MAKIKYUのページ

MAKIKYUの公共交通を主体とした気紛れなページ。
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今日は気ままに福岡都市圏を漫遊~でも結構あわただしい気が…

2006-07-31 | Weblog
現在旅行中のMAKIKYUですが、今日は熊本から博多へ、福岡都市圏を気ままに漫遊していましたが、それでも結構慌しかった気がします。

ちなみに今日の行程は以下の通りで、-は鉄道、=はバス、…は徒歩で、最後の特急以外は基本的に普通乗車券購入orカード使用です。

辛島町-(市電)-上熊本-(JR普通)-大牟田-(西鉄特急)-二日市☆-(西鉄急行)-西鉄福岡…薬院-(地下鉄七隈線)-天神南…天神-(地下鉄空港~箱崎線)-貝塚-(西鉄)-西鉄香椎☆-(西鉄)-津屋崎=(西鉄バス)=福間-(JR準快速)-黒崎=(西鉄バス・到津[Itouzu]経由)=三萩野(香春口三萩野)-(モノレール)-小倉-(JR特急ソニック52号)-博多

西鉄電車の☆は途中下車で、西鉄では370円以上の区間で途中下車可能(よかネットカード利用の場合は予め乗車券に引き換える必要があります)な制度を有効活用、二日市では1時間の待ち時間(新型車両3000形乗車狙い)に一旦改札を出場して昼食に。3000形乗車記に関しては旅行終了後に公開したいと思います。

あと西鉄香椎も途中下車ですが、宮地岳線は一部廃止の可能性も濃厚で、そうなると路線長が短くなり、普通乗車券での途中下車が不可能になってしまいます。

また最後の特急ソニックは、あまり知名度の高くないとある乗車券を使用、これは明日も利用するのですが、これに関しては明日の記事で触れたいと思います。

この他にも色々書きたい事があるのですが、旅行中で更新が追いつかない状況ですので、旅行終了後に追って取り上げたいと思います。


画像は本日乗車した西鉄宮地岳線・天神大牟田線の都会的な感じも良いですが、こちらのローカルムードもなかなかです

キハ220-200番台~デビューしたばかりの最新型車(4)

2006-07-31 | 鉄道[九州・JR]
こちらはキハ220系200番台の車内に装備された案内表示装置&運賃表です。

JRをはじめとする区間制のワンマン列車では、路線バス等で多用されているデジタル表示の運賃表の採用が一般的で、三角表のみ掲示といったモノも見かけますが、これは鉄道をはじめ、路線バスでもまず見かけない新種のものです。

キハ220-200番台~デビューしたばかりの最新型車(3)

2006-07-31 | 鉄道[九州・JR]
こちらはキハ220系200番台の側面行先表示機です。

これは日本の鉄道車両としては異例といった感じのもので、まるで路線バスの様な印象を受けます。

また(1)の画像を見て頂ければ分かるかと思いますが、前面の行先表示機も路線バス並みの巨大なモノが装備されており、見慣れないだけあって異様な印象を受けます。

キハ220-200番台~デビューしたばかりの最新型車(2)

2006-07-31 | 鉄道[九州・JR]
こちらは大分地区でデビューしたばかりの新車、キハ220系200番台の車内の様子です。

クロスシートとロングシートが千鳥配置で並び、トイレのない方のクロスシートのみ転換式という変則的な配置となっています。

トイレの後ろ側のクロスシートは、転換式座席とほぼ同様のものが向かい合わせ(固定)となっており、この座席と中ドアの間にはロングシートとほぼ同形態で座高が高く、背もたれにクッションがない奇妙な座席が設けられています。

ロングシートはJR九州恒例の個別区分形ですが、下の支えになっている木材も個別区分となっているので、一部の電車で見られたモケット間にゴミが溜まるという惨状は解消されそうです。

また車内の内装も白系の明るくシンプルなものに、木材を多用という最近のJR九州恒例のパターンで、一時期良く見られたシックな内装とは対照的です。

キハ220-200番台~デビューしたばかりの最新型車(1)

2006-07-30 | 鉄道[九州・JR]
今日の旅行記録で大分の所に☆マークが出ていましたが、これは大分~古国府[Furugou]間を往復、後は昼食や駅前でバス撮影などです。

久大本線の一駅間往復は青春18きっぷなどでしたら容易ですが、今回はNGC会員特典乗車券、ということで別でわざわざ乗車券購入ですが、そこまでしたのは件名の車両乗車目的以外の何者でもありません。

この車両はまだ数日前に稼動開始したばかりで、内外ともにピカピカでしたが、今までのキハ220とは随分印象が異なる感を受けます。

今回は大分1431発の久大本線・庄内[Shonai]行きで出没、MAKIKYUは14時台の九州横断特急乗車予定で、大分に戻る列車(横断特急に接続)とは2つ目の南大分で交換(久大本線は全線単線です)、という事で乗れる場所は必然的に古国府で確定です。

そんなに長く乗って…と仰る方も居られるかもしれませんが、MAKIKYUとしてはもう少し長く新車の乗り心地を堪能したかったというのが本音で、まあそれでも乗車できただけ良かったかもしれません。

写真はその車両の外観で、車内の様子などは別記事で紹介します。

今日は九州横断~NGC特典を活用

2006-07-30 | Weblog

現在旅行中のMAKIKYUですが、今日は博多を基点に熊本まで、途中大分を経由して九州横断の旅で、道程は以下の通りです。(-は鉄道、=はバスで、特記以外はJRの普通列車です)

博多-直方-(平成筑豊鉄道)-行橋-中津-(特急ソニック17号)-大分☆-(九州横断特急5号)-立野-(南阿蘇鉄道)-高森=(産交バス・色見循環線)=高森-(南阿蘇鉄道)-立野-熊本=(電鉄バス)=交通センター

今日は残り1回分ある青春18きっぷは使わず、代わりにナイスゴーイングカード(NGC)の会員特典を使用、それに+αといった感じです。

NGCは30歳以下なら誰でも入会できるJR九州の会員制度で、年会費は500円かかりますが、これに入会すると九州内のJRが金曜日と土日祝日に4割引(九州新幹線にかかわるものは3割引)になるのをはじめ、会員向けに格安きっぷの「2枚きっぷ」が更に割安になったり、月~木曜日には高速船ビートルの割引(往復15600円)、九州内の各地施設の割引など様々な特典があり、九州内の若者は勿論、MAKIKYUの様な余所者でも入会できる素晴らしい物で、30歳以下で九州をJRで旅行するなら見逃せない制度です。

この会員特典の乗車券割引は101km以上であれば片道のみでも良く、しかも最短経路でなくてもOKですので、今回MAKIKYUは行橋→上熊本(経由:日豊本線~豊肥本線)の乗車券をNGC特典で購入、またこの乗車券の区間内なら特急料金も4割引になるのは有り難く、素晴らしいJR九州の特急の数々を手頃に堪能できます。
(乗車券の区間内であれば特急利用は100km以下でもよく、例えば博多~熊本までのNGC特典乗車券を利用し、大牟田~熊本間だけ特急利用でも、特急料金は割引になります)

それもあって今日MAKIKYUは特急を2つも、それも結構な距離で乗っており、日頃ローカル派のMAKIKYUも、九州内では結構特急によく乗っています。
(ちなみに今日乗車したのは、白いかもめ[下が黄色い]とキハ186[一部は元グリーン車]という、どちらもイレギュラーな車両です)

更新も追いつかなくなってきましたので、各箇所毎の説明は省略しますが、ここが知りたいという希望等ありましたらコメントをお寄せ頂ければ、可能な範囲で対応したいと思います。

ただ今日のハイライトだけ述べておきますと、九州横断の豊肥本線と、立野から枝分かれする南阿蘇鉄道、それに高森の循環バスは素晴らしいものでした。

その内それぞれ記事にしたいと思いますが、高森の色見循環線は200円均一で40分以上、余所者は殆ど乗らないバスの様ですがMAKIKYUのイチ押しです。

あと大分は☆がついていますが、ここは別記事ありです。


画像は豊肥本線から眺めた阿蘇山、MAKIKYUは阿蘇山上へ上がって観光した事はありませんが、この一体の景色は独特で見応え充分です。


広島の様々な交通機関を視察~ここだけしかないモノも…

2006-07-29 | Weblog
7月28日~29日の旅行記録の内、広島市内は別記事としてここで取り上げさせて頂きます。行動経路は以下の通りです。

(28日)
-広島-(JR)-瀬野(みどり口)-[スカイレール往復後、広島へ]
-広島=(広島バス)=商工センター入口(新井口)-(広電)-銀山町[Kanayamacho]

(29日)
的場町-(広電)-本通-(アストラムライン)-上安[Kamiyasu]-(アストラムライン)-大町

スカイレールは広島だけにしかない珍しい交通機関で、懸垂式モノレールとロープウェイを足して2で割ったような感じでした。

広電は28日はグリーンムーバー、29日はグリーンムーバーMAXに乗車しましたが、今回単車はなしです。

広島バスは富士重工の車体に三菱ふそうというレアなバス(ここではそれなりに走っています)を堪能、また広電乗り継ぎはカード利用で乗継割引適用です。

アストラムラインは広島で唯一の新交通システム、このエリアのJRは未だに自動改札が入っていませんが、こちらは完備でSFシステムにも対応(バスカード等が通用:印字なし)しており、デザインもなかなかです。

こんな感じなので、MAKIKYUは広島を素通りするのがなかなか惜しく、この一帯を通過する際は途中で立ち寄る事が多いです。
(そんな事を言ったら、関西はもっと凄いですが…)

各交通機関の紹介や講評等は、旅行終了後にでも別記事で紹介したいと思います。


写真は瀬野駅(みどり口)と高台の住宅地を結ぶスカイレールです。


今日は青春18きっぷ4回目~いよいよ九州突入

2006-07-29 | Weblog
現在旅行中のMAKIKYUですが、今日は広島市内を基点に九州まで移動、経路は以下の通りです。(-は鉄道、=はバスで、特記以外はJRの普通列車です。また大町までは別記事です)

大町-横川[Yokogawa]-(シティライナー)-徳山-厚狭[Asa]-仙崎[Senzaki]=(サンデン交通)=長門市[Nagatoshi]-小串[Kogushi]-下関[Shimonoseki]-門司[Moji]-折尾[Orio]-(快速)-博多

今日は未乗の美祢[Mine]線乗車をメインに計画し、2通りのプランを用意していましたが、結局は広島市内を色々回ったりしていたので、遅い出発の方となり、横川から山陽本線に乗車は11時過ぎ、少々遅いスタートです。(大町はアストラムラインからの乗換えで、横川までは可部線です)

徳山までは普通の115系(クリームと青帯の瀬戸内色:C編成と呼ばれている?)で、これはハズレと思いましたが、徳山から後は更に酷いものに当たってしまいました。

これはT編成と呼ばれている車両の様ですが、両数は2両と短くトイレもない厄介な車両で、他にも色々問題が…講評は後で別記事という事にしますが、編成が短いで車内は常に混雑し、この車両が当たると良い事はない気がしますが、山口県内の山陽本線では結構出没する様なので要注意です。

ただ山陽本線の宮島口を過ぎてから防府の手前辺りまでは、瀬戸内海に沿って走る区間も多く、車窓は素晴らしい物ですので、乗車する価値は充分にあると思います。

厚狭からは美祢線に乗車、これは非電化路線で車両もお決まりのキハ120系という曲者で、それも通勤電車の如くロングシートでしたが、とりあえずトイレはありました。(改造で取り付けたものですが…)

この路線、貨物輸送の関係で地方交通線入りを免れて幹線ですが、それだけあって美祢までは枕木もコンクリート、曲者キハ120系オンリーの路線にしては軌道は上等な感じでしたが、旅客輸送に関しては地方交通線と何ら変わりない感じがします。

また乗車した列車は長門市から仙崎支線(山陰本線の支線)に乗り入れるので、MAKIKYUは仙崎まで乗車、このまま折り返しに乗車しても…という所ですが、仙崎を少々廻りたい事もあって復路はバス利用です。(仙崎の件は別記事です)

長門市からは山陰本線で下関へ、途中の小串駅で乗り換えですが、この区間は以外と海に沿って走る区間も多く、車窓は非常に良好です。
(以前にも乗車した事がありますが、その時は長門市を出て数駅で暗くなってしまいました…)

下関からは関門トンネルを抜けて門司へ、すると門司港から来た直方[Nogata]行きの電車が先発というのでこれに折尾まで乗車、これは817系という電車ですが、木材と本革で構成された座席の座り心地はなかなかです。

折尾では福北ゆたか線に入るので鹿児島本線~福北ゆたか線直通列車専用ホームに発着、ここは鹿児島本線や筑豊本線(福北ゆたか線・若松線)のホームと随分離れており、しかもJRにしては珍しくラッチ外乗換え(東京メトロなどではよくありますが、一旦改札外に出ないと乗り換えできない)なので注意が必要で、こちらは確信犯なので問題なしですが、知らずに行くと痛い目に逢うので注意が必要です。

折尾からは快速で博多まで、7両編成と出ていたので編成を良く見ると…前3両は813系と呼ばれるJR九州らしいド派手な電車でしたが、1000番台と呼ばれる少数派の最新タイプに遭遇、これは初めてでしたので嬉しかったです。

現在は状況報告だけで手が一杯ですので、乗車した電車&バスの記事はしばらくお待ち下さい。


写真は山陽本線から眺めた瀬戸内海、詳しい方は写真を見ただけで何処か分かる様な所です。

芸備線はドタバタ劇が…結局MAKIKYUは事なきを得ました

2006-07-28 | Weblog

28日に木次線に乗車、その後は備後落合から芸備線で広島を目指したMAKIKYUですが、ここは色々ドタバタがあって大変でした。

というのも、備後落合~備後西城間が現在不通、代行バス輸送となっており、これは想定済みでしたがその後にもトラブルが…

まず不通区間の話ですが、備後落合駅の2番乗り場には幽閉された車両が2編成(急行用のキハ58+28と普通用のキハ120)が並んで停車、普段なら真昼間にこんな事はまずないので異様な感じでした。

代行バスは地元のタクシー会社が運行、JRの職員は乗り合わせておらず、無線で連絡を取っていましたが、MAKIKYUが乗車した際は乗客10名、各方面から乗換5名ずつで落合乗車はなし・また途中の比婆山[Hibayama]では乗降なしでした。

代行バスの写真を掲載しておきますので、宜しかったらご覧下さい。

また不通区間の状況ですが、備後落合~比婆山間ではバス車中から目に見える程斜面が崩れ、幅10~20m、高さ2~3m位の土砂が線路に被さっている状況で、土砂の両側でブルドーザーが稼動しているのを確認できる程でしたので、復旧までは結構手間取りそうな感じですので、この区間を乗車される予定のある方は注意が必要です。

比婆山の手前では線路上をブルドーザーが動いているのも目撃、といってもブル自体は線路上を自走はしませんので台車に載せられ、それをレールバイクの様なもので牽引している感じでした。

備後西城からは代行バスの接続を受けて数分の遅れで列車が出発、これが大変な事になるとは予想もしていませんでした。

というのも、備後庄原[Bingo-Shobara]駅の三次寄りにある踏切(警報機・遮断機なし)でバイクと列車の接触事故が発生、MAKIKYUが乗車していた列車も高という小駅で足止めを食らい、結局ここで事故を起こした列車と交換するまで30分程待たされる羽目に…

そのため終点の三次到着は30分少々遅れ、MAKIKYUが乗車していた列車から直ぐに接続する急行列車へは不接となり、優等列車に乗れない青春18きっぷを使っているMAKIKYUはともかく、数名の乗客は急行券払い戻しの案内を受けていました。

MAKIKYUが乗車予定の広島行き普通列車は何とか接続を取ってくれましたが、こちらは接続を取った関係で三次を12分遅れで出発、ただ途中駅での交換待ちが何度もあり、その時間が結構長いので、広島市内に入る辺りで遅延は解消、終点広島には定時で到着してMAKIKYUは事なきを得ました。
(まあ三次駅で外に出る時間がなくなりましたが、この程度で済んだのならまだ良いかもしれません)

あと余談になりますが、三次駅では現在不通になっている三江線用のキハ120系も一両止められており、JRの方の話ですとこちらも復旧まで結構手間取りそうとの事で、HPにも復旧まで相当…と出てジャンボタクシー等での代行輸送となっていますので、ご乗車予定の方は注意して下さい。


青春18きっぷ3回目~木次線に乗車

2006-07-28 | Weblog
(この記事は過去ログ投稿です)
今日は松江から広島へ移動、この区間は現在高速バスでの移動が時間や本数の面から考えて一般的ですが、鉄道で行く場合には木次[Kisuki]線というローカル線があり、この路線はかなり乗り難い所ですが、青春18きっぷもある事で是非…という事でMAKIKYUは列車移動を選択、今日の経路は以下の通りです。
(-は鉄道、=はバスで、特記以外はJRの普通列車、また広島到着以降は別記事です)

松江=(市営バス)=川津=(市営バス)=県民会館前=(まつえウォーカー:小泉八雲~松江しんじ湖温泉廻り)=松江-宍道[Shinji]-備後落合[Bingo-Ochiai]=(代行バス)=備後西城[Bingo-Sanjo]-三次[Miyoshi]-広島

松江では出発まで時間があるので、パーフェクトチケットを持っているにも関わらず昨日乗車できなかった松江市営バスに少々乗車、これはAEROSTAR MMという通好みな車に乗車でき大収穫、その後まつえウォーカーと呼ばれる150円(均一運賃)のバスにも乗車、こちらは途中の小泉八雲記念館近くで塩見縄手と呼ばれる古い街並みの並ぶエリアも通過、また宍道湖を眺めたりと、車窓観光だけでも充分楽しめるバスです。
(外はかなり暑かったのと、時間に限りがあるので下車観光は割愛です)

松江からは11時前の列車で宍道へ、木次線の定期列車で明るい内に広島まで抜けるとなると、好むか好まざるかを問わず、余りに本数が少ないのでこの時間しかありません。

宍道からはいよいよ本日のメイン、木次線に乗車。

この路線はキハ120系と呼ばれる気動車の独壇場で、MAKIKYUはこの車両はあまり好みではありませんが、今回乗車した車両はこの形式では珍しい塗装車(大半はステンレス製車体です)で、座席もこちらは多少快適な感じで見栄えも良く、また暑い夏は関係ありませんが窓も開閉可能というオマケ付きですので、木次線に乗車する際は是非こちらに乗りたいものです。
(キハ120で塗装車とステンレス車が混在しているのは木次線の車両のみです)

ちなみにMAKIKYUが乗車した列車は幸運にもトイレ設置改造車で、この形式のトイレ付きには初めて遭遇しましたが、後ろに出雲横田までの回送が1両連結され、こちらは固いロングシート&トイレなしのステンレス車でしたので、、逆だったらと思うとぞっとします。

この路線は宍道を出ると直ぐに山中へ、本数がそこそこ走っている木次辺りまでは結構平凡な感じかと思っていましたが、初っ端からかなり乗り応えがあります。

木次の手前辺りは多少平凡な感じで、そこそこ人の営みも感じられましたが、木次を過ぎて少々進むと山深くに入っていき、なかなか面白いです。

途中出雲三成[Izumo-Minari]や出雲横田辺りはそこそこ人の営みが感じられますが、後は物凄い所ばかりといった感じで、陰陽連絡も殆ど高速バスという現状では、あと超ローカルダイヤも分からなくないなぁ、と感じます。
(昔は急行ちどり等が走り、そこそこ使い物になる路線だった様ですが…)

途中の出雲横田では12分の停車時間、そこそこの駅だと思っていましたがここも委託駅(集札は車内)というのは意外で、この路線の実態を強く感じさせられます。

また停車時間には一旦駅前ロータリーに出て奥出雲交通のバスも2台ほど撮影、一台はHPに出ている車両と同じ色(結構渋い感じです)のマイクロバス、もう一台はこの地にしてはかなり上等では?と思わせる日野中型ワンステップで、こちらは随分爽やかな感じの塗装、この会社のバスは色々ある様です。
(ちなみにHPの車両と同じタイプは、三成で木次線車中から目撃しています)

ここでは乗務員(運転士一人だけですが)氏も営業活動、木次線を走る観光列車(奥出雲おろち号)の記念オレンジカードを乗客に声をかけて販売、カードもなかなかでパズルの台紙付き豪華版、氏も頑張っているようで木次線の収益貢献も兼ねてMAKIKYUも1枚購入です。
(他の乗客は半々といった所で、4~5枚程度は売れていた様です)

横田出発の頃には扇屋の出雲そば(その内別記事で紹介します)も頂き、いよいよクライマックスへ…この区間は昨年冬~今年春にかけて雪害で長期運休し、異例のタクシー代行(代行バスではありません!)となった所で、今月も何日か雨でタクシー代行となりましたが27日に開通、その翌日に乗車のMAKIKYUは幸運なものです。
(前日の一畑電車もそんな感じで…)

スイッチバックのある出雲坂根駅では臨時運転の奥出雲おろち号と交換、ここでこちらの列車に乗り換えてくる乗客も居り、また数分停車時間があったのでここで名水も頂き、交換列車のおろち号も撮影。

スイッチバックを過ぎるといよいよおろちループ(高度を稼ぐため、ここを通る道路がおろちの如く螺旋状になっている)が見える地点へ、列車は坂根駅やおろちループが見える地点で最徐行してくれるのは非常に有難いですが、九州の何処かを走っている観光列車の如く観光化され過ぎた不自然さを感じない辺りは、純粋なローカル列車の良い所です。

ここを過ぎると中国地方で最も標高の高い三井野原[Miinohara]駅へ、この辺りは高原といった感じの趣ですが、ここを過ぎると県境を越えて広島県、山中を走って侘しい終着・備後落合駅に到着です。

ここから乗り換えの芸備線は、色々ドタバタ劇があって…別記事で紹介します。


画像は木次線出雲坂根~三井野原間の車窓、この橋の右側にはおろちループがあり、この一帯の車窓は木次線のハイライトです。

コナン君に会える町~鳥取県北栄町

2006-07-28 | Weblog
  

追記:街中にあるコナン君のイラスト入り地図とコナン大橋の画像を追加しました(10月3日)

昨日境港の鬼太郎の件に触れた際、余談…という事でコナンの事も少々言及しましたが、鳥取県北栄町(最近大栄町と北条町が合併)は名探偵コナンの作者・青山剛昌氏の出身地としても有名で、MAKIKYUが由良駅で下車した後に日交バスで倉吉へ引き返すまでの間にも少々視察してきたので写真を掲載します。

マンホールは由良を引き上げる際にバス停の目の前で見つけたモノで、北栄町のコナンの話は聞いていましたが、これには驚かされました。
デザインもさることながら、金属の地色が殆どのマンホールにあって、きちんと色つきというのも注目です。

他にも由良の街中にはコナンのオブジェなどが色々ありますので、興味のある方はこの方面へ行かれた際、是非覗いて見ては如何でしょうか?

それにしても、マンホールとは…鬼太郎の境港に比べて現状では劣勢が否めないコナン君ですが、これはさすがの境港でも見なかったので、なかなか面白かったです。


あと鳥取のホテルに宿泊した際、顔を合わせた方のHPでも、その方が鳥取を出られた後大栄町にも行かれた様で、コナン君の街をブログで取り上げていますので、よろしかったらこちらもご覧下さい。
(このページでは、MAKIKYUの別の一面も取り上げて頂いています。興味のある方は要チェック!!)

「易者 日本列島を行く」(TAKECHIKA様)
http://blog.goo.ne.jp/suimei_2006

JR西日本キハ40系 妖怪列車ねこ娘(2)

2006-07-28 | 鉄道[中国]

 

こちらは先程紹介した妖怪列車ねこ娘の車内の様子です。(10月2日画像追加)

天井はピンク一色のラッピング(?)でなかなか強烈な印象ですが、ここにねこ娘がいくつも描かれています。

またトイレ脇の壁面にもねこ娘が描かれて(貼られて?)いますが、座席モケットや化粧板などは従来通りです。

また鬼太郎やねずみ男は確認できていませんが、恐らく同じ様な感じになっているかと思われます。

この妖怪列車、賛否両論は色々で特にレールファンの一部の方からは…という声も聞かれそうですが、この列車がやってくる事で一般の地元の方や観光客が列車にカメラを向け、注目している状況を目にしますので、この様な取り組みはなかなか粋なものでは…とMAKIKYUは思っています。

まあこの様な事をやるのなら、もう一歩進めてワンマン車内放送でも各駅毎につけられた妖怪名を呼称(例:次は境港、鬼太郎駅です)する位の事をやったら面白いのでは、と思いますが皆様は如何でしょうか?

(ちなみに高知県のごめん・なはり線では、車内放送で各駅毎に設定されたキャラクター名が放送されます:「次は 球場ボール君の球場前駅です」の様な感じです)


JR西日本キハ40系 妖怪列車ねこ娘(1)

2006-07-28 | 鉄道[中国]
今日は旅行記録の更新が見込めません。

また鉄道関連の記事を期待されている方も居られると思いますので、代わりに昨日乗車した列車の記事を投下したいと思います。

今日紹介するのはMAKIKYUが昨日JR境線で乗車した妖怪列車、現在境線では各駅にも妖怪の名称(境港駅=鬼太郎駅など)をつけるなど、色々趣向を凝らしていますが、走っている車両もそれにちなんだものが…

これは鬼太郎、ねずみ男と最近登場したねこ娘の三種類がある様で、MAKIKYUはねこ娘に乗車、また途中で鬼太郎ともすれ違いました。

妖怪列車になっている車両はキハ40系と呼ばれる、日本では現在最もありふれたタイプの気動車で、既にMAKIKYUのページでも秋田県のなまはげ列車などで登場していますが、妖怪列車になっている車両は更新工事が施されて窓周りなどの印象が異なっているのが特徴です。

ただこれだけ派手にラッピング(?)を施しても地色は今や数少ない旧国鉄の首都圏色(朱色一色)というのは滑稽な感じもします。

ちなみにこの妖怪列車、境線では過半数の列車に運用されていますが、快速みなとライナーやラッシュ時間帯などの一部列車でキハ121系と呼ばれる新型車両で運用される列車には来ませんし、その他の列車でも普通の車両が代走したりする事もあるので、乗車できるかどうかは運もあるかもしれません。

車内の様子は(2)で紹介します。

一畑電車視察

2006-07-27 | Weblog
先程の境港視察の記事の続きです。

松江で日ノ丸バスを降りた後は一畑バスで松江しんじ湖温泉駅(以前は松江温泉と呼称していましたが数年前に改称)へ、結構大回りしていくので2km程度にも関わらず15分程度はかかります。

松江しんじ湖温泉駅は町外れといった感じの場所にあり、ターミナルとしての立地はイマイチな感じで、もう少し中心部に駅が欲しいなと感じる様な所です。

ここから一畑電車に乗車、最初に乗車したのは東京の京王電鉄からの中古車両でしたが、一つ目(と言っても結構ここは距離があります)の「ルイス・C・ティファニー庭園美術館前」駅(日本一長い駅名?)では「出雲大社号」と呼ばれる特装車と交換、これも元は京王電鉄の電車ですが、一畑電車の乗り方が異様なのはこの電車狙いの為で、これには朝日ヶ丘~川跡[Kawato]間で乗車しました。
(上り電車は元南海の電車・出雲大社号に関してはそのうち取り上げたいと思います)

この一畑電車は松江しんじ湖温泉~スイッチバックのある一畑口[Ichibataguchi]までの間は宍道[Shinji]湖に沿って走るので車窓は抜群ですが、この区間で最近斜面が崩れて列車が脱線したのは記憶に新しい所で、ようやく昨日夕方開通というのですから、MAKIKYUもいいタイミングで来たものです。

また一畑口~雲州平田(最近平田市から改称)辺りでは先週辺りの大雨の影響で一部区間で徐行運転、これにより数分の遅れも生じていたので、一畑電車乗車を考えている方は注意が必要です。

川跡からは大社線に乗車、これは元京王の電車でしたが、一畑はここだけ未乗線として残っていたのでこれだけは何とか潰しておきたかったという所です。

出雲大社前到着後は出雲大社を少々視察、これは徒歩で駅から数分ですのでアクセスは容易です。

その後は日御碕[Hinomisaki]へ…というのも考えましたが、ここへ行ってしまうと帰れなくなるのでパスして出雲市へ、大社のバスターミナルにはキュービックLTが2台停車していたので期待していましたが、乗車時刻のバスは残念ながら普通の中型(LR)でした。

このバスに乗る頃には既に19時、出雲市駅到着は25分頃でしたが、出発の際には空はまだ明るく、西日本の日没の遅さを実感させられます。

出雲市からはパーフェクトチケットがあるので一畑電車を利用、この電車に乗車する頃には真っ暗でしたが、元南海の電車は旧式ながら結構高級感があり、車内の様子も独特なので、個人的には元京王車両より高感度は上です。
(一種類ではなく、全然違う車両が肩を並べて走る姿は面白いですね)

宍道湖に沿って走る区間では花火も見られ、松江しんじ湖温泉までの1時間はあっという間でした。

ただ松江しんじ湖温泉到着後に困った事が…というのも、ここからJR松江駅方面への路線バスは2046発が最終らしく、MAKIKYUが到着した21時過ぎにはないとの事。

県庁所在地にしてこの有様にはさすがに参りましたが、仕方がないので松江駅近くのホテルまで徒歩で…宍道湖大橋を渡って約20分程かかりました。
(バス代を浮かせる為に徒歩、というのはオススメできません。それにしてもしんじ湖温泉駅の立地の悪さを体感する羽目に…バスの運行終了後も一畑電車は走っているので注意が必要です)

明日は松江を離れて青春18きっぷの旅を再開予定ですが、時間があれば出発前に今日乗れなかった松江市営バスにでも乗車しようかと思っています。


写真は一畑電車の大社線を走る、元京王電鉄の車両です。

境港方面視察

2006-07-27 | Weblog
  

追記:境港駅前の市内案内地図と、街中の水木ロードにある鬼太郎モニュメントの画像を追加しました(10月3日)

今日の状況報告は2つに分けさせて頂きます。

松江のホテルを出発したのは9時過ぎ、まず最初に一畑バスで美保関(万原)へ。最近松江市に編入された所で市内というには微妙かも知れませんが、市内バス乗車約40分で運賃が片道730円というのは決して安くはない気がします。

万原からは美保関町民バスに乗り換え、松江市内なのに町民バスというのは滑稽な気がします。(このバスは後日改めて紹介したいと思います)

宇井渡船場では渡船に乗り換えて境港に向かいますが、随分粗末な感じの船で僅かな時間・距離にも関わらず200円は少々高い気もします。(MAKIKYUは他に国内では北九州市の戸畑~若松間で渡船に乗った事がありますが、これは確か数十円だった気が…)

ちなみにこの渡船は20分間隔で運行されていますが、18時台で運行終了ですので注意が必要です。

境港の渡船場~境港駅間は徒歩で10分程、途中には「みずきしげるロード」と呼ばれる箇所もあり、ここでは妖怪のオブジェなどが多数見られます。

また途中の店(鬼太郎関連を専門に取り扱っている)を覗いたら、商魂逞しく人形焼の様なお菓子の試供品を半ば強引に…結局この店では喉も渇いて飲み物が欲しかったので120円の缶ジュース(120円の缶ジュースはMAKIKYUは高く感じるので、105円の500mlパック購入が多いです)を一本購入しましたが、缶には妖怪汁とあり、4種類ある様で目玉の親父を購入しましたが、中身は当然普通のジュース(これはゆず味)で目玉は入っていません。
(何かの目玉でも入っていれば面白そうですが…でもあったら怖いです)

ちなみにゲゲゲの鬼太郎の作者みずきしげる氏は境港出身で、それにちなんだものがこの町には多数あります。

あと余談ですが、鳥取県では県中部の倉吉近くにある北栄町(駅で言うと由良など)は名探偵コナンの作者青山剛昌氏の出身地で、ここも一昨日少々覗いてきましたが、こちらも機会があれば取り上げたいと思います。
(少々強行軍になりますが、両者を一日で訪れる事も不可能ではありません)

境港からはJR境線に乗って米子へ、今日JRを使うのはこの区間の320円だけですので普通に乗車券購入ですが、境港駅(鬼太郎駅)→米子駅(ねずみ男駅)の水木すげるワールド記念乗車券が発売されていたのでこれを利用しました。
(値段は同一で、列車と鬼太郎が描かれた使用済みはいいお土産にもなります)

境線の列車に関しては近い内に別記事で取り上げたいと思います。

米子では鳥取藩のりあいばす手形があるので近郊を少々偵察、皆生(かいけ:読み難いですが有名な観光地です)温泉を経由してジャスコ(日吉津店)までを路線バスで往復、ちなみに日吉津(ひえづ:この地名は初めて知りました)とは米子の隣にある村ですが、ジャスコ周辺は地方の典型といった感じのロードサイド型店舗が集積している所で、バックに大山(だいせん)が見えなければ何の面白みも感じられない様な所でした。

米子へ引き上げる際はバスを途中の市内で一旦降りて他のバスに、ちょっと他の車両を…という目論見は見事に的中し、NEW AEROSTARをGETです。(ジャスコ往復は日野中型)

その後は松江に向かいますが、JRだと別運賃の所が日ノ丸バスなら手形で乗車可能という事でバスを利用、ちなみに米子~松江間のバスは概ね一時間毎、運賃は700円ですが、日ノ丸バスにも関わらずこの路線では島根県共通バスカードが使用できるのも特徴です。

途中には出雲郷という名前の停留所もありましたが、これは恐らく難読地名でMAKIKYUも車内アナウンスで初めて知りましたが、「あだかえ」と読む様です。
(ちなみに出雲郷は「あだかえ」と入力しても漢字変換では出てきません)

松江到着以降は別記事とします。


(写真は境港駅のスタンプと境線の乗車券、それに妖怪汁です)