MAKIKYUのページ

MAKIKYUの公共交通を主体とした気紛れなページ。
初めてアクセスされた方はまず「このページについて」をご覧下さい。

リンク先サイトの追加に関するお知らせ(061031)

2006-10-31 | Weblog
皆様、いつも「MAKIKYUのページ」をご覧頂きありがとうございます。

本日よりリンク先サイトを増強、新たに以下のサイト様とリンクを開始し、同時にリンク集切り替えを実施しておりますのでご案内致します。

「西船junctionどっと混む」(Pierre2427様) <相互>
http://www.2427junction.com/
韓国の各都市を走る地下鉄・都市鉄道をはじめ、中国やシンガポールの地下鉄に関しても詳細に取り上げられたサイトで、現地へ行かれる予定の方は必見です。
また名前の通り西船橋を拠点とされている事から、ご当地の地下鉄東西線やJR武蔵野線などに関するコンテンツもあります。
なおこのサイトに関しては、リンク集(0)からのリンクとなります。

「Kaz-T's blog レインボーライン」(Kaz-T様) <相互>
http://rainbow-line.way-nifty.com/railfan/
見聞きした鉄道の話題や旅行記・思い出話などを私的に綴る「鉄道マニア」に綴るブログ、内容は首都圏が中心です。

Simplex's Memo(Simplex様) <相互>
http://blog.goo.ne.jp/sti_6217/
中部地方を中心とした国内各地の鉄道の話題がメインのページです。この他に本の話題なども取り扱っています。

「新・m-wonderどっと混む」(m‐wonder様) <相互>
http://m-wonder.jugem.jp/
「ワンダーフライヤー」(m-wonder様) <相互>
http://plaza.rakuten.co.jp/mwondertown/
どちらも鉄道や旅行関連の話題を中心としたページで、東京のすぐ隣に位置する埼玉県和光市から情報を発信されています。またこの2ブログの他にも、本館サイトや掲示板などを併設されています。

なお本日よりリンク先サイトの「酔扇堂備忘録」(http://ameblo.jp/suisendo/)が「酔扇鉄道」に改称され、切り替え後のリンク集では「酔扇鉄道」<相互>の名称でご案内している他、リンク集を若干改修しておりますのでご注意下さい。

また11月1日より、「MAKIKYUのページ」では一部の例外(詳しくは「このページについて」の項目をご覧下さい)を除き個人ページ・ブログからのリンクを、トップページ(http://blog.goo.ne.jp/makikyu)へ張られる場合に限りリンクフリーと致しますが、リンクの際は一報頂けると幸いです。

相互リンクに関しましても引き続き募集を行っていますので、希望される方はMAKIKYU宛に連絡をお願い致します。(鉄道・バス・韓国・中国・旅行関連などをはじめ、その他の「MAKIKYUのページ」と関連性の無い内容を扱っているサイト様でも、営利目的を主体とするものや、MAKIKYUのページにおける運営上支障のあるもの以外でしたら構いません)

(この告知にはコメント不可です。またトラックバックを送られない様お願い致します)

こんな事は駄目で賞!~通学定期助成で「子育て支援賞」受賞

2006-10-31 | 北総監獄
昨日北総監獄(千葉ニュータウン)の服役囚(在住者)向けに発行されている「まいたいむ北総」というモノを見ていた所、「通学定期助成で「子育て支援賞」受賞」という記事が…

この賞は鉄道の発展に寄与した団体等に贈られる「日本鉄道賞」の一部の様で、印西市・白井市・印旛村・本埜村の北総監獄2市2町と、北総監獄を走る「開発を止めた某鉄道」が受賞し、「高校生以上の学生に通学定期代の25%を助成し、沿線自治体と鉄道会社が連携して子育て世帯の負担を軽減した事が、首都圏初の事例として注目を浴び。利用者を増加する効果もあった」と評価されたそうです。

しかし「開発を止めた某鉄道」の運賃は、国鉄転換線の地方第3セクター鉄道を凌ぐほど酷く、これはもう呆れる話以外の何者でもありませんが、こんな状況を放置して挙句の果てには助成金を出す市町村も問題ありですし、助成があるからと安易に高額な運賃を設定し続ける「開発を止めた某鉄道」は論外で、通学定期代助成という情けない事で評価される事自体に問題があるのでは…と感じます。

こんな鉄道や自治体には「子育て支援賞」ではなく、「こんな事は駄目で賞」でも与えて、恥でもかいてもらわなければ駄目かと感じますが、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様は如何お考えでしょうか?
(北総監獄の自治体や鉄道はもうどうしようもないので、それでも動じる事はないでしょうが…)

画像は「こんな事は駄目で賞」でも贈与したい、通学定期代助成という情けない状況でも平然としている「開発を止めた某鉄道」です。(以前掲載した画像を再用)

また以前掲載した通学定期代助成に関する記事(余りに高い定期券…自治体も助成)もありますので、興味のある方はこちらも合わせてご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/makikyu/d/20060609

KCR(九廣鐵路)の路線バス

2006-10-30 | バス[中華人民共和国]

香港のKCR(九廣鐵路)といえば、香港の事情をある程度ご存知の方なら大抵ご存知で、東鐵(九龍の尖沙咀~国境の羅湖)や新界西部へ向かう西鐵、そして東鐵の支線・馬鐵などの郊外電車を連想されるかと思いますが、この会社ではこれらの鉄道の他に、新界西部では軽軌(LRT)や路線バス(九鐵巴士)の運行も行っています。

MAKIKYUがこの新界西部の元朗や屯門へ行った際には、軽軌(LRT)と九鐵巴士にも乗車して来ましたが、今日はこの内九鐵巴士について取り上げたいと思います。

この九鐵巴士は新界西部の地域内交通としても機能していますが、専ら同社が運行する西鐵のフィーダーとして運行されている要素が強く、これは同地区を走る軽軌にも言える事ですが、八達通(オクトパス:ICカード)で西鐵と乗り継いで利用した場合、バスの運賃が免費(無料:一部系統を除く)となり、また通勤通学の足として平日の利用が多く見込まれる事から、休日には運休になる系統が幾つも存在するのも特徴です。

使用されている車両は、他の香港のバス会社でも一般的な2階建て車両も勿論使用されていますが、写真のVOLVO平屋車の様に香港では余り見かけない(というより東アジアでは稀少)バスも活躍しており、MAKIKYUもこの車両には短い区間ながら乗車して来ましたが、他にこの「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様方が親しみを感じられそうな車両もあり、これも近日中に取り上げたいと思います。

新界西部の元朗や屯門といった場所自体が一般的な観光とはかけ離れた場所ですので、香港にお住まいの方や余程香港に精通された方、それに公共交通に余程関心のある方以外はまず馴染みないと思います。

ましてエリア外へ運行されるバスは専らKMB(九龍巴士)ですので、この九鐵巴士に乗車した事があるという方は極少数かと思います(もし乗車された事がある、という方が居りましたらその旨コメント頂けると幸いです)が、八達通をはじめ、九鐵本地線の一天乗車証(一日乗車券)でも乗車可能ですので、もし機会がありましたらこの九鐵巴士に乗車されるのも面白いかと思いますが、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様も如何でしょうか?


阪神電車 支線の赤胴車

2006-10-29 | 鉄道[近畿・スルッとKANSAI加盟社局]
阪急&阪神が10月28日にダイヤ改正を実施したという事で、昨日はそれにちなんで阪急電車に関する記事を掲載しましたが、今日は阪神電車について取り上げたいと思います。

以前阪神電車について何度か取り上げた時、このページでは赤胴車が優等用、青胴車が普通用と紹介しましたが、阪神では例外的に赤胴車が普通で使われている路線があります。
(MAKIKYUが勝手に白胴と呼んでいる車両も、しっかり赤系統と青系統に分かれています)

それは西大阪線(西九条~大物~尼崎)と武庫川線(武庫川~武庫川団地前)の2支線で、現在は両線とも普通列車のみの運行で、特に武庫川線は全列車が赤胴車で統一されています。

MAKIKYUは関西と縁のある人間ではなく、あまり詳しい事は分りませんが、この2路線で活躍している赤胴車は比較的古い車両で、特に写真の車両は扉が片開きで行先表示も看板式である事から、かなり古そうな感じに見えます。

写真の西大阪線の電車は4両編成(2両+2両)で、もう一編成連結して本線で優等列車に使う事も考えて赤胴車にしているのかも知れませんが、ワンマン改造された2両編成しか走らない武庫川線でも赤胴車と言うのは理解に苦しみます。

本線普通用の青胴車(ジェットカー)と異なり、この車両は高加速性能を持っていませんが、現状では普通運用にしか入らない車両は青胴車に塗り替えた方がと思うのはよそ者のMAKIKYUだけでしょうか?

ただ阪神では西大阪線の延伸用に増備される新型車両が最近納入された様で、この車両は現在の所2両×2本=4両編成(他に6両固定編成が入る模様、こちらは本線優等ですが…)で当面は西大阪線(将来は近鉄直通時の増結用)に入る可能性が高く、この車両の稼動状況次第ではこの赤胴車は置き換えられる可能性もあり、乗車や撮影は早めに済ませたほうがよさそうです。

阪急9000系(2)~車内の様子

2006-10-28 | 鉄道[近畿・スルッとKANSAI加盟社局]
 

こちらは阪急神戸線の最新型車・9000系の車内の様子です。

木目の化粧板にグリーンの座席…という辺りはいかにも阪急を感じさせられますが、京都線の9300系では少々硬めで深緑色となっていた座席は、従来車同様の明るいグリーン、また座席自体も柔らかめのモノに戻っているのが特徴です。

阪急電車では伝統的ともいえるアルミ製の鎧戸式日除け(下から上へ持ち上げるもので、関西以外の方はあまり馴染みがないと思います)は廃止され、一般的な日除けになっている他、天井がかなり高くなり照明も特別料金が必要な優等列車を思い出させる間接照明を用いているなど随分特徴があり、これは京都線の9300系も同様ですが、従来の車両とは一線を画す印象を受けます。

ドア脇の手すりやつり革を釣っている棒の支えなどはメーカー(日立)の車両でよく見られるモノが採用されており、特にドア脇の手すりは特徴的(JR九州などでよく見られ、最近は首都圏でもよく見ますが、混雑率の高い首都圏では不向き)ですが、この辺りはコスト削減を兼ねたものかと推測される感じもします。

またこの車両は阪急では初めて、関西私鉄全体でもまだ数少ないLCDモニターを用いた車内案内表示装置を装備しているのも特徴で、これはドア上に2台設置されて片方はニュースなどを流していますが、案内側の表示内容や様式などは首都圏で普及しているタイプとは異なっており、ここにも阪急のこだわりがある様です。

ただこれだけの車両にも関わらず、未だに自動放送が導入されていないのは惜しまれる点で、阪急に限らず関西では地下鉄とワンマン列車以外での導入事例は少ないですが、外国人の乗車なども考えると再考の必要があると感じます。

この9000系は随分コストも掛かっていそうで、最近首都圏で増えている車両の如く大増備はあまり期待出来なさそうですが、かなり完成度は高い車両であると思いますし、今後の増備と活躍に期待したいものです。

阪急9000系~神戸線で久々の新車

2006-10-28 | 鉄道[近畿・スルッとKANSAI加盟社局]
今月経営統合を行い、世間でも随分話題となっている阪急阪神HDですが、このグループの中核ともいえる鉄道事業では、今日阪急・阪神の両電車で一斉にダイヤ改正が行われます。

主な内容としては阪急神戸線の特急の夙川[Shukugawa]駅停車や甲陽園線の増発、阪神電車の一部種別における停車駅増加や終電の延長などが挙げられ、また既に統合を記念して一日乗車券(電車・バス)やカードの販売なども行われている様です。

という事もあり、今日は話題の阪急神戸線で最近走り始めたばかりの最新型車両・9000系について取り上げたいと思います。

この車両は京都線で既に数本が運行されている新型車両・9300系の神宝線(神戸線・宝塚線の総称)用ともいえる車両で、電気品が9300系は京都線恒例の東洋電機製に対して、こちらは神宝線恒例の東芝製を採用しており、マルーンの塗装や木目系の内装といった表面的なものだけでなく、この様な所にも従来車からの伝統が引き継がれています。

ちなみに車両製造メーカーは、系列のアルナ工機が一般鉄道車両の製造から撤退した事もあって日立製となっており、車体の材質は関西の新車では恒例のアルミ合金製、これらの特徴は京都線の9300系も同様です。

ただ9300系は主に比較的乗車時間の長い特急用(それでも50km弱・所要1時間以内です)という事もあって転換式のクロスシート(枕木方向に配置した座席)が主体なのに対し、こちらは通勤車両では恒例のロングシート(座席はレール方向に配置)となっており、その事もあってか車両側面の窓が9300系より小さい(といっても割合大きく、9300系が特別です)のが9300系との外観上の大きな違いで、阪急で最近進められている従来車のリニューアル車同様にドア部分の窓だけが大きく目立つのが特徴です。

また9000系では行先表示は専ら字幕(9300系も)を採用していた阪急では初めて、フルカラーLEDを採用していますが、これも字体が一般的な角ゴシック体ではなく丸ゴシック体となっており、従来の字幕と比べても違和感のない様に見せている辺りは阪急のこだわりが感じられます。

この9000系は神戸線では久々に導入された新車で、現在ではまだ1編成しかなく捕まえにくい車両ですが、沿線での注目度もかなり高く評判も上々の様で、今後の増備に期待したいものです。

MAKIKYUも先月中国から首都圏へ帰る途中、少々寄り道して阪急神戸線に乗車した際に普通列車で活躍する同車両に運良く乗車できましたが、現在の状況では検査などで引っ込まれてしまうとアウトなので、関西に住んでいる方はともかく、よそから旅行などでふらりと訪れて乗車できるかどうかは運次第といった所です。

車内の様子等は別記事にて取り上げたいと思います。

また阪急京都線の新車・9300系に関しても以下の記事で取り上げていますので、興味のある方はこちらもご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/makikyu/d/20060606

写真は西宮北口駅に停車中の9000系・以前掲載した写真とは逆方向からの撮影です。

重慶の路線バス(5)~都市巡洋艦

2006-10-27 | バス[中華人民共和国]

「MAKIKYUのページ」では昨日、中国鉄路乗車記の追加公開を行った事もありますので、今日は中国に関するネタを…という事で、以前にも何度か取り上げました重慶市内を走る路線バスの最新型車両を取り上げたいと思います。

この車両はMAKIKYUが重慶を離れる少し前に、バス停でバスを待っている際に偶然出没したモノを撮影しただけで、残念ながら乗車は出来ていませんが、この車両は「都市巡洋艦」と名乗っており、名前だけ聞くと首都・北京を走る連接バスを想像しそうな感じがしますが、この連接バス(京華・巡洋艦)とは製造メーカーも異なっており、特に関係はなさそうです。

この「都市巡洋艦」は丸みを帯びた斬新なデザインと、天井の大きなCNGタンクが特徴的で、新型バスが多数運行されている他の街で走らせる限りは大して目立たない車両なのかもしれませんが、低床でエンジンが車両後部に付いているバスは重慶では珍しく(見た所では1割以下だと思います)非常に目立つ存在で、また車両全面に掲出されている「高級車」という表記も偽りないモノです。

なお重慶の市内路線バスに関してはとりあえずこの辺りで打ち止めの予定ですが、中国の他の街に関しては殆ど手がついていない状況です。

MAKIKYUが今年夏の旅行で訪問した中国の街、及び昨年訪問した中国の街を走る路線バスに関して、今後も公開して行きたいと思っていますが、以下の中で「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様が記事公開を希望される街がありましたら、コメントにて要望をお寄せ頂ければ優先的に公開して行きたいと思います。

(直轄市) 天津
(黒龍江省) ハルピン [大慶]
(吉林省) 長春
(遼寧省) 大連 瀋陽 撫順 調兵山 本渓(尖頭山のみ)
(河南省) [鄭州]
(湖北省) 武漢
(江蘇省) 南京
(広東省) 広州 深セン
(四川省) 成都 楽山(沙湾などを含む)
*[ ]表記のある街は、MAKIKYUがバスには乗車せず、列車待ちの時間に撮影のみを行った所です。

なおこの他に北京・上海・杭州に関しても記事公開可能ですが、これらは他のサイトでいくつも公開され、特に北京に関してはMAKIKYUが記事を公開しなくても、リンク先サイトにて詳細に取り扱われていますので、これらの公開は恐らく相当先になると思います。

また香港に関しては日本国内や韓国関連の記事と共に、並行して記事掲載していく予定です。


重慶の火鍋

2006-10-27 | 海外その他

今日は中国・重慶の街中を走る路線バスについて取り上げましたが、重慶といえば…という事で、MAKIKYUが8月に訪問した際に食べた火鍋に関してもちょっと取り上げたいと思います。
(重慶の記事を取り上げるのもあと数回の予定で、機会を逃してしまいそうですので…)

火鍋といえば重慶を代表する料理として有名で、ご存知の方も多いかと思いますが、これは名前の通り本当に辛いです。(店によって違うかもしれませんが…)

MAKIKYUは本場の重慶で火鍋を食べる前に、首都北京でも火鍋を食していましたが、味は全くの別物、北京ではちょっと辛い位でまあ美味しいかな…という感じでしたが、本場モノ(北京でも十分本場とおっしゃる方も居られる様ですが…)はやはり別格です。

ちなみに鍋の中に入っているスープは、底をかき回すと唐辛子、にんにく、生姜、山椒などがどっさり入っており、大さじで何杯分も掬い取れる程の代物です。

ちなみに写真はMAKIKYUが重慶のモノレール始発駅近くで入った店で、最低消費30元と言うので、その金額程度の注文をしたのですが、あまりに辛い上に油がきつく、量もかなりあるので一人ではとても食べきれず(2人でも厳しいと思います)、最後には残菜費(残した罰金)まで取られてしまいました。(3元ですが…)

しかも食後に体調を壊し、翌日まで苦しむオマケ付きで…

「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様も、もし重慶へ行かれる機会がありましたら、是非一度は試して頂きたいご当地グルメ(?)で、これから寒くなる時期には食べたくなる一品(重慶ではさほど寒くならないとは思いますが…)ですが、一人で食べるには持て余す代物かと感じます。

感想などありましたら、コメントもどうぞ。


中国鉄路乗車記の追加に関するお知らせ(0610)

2006-10-26 | Weblog

皆様、本日も「MAKIKYUのページ」をご覧頂きありがとうございます。

先月に2回ほど公開致しました「中国鉄路乗車記」ですが、新たに2列車の乗車記を追加しておりますのでご案内致します。

こちらの乗車記では、中国の鉄道に関心をお持ちの方を始め、車内での食事の様子なども掲載していますので、鉄道に関心は…という方も宜しかったらご覧下さい。

なお9月1日~3日にかけて乗車した列車は、MAKIKYUが初めて車中で2泊を過ごした列車で、中国のスケールの大きさを感じさせられるものです。

8月28日 N882/879次 重慶→成都(新空調快速硬座)
http://blog.goo.ne.jp/makikyu/d/20060828

9月1日~9月3日 K284/1次 成都→上海(新空調快速硬座臥)
(1) http://blog.goo.ne.jp/makikyu/d/20060902
(2) http://blog.goo.ne.jp/makikyu/d/20060903
*乗車時間が長いので、乗車記を2つに分割しています。(1記事では、goo blogの文字数上限=10000字を超えてしまいますので…)

また以前に2回程公開しました「中国鉄路乗車記」に関しては、以下に告知がありますので、興味のある方でまだご覧になっていない方は、こちらも合わせてご覧下さい。

http://blog.goo.ne.jp/makikyu/d/20060922
http://blog.goo.ne.jp/makikyu/d/20060929

なお今年夏の大旅行中に乗車した中国国鉄の、列車乗車時の様子を綴った「中国鉄路乗車記」ですが、とりあえず今回で終了の予定です。

車中泊を伴う列車に関しては全て掲載しましたが、昼行列車に関しては掲載していない(乗車記未作成)列車もあり、これの一部に関しては別の形で取り上げたいと思っています。

またこちらの告知記事はコメント不可となっていますが、乗車記に関してはコメントも可能ですので、何かありましたらコメントもどうぞ。

あと別件になりますが、「MAKIKYUのページ」では今月末にリンク集の切り替えを行い、リンク先サイトを幾つか追加致します。既にリンクに応じて頂いたサイト管理人様にはご迷惑をお掛けしますが、もう暫くお待ち下さいますよう宜しくお願い申し上げます。

(この告知記事へトラックバックを送られない様お願い致します)


一畑電車3000系(2)~車内の様子

2006-10-26 | 鉄道[中国]
 

(2)では、先ほど取り上げた一畑電車3000系の車内の様子に関して取り上げたいと思います。

この車両は、京王から移籍してきた他の一畑電車の車両とは異なり、内装に関してもさほど手が加えられない状態で移籍している事もあり、車内は少々くたびれた感が否めませんが、整理券発行機や運賃表示機・運賃箱といったワンマン対応機器を除くと往時の面影が随所に残っている様ですので、一畑で走っている車両は全てオールロングシート車とはいえ、南海時代の活躍を知る方にとってはたまらないものかもしれません。

またくたびれた感が否めないとはいえ、木目の化粧板に高い位置に吊られた長いつり革といった関西私鉄ならではともいえる車内は、いくらリニューアルされたとはいえつり革を吊っているパイプなどが目立ち、見るからに実用本位といった感じの京王移籍組に比べて高級感があり、またこ天井中央と両側の窓上にグローブ付きで配列された蛍光灯は、あまり見られない独特なものでなかなかいい感じです。

あとこの車両に関して取り上げる際、鉄コレ第3弾に関する話も出てきましたので、これの一畑電車に関しても、ついでに画像を取り上げておきます。

一畑電車にはなかなか乗りに行けず、専ら鉄コレを眺めたり走らせて(別売りの動力ユニットなどを購入すれば、Nゲージの線路で走行可能です)イメージだけでも…という方は、この車内の様子を思い浮かべながら眺めたり走らせたりすると、より愛着が深まるかもしれません。

一畑電車3000系(1)~偶然にも鉄コレと同じ編成が…

2006-10-26 | 鉄道[中国]
 

最近TOMYTECから発売されたNゲージ(日本型は150分の1スケール)サイズのディスプレイモデル・鉄道コレクション(鉄コレ)第3弾は完成度の割に割安で、まして今回は小田急(2200形)と南海(21000形)の車両と言う東西の大都市圏で一世を風靡した車両という事で、比較的馴染みのある方も多い事からかなり人気がある様です。

また「MAKIKYUのページ」のリンク先サイトの幾つかでも、これに関連した記事を掲載されている方が居られますが、MAKIKYUも少々遅くなったものの週末にようやく鉄コレ第3弾を入手、1BOX購入して中身を見るとシークレットなしで各車両が1両ずつ・計5編成10両が揃いましたが、これに含まれる一畑[Ichibata]電車(元南海)をよく見ると3007+3017の編成で…

今年7月に大旅行の途中でMAKIKYUが立ち寄り、乗車した一畑電車3000系電車を撮影した写真をよく見ると、まさしくこの鉄コレそのものの編成で、しかも夜に電鉄出雲市~松江しんじ湖温泉まで乗車したものでした。

これはビックリ、偶然乗車した編成がそのまま模型化とはなかなか有難い話で、それもあって今日はこの一畑電車3000系について取り上げたいと思います。

この車両は元々大阪の南海電車で「ズームカー」と呼ばれ、平坦線と急勾配や急曲線続く高野[Koya]線の山線区間(現在は橋本以南)の双方に対応した性能を持っており、平坦線のみで運用される他の南海電車に比べて車体が短い事も特徴で、これは山線の最新型車・2300系に至るまで続いています。

21000系は結構老朽化が進んだ事もあって、2000系などの導入により南海からはお払い箱になっていますが、その一部は大井川鉄道(静岡県)とこの一畑電車に譲渡され、一畑では京王から導入された車両と共に開業当初からの旧型車を一掃(イベント用には残存していますが…)し、路線の近代化に一役買っています。

この一畑電車にやってきた21000系は、形式を3000系と改められてワンマンカーに改造され、塗装も南海時代の渋い塗装とは正反対の黄色と白・紺色のカラフルな装いとなって活躍しています。

この車両、あまり念入りな改造はされずに一畑へ移籍しているので、かなり内装などを改造し、下回りも交換(京王線は1372mmという特殊な線路幅で、このまま移籍できる鉄道線は存在しません)された京王からやってきた電車に比べると、いかにも古めかしい車両という印象は否めません。

そのためMAKIKYUもこの車両に乗車する前は、何だか奇妙な電車が…と思っていましたが、いざ乗車してみるとなかなか乗り応えがあり、一畑電車の新塗装も悪くない様に感じます。

ただ南海時代の往時を知る方々から見れば、違和感を感じずにはいられないのかもしれません。
(MAKIKYUは移籍先の一畑と大井川鉄道でしか乗車した事がありません)

あと話が変わりますが、MAKIKYUが一畑電車の3000系に乗車したのは電鉄出雲市20時過ぎに出発する電車、これはパーフェクトチケット(一畑電車・バス・松江市営バスに2日間乗り放題で2500円)を持っていた事もあるのですが、松江しんじ湖温泉駅には駅前で接続する路線バスの最終(県庁所在地とはいえ20時台で最終です)が出た後の到着で、JR松江駅(この時はJR駅近くにホテルを手配していました)までは徒歩で向かう羽目に…(20~25分程度かかります)

一畑電車自体は21~22時台位まで運行されていますが、フィーダーとなる路線バス(一畑バス)は結構早く終わってしまいますので、乗車を予定される方は要注意です。
(昼間に関しては、JR松江駅~松江しんじ湖温泉駅間のバスは頻発しているので問題ありません)

車内の様子については、(2)で取り上げたいと思います。

写真は一畑口ですれ違いの際に入線した3007と、夜の電鉄出雲市で発車待ちの3017です。

議員無料パス:私鉄24社が取り止めに

2006-10-25 | ニュース記事講評
今日ネット上でニュースを見ていた所、以下の様な記事が…(青字が記事部分)

議員無料パス:私鉄24社「やめます」 負担が大変

 国会議員がJR以外の私鉄や公営交通に無料で乗れる「民鉄乗車証」について、これまで乗車できた鉄道会社の2割以上の24社が今月、「経営が苦しいのに特別扱いはできない」などを理由に便宜供与を取りやめた。乗車証は全国会議員への便宜供与として約60年間続いているが、日本民営鉄道協会(民鉄協)は今後、衆参両院に対しプリペイドカード購入など制度改革を要請する方針だ。批判の多い議員特権の一つが揺らいでいる

 衆参両院などによると、民鉄乗車証は1946年に衆院議長から民鉄協の前身である鉄道協会の会長に「国鉄(当時)の無料パスと同様の配慮を」と依頼があり、以後続いている。民鉄協が毎年10月、全国会議員を対象にした1年間有効の乗車証を発行する。

 乗車証を使える会社は、民鉄協の加盟社を中心とする104社だった。しかし更新期の今月、民鉄協が経営難の中小会社や、高尾登山鉄道(東京都)、大山観光鉄道(神奈川県)、立山黒部貫光(富山県)などレジャー路線の会社計24社を対象から外すことを決めた。関東・関西の大手や地下鉄などは継続している。

 民鉄協総務広報部は「地方の中小の会社は経営が苦しいところが多く、便宜供与をやめることにした。公務と無関係のレジャー路線も脱退させてもらう。今後はパスネットなどのプリペイドカードを衆参両院に買い上げてもらうなど、制度の見直しをお願いしていきたい」と話している。

 紙製カードの乗車証は、改札口で見せれば自由に列車に乗ることができるので、国会議員が金額に換算してどの程度使用しているかなど、利用実態は把握できないという。

 衆院は「私鉄の好意で行われており、予算措置はしない」。参院は「参院だけでは決められない。(制度を変えるにも)衆院と歩調を合わせなければならない」と話す。

 乗車証を巡っては「議員がただで乗っているのに、電車通勤で庶民性をアピールする事例もある」(元国会議員秘書)などの批判も出ている。

 一方、JRも無料パスを国会議員に発行しているが、国鉄民営化以後は、衆参両院がJR6社にパスの購入費を支払っている。【青島顕】

毎日新聞 2006年10月25日 15時00分

これはもう当然の話というか、今まで特権乗車できていた事が問題で、大山観光電鉄や立山黒部貫光などのレジャー路線までもが利用できたという事は論外、もう呆れた話としか言い様がありません。

地方の中小私鉄なども、各選挙区の議員の方々が利用する際には運賃を支払って頂き、鉄道を支えている事をPRする位の事があっても良さそうですが、彼らは果たしてどれだけローカル鉄道を利用しているのか…

また経営が苦しい…というだけでしたら地方のローカル鉄道だけでなく、首都圏の辺境・北総監獄(千葉ニュータウン)を走り、莫大な債務を抱えて沿線住民に高額の運賃負担を強いている「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)なども対象になりそうですが、果たしてこの会社は無料特典を止めるのか疑問です。
(もしウチは格安運賃なので、議員さんの運賃位は沿線の皆様のご負担で…というのでしたら、腹立たしい限りですが…)

それと国鉄民営化後はJR各社にパス購入費を支払っているとの事ですが、それならいっそのこと大手私鉄や地下鉄にも乗車費を支払うか、こちらも乗車不可にする方が妥当な気もしますが、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様は如何お考えでしょうか?
(何か意見等がありましたらコメントもどうぞ。国会議員の方々ももしご覧でしたら、存続希望か否かといった書き込みも歓迎です)


北京地鉄13号線(2)~謎の新車?

2006-10-25 | 鉄道[中華人民共和国]

 

「MAKIKYUのページ」では先日北京地鉄13号線に関して取り上げ、その際に車両に関する記述で「殆どの車両は~」という表現を使用しましたが、今年夏にMAKIKYUがこの13号線に乗車した際、従来車と随分異なる車両が1編成(4両編成)走っており、この他にも先日の写真とは異なるタイプの車両が走っている様ですので、この様な表現を使用させて頂きました。

ちなみに「従来車と随分異なる車両」というのが写真の車両で、前面は従来車とは一目で違いが判別できる程形状が異なるスマートな感じになり、また運転席と逆側に非常用の貫通路が設けられています。

側面も従来車とは異なりステンレス製の様で、塗装も従来車とは異なるオレンジと黄色の帯が巻かれています。

またデザイン以外に機器やその配置なども異なっており、MAKIKYUが今年夏に乗車して確認した限りでは、電動車が中間2両となり走行音も従来車とは異なるモノ、また運転台のマスコン(ワンハンドル)もT字型ではなく小型のモノになっているなど、従来車とは随分様子が異なり、どうやら下回りなども従来車とは異なるモノを使用している様な感じでした。
(電動車の位置に関しては、先頭車両最前部乗車時にはインバーター音が聞こえず中間車でははっきりと聞き取れる事と、運転台にあるモニターの表示で確認しています)

この13号線の新型車は従来車とは塗装が異なる上に、機器なども別物で1編成のみ(だと思います)という事で単なる編成増備で導入した物ではなく、今後の新路線用車両の先行車など、何らかの試行的要素がありそうな感じもしますが、この車両の導入目的はイマイチ理解できず、謎の新車といった感を受けます。

「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様の中で、もし北京へ行かれてこの13号線に乗車されてこの車両を見かける機会がありましたら、是非一度乗車されて従来車との違いを比較されると面白いかと思います。


福鉄の路線バス(1)

2006-10-24 | バス[北陸]
先日JR西日本ではダイヤ改正が実施されて、福井県・敦賀までの新快速列車の運行開始や、それに伴って周辺地域の普通列車増発も行われた事は、「MAKIKYUのページ」でもそれに関連した記事(125系電車に関して)を取り上げ、既にご存知の方も多いかと思いますが、今日は今注目を集めている敦賀の市内を走る路線バスについて取り上げたいと思います。

敦賀市内を走る路線バス(一般路線)は、最近鉄道線で名鉄の600V線区(岐阜市内線など・現在廃止)を運行していた低床車両を導入し、車両の大半を入れ替えた事でも注目を集めた福井鉄道(福鉄)が運行しており、この会社のバスは鉄道の営業エリアにもなっている福井~武生周辺と、嶺南地区(敦賀などの福井県南部地域)に分かれており、両エリアにまたがって運行するバス路線は運行されていません。

嶺南では敦賀市内の敦賀駅~松葉町までの間を運行する松原線が最も便数が多く、概ね毎時2本・運賃200円均一で運行されており、MAKIKYUが同社バスで乗車した事がある路線はこの松原線だけですが、この他は市内の路線や美方などへ向かう路線もあるものの本数は一日数本といった路線が多く、毎時複数の便が運行される路線はありません。

使用されている車両は、最近はバリアフリー対応の低床中型車なども導入され、これは塗装も従来の車両とは随分異なるので、素人目に見ても一目瞭然ですが、一般の車両はいかにも名鉄系といった感じの赤と白の塗装を纏っており、それも三菱ふそう製の車両ばかり(MAKIKYUが見た限りでは、他メーカーは目撃していません)が使用されています。

MAKIKYUが敦賀で乗車したバス(写真)もそういった車両の一つで、これは御馴染みの三菱大型車・AEROSTARですが、前面が契約輸送や貸切も想定しているのか観光バスや自家用などに近い感じのモノになっており、車内もリクライニングシート(1段階だけですが…)が通路を挟んで2列ずつ並ぶワンロマ(ワンマン・ロマンス車)とでも言う豪華版、運賃表もテレビ画面を使用しているなど興味深い車両で、敦賀市内では複数の車両が一般路線で稼動している姿を目撃しており、もし福鉄バスに乗車されるのでしたらMAKIKYUのイチオシ車両です。

新快速の運行開始や福井鉄道の鉄道線(敦賀より少々北の武生まで行けば乗車できます)における低床車導入、更には北陸本線に近々521系交直両用電車も導入予定と、色々注目を集めているこの敦賀周辺は、「MAKIKYUのページ」をご覧の方で今後行かれる予定の方も居るかと思います。

その際敦賀で時間に余裕がありましたら、注目を集めている各種鉄道に加え、この福鉄バスにも乗車されると面白いかと思いますが、皆様は如何でしょうか?

ちなみに福井鉄道のHPは以下のアドレスです。
http://www.fukutetsu.jp
(鉄道・バスの時刻や乗車券案内などがあり、この方面へ行かれる予定の方は要チェックです)

北京地鉄13号線

2006-10-23 | 鉄道[中華人民共和国]
「MAKIKYUのページ」では時折中国の交通に関する話題を掲載していますが、今日は北京の地下鉄について取り上げたいと思います。

北京の地下鉄は現在、市内を東西に走る1号線(四恵東~頻果園)、中心部の取り囲むように環状運転を行う2号線、1号線と接続して北京の東郊へ向かう八通線(四恵~土橋)、そして城鉄とも呼ばれる13号線(西直門~東直門)の4路線があり、これらは全て第3軌条方式による集電が行われているのが特徴で、この他に5号線と呼ばれる新線の建設工事なども現在行われています。

今日取り上げるのはその内の13号線で、この路線は両端で2号線と接続して市内北郊を大回りする路線で、東直門駅周辺以外は全て地上区間を走るので乗り応えもそれなりにありますが、専らベッドタウンを走る事もあり、レールファンや物好きの方が敢えて乗りに行くのは別とすると、沿線に知り合いでも居ない限り、旅行で訪来した外国人が使う機会は殆どない路線です。

この路線は運賃体系も他路線とは異なり、13号線内3元・2号線(~1号線)乗り継ぎは5元という運賃設定となっていますが、他の北京地鉄各線では未だに入口で薄い紙製乗車券の副券を服務員が切り取るという、古典的な改札方法(こんなのは中国でも北京だけ・最近はICカードも導入されていますので自動改札機導入も時間の問題ですが…)を実施しているのに対し、この13号線だけは他線と独立した運賃体系という事もあって自動改札機が導入されており、それも日本で御馴染みの日本信号製の新型が採用され、磁気化された乗車券も日本でよく使われている磁気券とよく似たものを使用しているのが特徴です。

使用されている車両も1・2号線辺りで走っている非空調のボロ(1号線はVVVFもありますが…)とは異なり、VVVFインバーター制御(東洋IGBT)を採用した空調付きの新型車両が導入(開業当初は違う車両も走っていた様ですが…)され、4両編成で運行されていますが、これも殆どの車両はデザイン的には何だか野暮ったさを感じさせるモノ(写真)で、上海などの垢抜けた感じの地鉄車両とは様相が異なります。

ちなみにこの車両は他の北京地鉄の大多数の車両と同様に先頭車両が電動車で、また客室最前部は中央の乗務員室扉部分だけ窓もあり、これは上海などの中国他都市の地鉄にはない特徴です。

この乗務員室扉は透明のガラスですので、ここから運転の様子や前方の展望が楽しめるのは魅力で、T字型のワンハンドルマスコンの操作や、これと連動してモニターに表示される「牽引」(力行)や「制動」といった表示、すれ違う車両や開発途上にある沿線の街並みなどを眺めていると、時間が過ぎるのもあっという間に感じられます。

ただこの路線は線路幅が標準軌(1435mm)で線形も悪くなく、車両も新型を用いているのも関わらず運行速度が最高70㎞/hと低いので、駅間が長い区間ではノロノロと惰行で走っている区間が多い事と、中心部を走る1・2号線とは運賃が別立てでバスより割高な事、それにやたらと終電が早い(全区間運行の列車は21時台が最終)といった問題があり、終電に関しては最近ようやく改善された様ですが、他の問題に関しては今後の課題かと感じます。