州へ足を運ぶ場合、大抵まず済州市に足を踏み入れる事になります。

外国人旅行者が済州を初訪問する際、最初に城山に入るという事例は余りない様ですが、MAKIKYUが済州島に初上陸した初日は、城山に宿泊しましたので、済州市初訪問は上陸翌日と言う状況でした。

城山も港と著名な観光地「城山日出峯」、街の中心部はそれぞれ車で5~10分程度の距離があり、城山港を発着する路線バス(済州行市外バス)も、運行本数は毎時1~2本と限られていますので、公共交通の便は余り芳しいとは言い難いのが現状です。

おまけに城山港を発着する市外バスは、サイズもやや小さめの車両を充当している事もあってか、フェリー到着後すぐの便は始発の時点で乗客が乗りきれない程でした。

10分程歩いた所にある「城山港入口」バス停まで移動すれば、島内の海岸線付近を1周する道路の東半分を半周し、済州~西帰浦(Seogwipo)間を運行する市外バスが、概ね20分間隔程度で走っていますので、これを利用すれば日出峯入口などへ容易に移動する事ができ、この路線もJHフェリー発着時刻に近い便は港に入れば…と感じたものでした。


城山の宿泊施設は、有名な観光地「城山日出峯」付近に多数あり、MAKIKYUが「日出峯入口」で市外バスを降りてから日出峯の方に歩いていると、こちらから探すまでもなく民泊の客引きに声をかけられる程でした。


訪韓回数2桁に達したMAKIKYUも、民泊の利用は初めてでしたが、25000Wの言い値に対して割引を求めたら20000Wで交渉が成立、部屋内にトイレ・シャワーがない事などを踏まえると、値段的にはこの程度なのでは…と感じる所です。
(ただシャワー個室はきちんと暖かいお湯も使え、部屋の広さや綺麗さなども考慮すると、旅人宿などよりはずっと快適で、設備的にはMAKIKYUが韓国旅行で良く使う旅館やモーテルと大差なしと言った所でした)


宿泊場所を確保して重い荷物を部屋に置いた後は、有名な城山日出峯へ足を運び、19時過ぎながらもまだ明るい事もあり、2000Wの入場料を払って登ったものでした。


入口の電光案内では韓国語だけでなく、「Welcome」「ようこそ」「歓迎光臨」などの表示も出ている辺りは、世界遺産に認定される程の観光地ならではと感じます。


入口付近にも「城山日出峯」の石碑と共に、世界遺産認定のプレートなども見受けられ、バックに日出峯も映る事から、記念撮影ポイントにもなっていますが、昼間に比べれば観光客の数は少ないとは言えども、結構な数の入場者が見受けられたものでした。
(翌日午前中に入口付近を通った際には、中国人団体などが多数押し寄せてかなりの混雑ぶりでした)


日出峯の登頂は頂上まで30分程、高さは190m程度ながらも、頂上に近付くほど道程は険しくなり、日頃余り運動していないMAKIKYUとしては「意外とハード」に感じたものでした。


ただ登頂途中や下山中に眺める城山の街並みをはじめ、頂上から眺める日出峯の景観なども絶景ですが、できれば暑い夏の昼間と悪天候時はなるべく控えた方が…とも感じたものでした。

 
ちなみに手持ちのカメラでは、日出峯頂上から全景を綺麗に撮影する事は…という状況でしたが、入場券は空中から眺めた城山日出峯の全景写真入りとなっており、この画像を見ると城山日出峯の独特な雰囲気を実感できるかと思います。


空を飛ぶのがダメなMAKIKYUとしては、さすがにヘリコプターや気球などで空中を漂ってまで、この写真の景観を眺めたいとは思いませんが、日出峯はすぐ近くだけでなく、少し離れた所から眺める姿(写真は市外バス車中より撮影)も結構な存在感があると感じたものでした。

済州島訪問の計画当初は、城山日出峯は行くかどうか迷っていた状況でしたが、城山で実際に姿を見ると惹き付けられる雰囲気があり、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様方も城山まで足を運ぶ機会がありましたら、是非一度は…とも感じたものでした。


議政府名物・部隊チゲ~議政府以外でも時折見かけますが…

2014-03-10 | 海外その他

先日「MAKIKYUのページ」では、白馬高地まで延伸された京元線通勤列車や、これに関連する記事を公開しましたが、MAKIKYUが12月に白馬高地駅を訪問し、その後ソウル市内へ帰還する際には、途中で夕食時となったものでした。

腹を空かしていた事もあり、東豆川方面からソウル市内へ向かう1号線広域電鉄の電車を、途中の議政府(Uijeongbu)駅で下車し、同駅周辺で夕食を探しましたが、議政府は「部隊(Budae)チゲ」で有名な所で、部隊チゲの店はないだろうかと街中を探したものでした。

ちなみに「部隊チゲ」とは、米軍部隊が保有していた物資を使った事から、この様な名前が付いたと言われており、ソーセージなどの洋食食材と、韓国料理を融合した様なものです。

この様な料理が名物になるのも、北韓に近く在韓米軍部隊の駐留する議政府らしいと感じますが、議政府は部隊チゲで有名な割には、駅周辺には部隊チゲを専門としている店は余り…という状況でした。

ただ多数の店舗が集まる駅東側を20~30分程度ぶらぶらしていると、「スフン部隊チゲ」と名乗る店を見つけたものでした。


店の外にある看板などを見ると、正面は「30年 伝統」と書かれているのに対し、右側は「40年 伝統」と表記されており、一体どちらが正しいのか…と感じる状況です。

とはいえどちらにしてもそこそこの実績はありそうな雰囲気で、店の中もそこそこ賑わっている様に見受けられましたので、どんなものか気になり立ち寄ったものでした。

部隊チゲに限らず、韓国では鍋物などは大鍋を大人数で…というメニューも多く、注文は2人以上からという事もしばしば、専ら1人旅のMAKIKYUにとっては、選択肢が若干少なくなってしまうのですが、ここでは1人でも注文可能でしたので、部隊チゲを注文したものでした。


元祖部隊チゲは7000W、これに好みでトッピングの追加を行う事もでき、MAKIKYUはチーズ入り(+1000W)を注文、他にベーコン入りなどもありましたが、チーズは溶けて意外と食感は…という印象を受けたものでした。

ただ本場で部隊チゲを専門にしているという事もあってか、個人的にはこの店の部隊チゲは悪くない味と感じ、一緒に出されるおかずも結構口に合うと感じたものでした。
(韓国では美味しいと言われる店は、メインの品と共にキムチなどのおかずも美味しい事が多い様です)

部隊チゲ自体はソウルなど他都市でも時折見かけますが、本場・議政府まで足を運んだらまた食べても…と感じたものでした。


またこの店は過去に現地TV番組(Good morning大韓民国と言う番組の様です)でも取り上げられた事がある様で、その事を示す案内も見受けられたものでしたが、12月の韓国旅行では他にも2箇所の飲食店で同種の案内を目撃したものでした。

この手の案内が出ている店は、食事の内容や価格などを考えると、個人的にどれもそこそこ当たりと感じましたので、どの店に入ろうか迷う時などは、店選び指標の一つにしても…と感じたものでした。


ほんと おいしい タコヤキ~韓国ではコチュジャンが…

2012-06-21 | 海外その他

先日「MAKIKYUのページ」では、釜山市内と隣接する金海市の間で昨年走り始めた「釜山-金海軽電鉄」に関して取り上げましたが、MAKIKYUが2月にこの新路線に乗車し、終点の加耶大(Gaya Univ.)駅で下車した後、駅前のバス停付近でたこ焼きの移動販売車を見かけたものでした。


たこ焼きと言うと、日本でも関西をはじめ、全国各地で親しまれている軽食の一つで、韓国でも街中で時折販売している姿を見かけますが、この移動販売車には日本語で「ほんと おいしい タコヤキ」と書かれており、MAKIKYUはまだ韓国でたこ焼きを食べた事がなくて気になりましたので、試しにこのたこ焼きを購入してみたものでした。


たこ焼きの作り方は「日本大阪の名物」を名乗っている程ですので、日本でよく見かけるものと変わらず、具材にニンジンが入っている辺りがこの移動販売車の独自性(?)と言った所です。


この移動販売車での値段は6個で2000W・11個3000W・18個5000Wの3種類で、数が多い程1個当りの単価が下がるのですが、1人で18個はさすがに多過ぎ、6個入り(日本でたこ焼きを購入する時は、大抵この位の数が多いですが…)では1個当りの単価が随分割高に…という事で、11個3000Wで注文したものでした。


出てきたたこ焼きは、見た目こそ日本のたこ焼きと大差ないものの、マヨネーズとソースではなく、ソースの代わりにコチュジャンが付いているのが大きな特徴で、韓国らしい地域性が現れていると感じたものでした。

いっそのこと具材にキムチでも入れれば更に地域性が…とも感じますが、韓国は元々の物価が日本より割安な上に、現在のウォン安もあって尚更の感がありますので、機会があればまた購入して食すのも…と感じたものでした。


KTXでビビンバ弁当を~テイクアウトは5分で!

2011-05-26 | 海外その他

2月にMAKIKYUが韓国へ出向いた際には、1週間の日程で入出国地の釜山や、Seoulとその近郊の京畿道(Gyonggi-do)などの首都圏をはじめ、地方にも若干足を伸ばした事もあり、非常に慌しい旅行となったものでした。
(色々足を運びたい所があり、旅行に出るとバタバタと慌しくなるのは、いつもの事なのですが…)

そのため場合によっては食事の時間すら…と言う事もあり、韓国へ足を運んだ際にも、列車の乗車間際にコンビニでおにぎり(三角キムパプ)などを購入して車内に持参して…といった事も多く、この様な話を旅行後にすると、「海外まで行って…」と呆れられる事も多いものです。

2月の旅行でもこの様な事は何度もあり、旅行の終わり頃に大田(Daejeon)を廻っていた際にも、夕方に大田を出発して釜山方面へ向かう列車に乗車する際には、昼食を食べ損ねている上に、乗車列車の発車10分前頃に駅構内へ足を踏み入れた際に食事の調達すらまだ出来ていない有様でした。


そんな時に目に留まったのが、「KTXでビビンバ弁当を~テイクアウトは5分で!」という宣伝広告でした。

2月の旅行ではMAKIKYUの韓国旅行では珍しく、食の宝庫として知られ、ビビンバの本場と言われる全州(Jeonju)などの全羅道方面へ足を運んでいなかった事もあり、ビビンバは韓国へ来てからまだ食べておらず、ビビンバのテイクアウトがすぐに出来るのならば面白そうと言う事で、この広告を出している店に入り、持ち帰り用のビビンバ弁当を注文したものでした。


ちなみにこの宣伝広告を出していた店は、後に箸袋に書かれているHPを見たら、Seoulをはじめ、韓国各地で店舗を展開しているチェーン店で、大田市内には大田駅以外にも街中に幾つかの店舗を構えるほか、KORAIL駅舎内も大田駅だけに限らず、Seoulや東大邸(Dong-Daegu)など幾つかの駅で営業しています。

ただビビンバの本場と言える全羅道方面の店舗は僅か…と言う状況で、特にビビンバで最も有名な街として知られ、全羅北道の道庁所在都市・全州市には一店舗も…という状況でした。

ここでMAKIKYUが注文したメニューは比較的具材が少なく、価格も安い方の部類に入るナムルビビンバで、店内にあるメニューは韓国語だけでなく、英語や日本語の併記がありました。

そのため韓国に不慣れな外国人旅行者でも、Take outと告げてメニューを指差すだけでも注文可能、外国人の利用もそれなりに想定されるKTX発着主要駅で営業している店らしいと感じたもので、街中にある一般飲食店などよりもメニューの注文は容易です。

5500Wという値段も、内容的には市価の標準~やや上といった感じで、街中の一般飲食店よりややこぎれいで格上の店と言う雰囲気でしたが、他にカルビなどの肉類や、海老などの海鮮類が入るメニューなどもあり、8000W程度の少々高級なビビンバも多数ありました。

 
また注文した持ち帰り用のビビンバ(ビビンバ弁当)は、使い捨ての専用容器に入れられ、整然と盛り付けられた具材とご飯、別容器のコチュジャンなどを食事の際に自分で混ぜる様になっており、MAKIKYUはこれを列車内で堪能したものでした。

この時は大田に到着した際、丁度良い時間に釜山方面へ向かうムグンファ号列車があったものの、旅行中にセマウル号にはまだ乗車していない事もあり、一度位はセマウル号にも…という事で、わざわざ東大邸までは先行するセマウル号、その先はムグンファ号と言う妙な乗車券の買い方をしていたのですが、この事が功を奏したと感じたものでした。

というのも、KORAILの中長距離列車は、高速列車KTXは各座席に背面テーブル(日本のJRで一般的なスタイルのテーブルとは異なるタイプです)が設けられ、セマウル号も座席肘掛部分に収納式のテーブルが設けられています。

しかしながらムグンファ号の座席にはテーブルの設置がなく、手で持つか床に置いて…という状況になってしまうからで、店の告知広告も「列車内で…」ではなく、「KTXで…」と宣伝しているのが頷けるものでした。

KORAILでは少し前まで一部列車に連結、MAKIKYUも過去に2回程利用した事があり、時期によってはビビンバを提供していた事があった食堂車も、定期列車では設定廃止となり、代わって連結された一般列車のカフェ車では、コーヒーなどの飲み物やパン・菓子類などが購入できる程度です。

駅構内で売られている弁当も、土地の名物を集め地域色を打ち出した駅弁の類はなく、コンビニ弁当の類ばかりですので、韓国での列車内における「食」に関しては余り感心できる状況ではなく、むしろ高速鉄道による所要時間短縮などのお陰で、車内で食事をしなくても…という状況になりつつあります。

そんな中でこのビビンバ弁当は、韓国内における食の地域色こそないものの、外国人が韓国を訪れ列車内で味わう食事として韓国らしさを感じられるという意味では、絶好の一品と感じたものです。

機会があれば、KORAIL列車乗車の際にまたこの様なビビンバ弁当を調達しても…と感じたものでしたが、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様も韓国を訪問し、KTXやセマウル号(ムグンファ号は前述で記した理由がありますので、余りおススメできませんが…)に乗車する機会がありましたら、ビビンバ弁当を試してみては如何でしょうか?


春川名物・タッカルビ

2011-05-12 | 海外その他

MAKIKYUが2月に韓国の春川(Chuncheon)を訪問した際には、市内バスを南春川駅で下車した後、バスターミナルへ向かう途中にある飲食店で、春川市の名物タッカルビ(닭갈비)を食したものでした。


タッ(닭)は鶏肉の事で、タッカルビは鶏肉と野菜を、コチュジャンなどで味付けして鉄板で炒めて食べるもので、韓国では全土でタッカルビを食べる事が出来ますが、その中でも春川は本場だけあって店の数も多く、「닭갈비」という標記を出した店が幾つも軒を連ねている状況でした。


MAKIKYUは春川のバスターミナル近くにある店に入ったのですが、9000Wのタッカルビは量も相当なもので、せっかく本場で食べるのだから、更にとポックンパプ(볶음밥)という米飯に海苔(当然ながら韓国海苔です)などが乗ったものを2000Wで追加し、これも鉄板で炒めて食べたものでした。


お陰で食事代の合計11000Wは、2月の旅行における韓国内の食事代では最高金額にもなったもので、ここまで食べると一人前にしては量が多過ぎて食べきれない程で、食べれる限りは…と言う事でなるべく残さない様にしたのですが、それでも少し残ってしまい、食後が少々大変な状況でした。
(過去には盛岡のそばや、北京のアヒルなどでもっと大変な思いをしており、それに比べれば遥かにマシな状況でしたが…)

春川で是非一度は食してみたいと思っていたタッカルビの味は悪くなく、本場へ足を運んだら是非一度は…といった所で、一人ではやや手が出し難い料理とも感じたもので、韓国ではタッカルビに限らず、複数人でないと注文が難しい料理が結構あるのは難点です。

2月の旅行は一人旅故に融通が利く部分も多く、食事も一人分で食べれるメニューだけでも結構なレパートリーがありますが、この様な料理を注文する時だけは同行者が居た方が…とも感じたものでした。


重慶・長江索道~重慶市内の長江を跨ぐロープウェイ

2007-03-21 | 海外その他

  

「MAKIKYUのページ」では昨年、中国内陸部にある重慶市を走るモノレールや路線バスに関する記事を幾つか取り上げましたが、今日はその重慶市を運行している索道(ロープウェイ)について取り上げたいと思います。

重慶は長江と嘉陵江の2つの川に挟まれた狭い地域に渝中区と呼ばれる地域があり、この渝中区が重慶市の中心部にもなっていますが、重慶の索道はMAKIKYUが確認している限りでは中心部から長江を跨いだ南側の地域へ向かう長江索道と、嘉陵江を跨いだ北側の地域へ向かう嘉陵江索道の2つが運行されているのを確認しており、その内前者は昨年MAKIKYUが重慶を訪問した際にも利用する機会がありましたので取り上げたいと思います。

この長江索道は渝中区側では解放碑などの中心部からも徒歩で到達できる場所を発着していますが、高低差の激しい重慶という事もあって高台に站を設けているのが特徴で、これは長江の対岸でも同様です。

長江の対岸にあたる地域は特に有名な観光名所などもなく、そのためかこの索道は専ら庶民の足として利用されており、最終も22時頃まで運行されている様でしたが、距離が短いにも関わらず運賃は片道2元で、市内バス(非空調車)やモノレールの初乗りが1元という重慶ではやや割高な運賃設定という気もしますが、長江を眺める観光と考えれば割安な気もします。

索道の搬機は写真の様な大型の者が2台用いられ、中間地点ですれ違う方式となっていますが、搬機内は所要時間も5分程度と短い事もあってか、座席はまばらに設けられているだけで大半が立席となっており、長江索道で使用している搬機は赤色一色に塗られていますが、嘉陵江索道で使用されている搬機も塗装は白と青で異なるものの見た所は似た様な感じで、ほぼ同等のモノと思われます。

また重慶には以前取り上げたモノレールや、この索道以外に重慶站前からエスカレーター(1元)も運行されているなど、高低差の激しい土地ならではともいえる他都市では余り見かけない交通機関が運行されているのが特徴で、なかなか興味深いものがあります。

またケーブルカーが運行されていたという話も聞きますが、ロープウェイに乗っている時に渝中区側でそれらしき痕跡の様なものを見かけているものの、これが本当にその痕跡なのかどうかは確認できていません。
(もしご存知の方が居りましたらコメント頂けると幸いです)

写真は長江索道の搬機と搬機内から渝中区側を眺めたシーン(濁った長江にも注目です)、渝中区側に到着する手前での一コマ(随分ぶれていますが、高低差のある地形にびっちりと並んだ建物、そして左下にはケーブルカーの痕跡(?)も見えます)です。


芭石鉄路・石渓站の小食堂

2007-03-01 | 海外その他

 

今日「MAKIKYUのページ」では中国四川省を走る芭石鉄路の始発站(厳密には終点ですが…)である石渓站に向かう*健為~石渓間を走るローカルバスに関する記事を取り上げましたが、他に食事情に関する記事も取り上げたいと思います。

芭石鉄路の石渓站は*健為~石渓間を走るローカルバスの嘉陽站(停留所)から徒歩で坂を5分程上がった所にありますが、この一帯の食事情といえば嘉陽停留所の近くにある小さな商店、それと1枚目の写真に写っている石渓站ホームにある小さな食堂と商店で辛うじて確保できる程度です。

そのため芭石鉄路訪問を検討されている方は、事前に*健為などで食料を確保しておいた方が無難かもしれませんが、余り選択の余地がないとはいえ一応食堂もありますので、何も食べるものがなく…という程のものではありません。

ちなみに2枚目の写真は石渓站ホームにある食堂の軒先(=芭石鉄路のホーム)に出ている食堂の商品で、左側の蒸篭は四川らしく辛い味付けで塩辛い肉蒸し、右側は豆腐で、共に1元と割安でしたので、MAKIKYUもこれを食した次第です。(肉は味が濃いですので、豆腐があると丁度良い感じでした)

またこの食堂ではこれ以外にも米飯やお粥、幾つかのおかず等もあった様ですが、典型的な田舎食堂といった感じで、この隣にある商店でも飲料水やアイスなどは確保できますが、余り期待し過ぎない方が良いかもしれません。


大快活の夕食

2007-02-09 | 海外その他

MAKIKYUは8月に香港を訪問していますが、大陸本土の深センから陸路で入境して羅湖からKCR(九廣鐵路)東鐵で尖沙咀(東鐵の站名は尖東East Tsim Sha Tsui)に到着して尖沙咀站近くの宿にチェックインした後、香港ではじめての食事が写真のセットメニューで、今日尖沙咀を走るバスに関する記事を掲載しましたので、そのついでで取り上げさせて頂きます。

これは「大快活」という香港では各地に存在するチェーン店のセットメニューで、ここでは八達通(オクトパス・ICカード)での支払いも可能でMAKIKYUも利用しましたが、写真のセットで約30HK$程度と香港の物価を考えるとまあまあの値段でそれなりの食事ができます。(香港の食費は日本より少しマシな程度で、決して安くありません)

量も日本人の平均からすると多い位で、味も割合淡白で食べやすいので悪くないと思いますが、物価の安い大陸から入境した人間にとってはこれでも割高に感じてしまい、香港では安い店ばかりに入る状況でした。
(ただ一人では入れる店もある程度限られますので、割安でそれなりのモノを求めると行先はある程度限られてしまいます)

あと香港の八達通は日本のICOCA(MAKIKYUも愛用しています)やSuicaの様な履歴印字は出来ないものの、地鉄の站などで履歴表示が可能ですが、この手の店を利用した際の履歴は「快餐」とだけ表示され、これは日本のICOCAなどでエキナカ店舗などを利用した際に「物販」とだけ表示されるのと似た様な事なのでしょうが、何だか味気ない気がします。
(まあ交通系がメインのカードで、利用履歴に「バス等」という表示が出るカードがある事を考えるとこんなものでしょうが…)


本場の餃子~本渓での列車待ちの間に

2007-01-09 | 海外その他

今日「MAKIKYUのページ」では中国遼寧省・本渓市の尖頭山に関する記事を掲載しましたが、MAKIKYUがこの尖頭山を訪れた際には、列車運行時間の関係もあって直接瀋陽へは戻れず一旦本渓へ出る事になり、ここで夕食を摂った後に列車で瀋陽へ戻る事になりました。

その本渓の街中で列車の待ち時間に摂った夕食が餃子で、本渓站近くにある「老辺餃子館」という店に入ったのですが、この蒸し餃子の値段は一種類6~8元程度、中身によって多少値段が異なりますが、種類は本場だけあって日本の比ではありません。

これで12~15個程度ありますので、一人前にしては余りに多過ぎる量ですが、MAKIKYUは2種類も注文してしまいましたので、とても食べきれずに一部はお持ち帰りとなり、それを列車内で撮影したものが写真です。

酢(ここでは黒酢でした)を合わせたタレを付けて食すのも日本でもお馴染みで、写真でもお持ち帰り用にビニール袋入りのタレが写っており、またタレの中はニンニク入りとなっています。

本場中国・東北地方の餃子は、日本の餃子に比べて皮が厚く脂っこいですので、意外と少ない数でも腹にもたれます。

中国で餃子を食べるのは2回目で、以前注文した際は水餃子でしたのでさほど脂っこさを感じる事はありませんでしたが、日本の餃子を食べ慣れた方でしたら、こちらの方が無難かもしれません。

ちなみにこの餃子は瀋陽のホテルに戻ってから夜食で頂きましたが、既に腹がある程度満ちている状況で食した事もありまして、中身は何とか頂きましたが、皮は食べきれない程でした。


全州・韓国館の石焼ピビンパプ

2006-12-16 | 海外その他
今日は全州関連の記事を更に追加、こちらは「MAKIKYUのページ」でも時折登場する「食」に関する話題です。

これは8月にMAKIKYUが全州へ行った際、韓国館という名前の店で注文した石焼ピビンパプ(混ぜご飯)で、ピビンパプは食で有名な全州の中でも一番の名物料理です。

この店は高速・市外バスターミナルからも徒歩で行ける範囲にあり、MAKIKYUが宿泊していた旅館もこのエリアだった事もあり利用する事になったのですが、全州の中でも結構有名な店らしく、ここの石焼ピビンパプも7000Wと決して安くはありません。
(ここでは真鍮の器に入った伝統ピビンパプは確か10000W…随分価格差が大きいです)

ただ見た目はなかなか美しく、付け出しのおかずも一般食堂に比べるとさっぱりとした感じのモノが多い感じですので、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様がピビンパプの本場・全州へ行かれましたら、少々割高なだけの価値はあるかと思います。

またMAKIKYUは以前、この街の他の有名店や一般飲食店でピビンパプを食した事もありますが、現地人によると駅前の一般食堂はイマイチとの事…MAKIKYUはまあまあかと思いましたが、本場の人間も味にはこだわりがある様です。

通勤列車から望む全州のワールドカップスタジアム

2006-12-16 | 海外その他
今日は全羅北道・全州の路線バスに関する記事を取り上げましたが、そのついでにMAKIKYUが8月に全州へ出向いた際の車窓を写したワンシーンを取り上げたいと思います。

このシーンは益山Iksan~全州Jeonju間で通勤列車Tonggun-Yeolchaに乗車した際、参礼Samryeを過ぎて全州市内に入る頃に撮影したモノで、この一帯は韓国一の穀倉地帯という事で日本の米どころとよく似た田園風景が広がっています。

ただ田園風景の先に広がる巨大なコンクリート造りのアパート(韓国では30階建て位の巨大な共同住宅をこの様に呼称し、日本のアパートとは大違いです)は如何にも韓国といった感じで、これは人口密度の高い国だけあって、全州などの地方都市でも当たり前の光景です。

また写真のやや右側に見える特徴的な建物は、2002年に日韓共催で開催されたワールドカップの際に建設されたスタジアムで、ここは今でも全州の観光名所の一つになっています。

MAKIKYUが日頃活動拠点としている首都圏を基準に考えると、日本国内の孤島・沖縄辺りよりも遥かに近く容易に行ける所だけあって、異国にいる事を忘れさせる感じで、「異国に居ながらも親しみを感じる」それが韓国の魅力の一つだとMAKIKYUは感じますが、日本国内に居られる「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様も、韓国まで足を伸ばされてみては如何でしょうか?

あと全州へ向かう際に乗車した通勤列車に関しては、以前取り上げた記事もありますので、興味のある方は「韓国鉄道 9501型ディーゼル動車[CDC](2)」の記事も合わせてご覧下さい。

瀋陽・故宮と中街周辺の1コマ

2006-11-27 | 海外その他

 

「MAKIKYUのページ」では今日の記事で瀋陽の中街近くを走る路線バスに関して取り上げましたが、この写真は故宮内と中街周辺の1コマです。

この一帯は交通の要衝で日系ホテルもある瀋陽北站や、日本統治時代の駅舎が残る瀋陽站とは離れており、不慣れな外国人が個人で動き回るには路線バスか出租車(タクシー)で移動するしかありませんので、少々難ありの場所かもしれませんが、有名な見所である故宮をはじめ、周囲は随分と綺麗に整備されており、一帯は如何にも中国を感じさせられる所です。

瀋陽周辺には鉄道関連の見所などが多数あり、瀋陽へ足を運ばれても忙しくて余裕がないという方も居られるかと思いますが、長旅で疲れ午後から市内を少々…という時にふらりと路線バスに乗車して行かれるのも良いかもしれません。

ただ路線バス1乗車が1元というこの街で、故宮に入場すると入場料を50元も取られますので、中国の観光地物価の高さを感じさせられ、ちょっと…という感じではありませんので、見学するか否かは迷う所です。


全州駅の駅舎とバス停

2006-11-18 | 海外その他
 

今日全州を走る列車に関する記事を掲載しましたので、街の紹介も少ししたいと思います。

MAKIKYUは韓国へ何度か旅行で出向いていますが、その際には日本(福岡)からの高速船(Beetleなど)が発着する釜山Busanや、韓国の首都で様々なモノが集まり、地下鉄や首都圏電鉄などの交通網も発達したSeoulなどは必ず訪れる街ですが、これらとは離れた地方の湖南地方(全羅道方面)へもよく足を伸ばしており、その中でも毎度訪れる街として、全羅北道の道庁所在都市・全州市があります。

この街は人口60万人程の地方都市(日本の人口30万人程度の県庁所在都市と同程度と考えて頂ければ、大体のイメージは掴めると思います)ですが、「食は全州にあり」と言われるほど、韓国では美味な食べ物が揃っている事で知られ、全州では特に「ピビムパプBibimbap」(ビビンバ・混ぜご飯)が有名です。

また街の中心部には韓屋の保存地区があり、この周辺にも慶基殿Gyonggi-jeonや豊南門Bungnam-munといった史跡もあるなど見所は幾つもあり、歴史のある街という事も生かして観光にも力を入れており、街の玄関口に当たる韓国鉄道(KORAIL)の全州駅の駅舎や、駅前の市内バス乗り場までもが、それに相応しい造りとなっているのは特筆すべき点で、今回はこの2つの画像を掲載します。
(写真はありませんが高速道路のインターチェンジも独特な形をしており、こちらは高速バスでこの街へアクセスする場合に見られます)

全州は釜山やSeoulなどと異なり、まだ観光で訪れる日本人もさほど多くなく(それなりには居ますが…)、市内の移動手段も専ら市内バス(全州駅と中心部やバスターミナルの間は距離が離れていますので、これらを移動する際には必須です)ですので、韓国に不慣れな方が個人で旅行するには少々難易度が上がります。

ただ駅前やバスターミナル、慶基殿周辺などに公設の観光案内所(韓国ではこの手の案内所が日本よりはるかに充実しています)では日本語も通用しますので、日程に余裕のある際は大都市だけでなく、地方へも足を伸ばされると一味違った韓国旅行が楽しめるのでは?と思います。

この街のピビムパプや名所に関しても、その内追って取り上げたいと思いますので、こちらを期待している方はもう暫くお待ち下さい。

データ破損メディアの画像読み込み記念(2)~日頃出てこない画像も

2006-11-14 | 海外その他
  

データ破損メディアの画像読み込み記念特発記事の続きで、(2)ではMAKIKYUもこんなモノを撮影していたのか…というモノを掲載したいと思います。
(「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様の中には、こんなモノ撮っているの…と思われる方も居られるかと思いますが…)

ちなみにこれらの写真撮影地は全て韓国の大邱とその近郊で、8月に撮影したモノです。

1枚目の画像は、韓国に住んでいる方や旅行された方なら御馴染み、24時間営業の粉食チェーン「キムバブチョングク」で、韓国中至る所で見られる韓国版ファーストフードのお店で、MAKIKYUも夏の旅行ではこの手の店に何度か世話になっています。

ここでは1本W1000でキムバブ(キム=海苔・バブ=飯:海苔巻きの事です)が食べれる他、変り種の海苔巻き(チーズ入りなど)各種、それにチゲなどの食事類も充実しており、W1000のキムバブ一本を注文するだけでも、店内飲食でしたらキムチとスープの付け合わせがサービスされ、味も寂れた感じの不味い食堂よりずっと良いですので、韓国旅行中に安く昼食を済ませたい時などはオススメです。

またこの「キムバブチョングク」と良く似たお店で、「キムバブナラ」や「キムバブメニア」(メニアとはマニアの事です)といった店もあり、内容は大体似たようなモノです。

この写真の店ではMAKIKYUもキムバブを注文していますが、ハングルが読める方なら何処だか瞬時に分かってしまいますね。

2枚目の画像は、韓国の自動車教習所で使用されている教習車で、天井には行灯の様なモノが付いていますがタクシーではありませんので、間違って身を乗り出して手を振る行為は厳禁です。(試験中ですと試験中止になってしまいます・またこの写真は公道上から撮影したモノです)

黄色一色の車体が特徴のこの教習車車体側面には、「トン ソ 自 動 車 運 転 専 門 学 院」と書かれており、韓国では自動車教習所の事を「自動車運転専門学院」という随分物々しい呼び方をします。(余談ですが韓国語では漢字1字は必ずハングル1パーツになります)

日本でもこの様に呼称する教習所があればインパクトがありそうですが、この名称はなかなか聞きません。

ちなみに天井の行灯には、「運転免許試験中」と書かれています。

3枚目の写真は、こんなモノ何で撮影している?と言われそうですが、「ポケットモンスター」(通称:ポケモン)の映画に関する告知広告です。

2006年夏の映画という事で7月20日から公開となっており、専用のHP(http://www.pokemon-movie2006.co.kr)もありますが、今日MAKIKYUが確認した限りではこのHPもまだ存在していますので、興味のある方はどうぞ。
(それにしても上映地域が限られている様で…全羅北道には一つもありませんし、済州島でも一つだけですので、韓国のポケモン人気も地域格差がありそうです)

MAKIKYUはポケモンに関して詳しい事情は知りませんが、これは「ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナピ」の韓国版告知の様です。
(この手の事に疎いMAKIKYUは、記事を書く段階で調べて初めて存在を知る有様です)

ポケモンは日本だけでなく韓国でも子供を中心に流行っている様で、韓国でたまたま購入した菓子パンの袋にポケモンのイラスト入り…何て事もありましたが、他の漫画・アニメを含め日本勢の世界進出の凄まじさを感じさせられます。

(1)・(2)共、何か感想等ありましたらコメントもどうぞ。