今夏MAKIKYUが関西へ足を運んだ際には、関西の様々な交通機関を利用する機会があっただけでなく、「機内食」を初めて食べる機会がありました。
機内食は名前の通り、航空機の機内で提供される食事の事で、地上と異なる様々な制約がある航空機内で提供するための特殊なモノです。
国際線の航空便をよく利用する方には馴染みあるモノかもしれませんが、MAKIKYUは沖縄や海外へ足を運ぶ際も船利用という大の飛行機嫌いですので、機内食には今まで縁がなく、少なくとも機内食を試すためだけにわざわざ航空機を利用したいとは到底思えません。
当然ながら首都圏~関西への移動で、わざわざ航空機に搭乗して機内食を食べるという事はまずありえない事で、仮に何らかの事情で首都圏~関西間の航空便に搭乗せざるを得ない事由が生じて止む無く利用する事があり、飛行中の航空機内という特殊な環境で機内食を提供されたとしても、まともに味わう事はままならないだろう…と思っています。
そんなMAKIKYUですので、機内食を食べる場所も当然ながら航空機内ではなく機外の地上にある建物内でしたが、航空機内以外で機内食を提供している所、それもふらりと足を運んですぐに注文できる所は非常に少なく、「航空機外で機内食を食べる」という事だけでも、話題性はかなりあると思います。
この数少ない航空機外で機内食を提供する飲食店の一つが、「レジェンド・オブ・コンコルド」という名前の店で、関西国際空港のある人工島内にあります。
店名を聞くだけでも、如何にも空港島内にある飲食店という雰囲気を感じ、店名だけでなく店内もコンコルドなどの航空機をイメージした造作となっているのが大きな特徴です。
メニューも地場の名産品・泉州タマネギを用いたカレーライスなどをはじめ、一般的な食堂でよく見かけるメニューもあるものの、機内食の調製を行っている会社が運営している事もあり、機内食風ではなく正真正銘の機内食を提供しているのが、この店の大きなウリとなっています。
「体験機内食」と謳っているエコノミークラス向けのワントレーで供される一般的な機内食は、1550円で営業時間内なら何時でも食べる事ができ、注文待ちの間に渡された番号札までもが、航空機をイメージしているという徹底ぶりです。
MAKIKYUの訪問時は、体験機内食は「スライスビーフのマデラソース」(洋風)か「赤魚の煮つけ」(和風)のどちらかを選択可能で、MAKIKYUは前者を試してみましたが、冷凍食品を解凍した雰囲気で、ビーフの味付けがかなり薄いと感じたものでした。
物凄く美味しいという訳ではなくまあまあといった印象で、内容の割には割高とも感じたものでしたが、機内食という特殊な加工をしたモノを地上で食べる事ができる希少な機会という事も考えると、機会があれば試してみるのも…と感じたものでした。
この店の機内食はこのワントレーで供されるエコノミークラス向け以外にも、上級クラス向けの機内食などもあり、その中にはワントレーではなくフルコースとなったものも存在していますが、こちらは結構な値が張るだけでなく、事前予約制となっており、ふらりと足を運んで食べる事が出来ないのが難点です。
ちなみにこの店は関西国際空港のある人口島内とは言っても、関西国際空港のターミナルビル内ではなく、少し離れた展望ホールの建物内で営業しています。
そのため関西空港駅に隣接する空港ターミナルビルからは、無料のシャトルバス(見た目は南海バスの路線車と大差ない車両)を利用してアクセスする事になりますので、関空で機内食を提供する店があるからとばかりに、空港ターミナル内をいくら探しても無駄足となりますので要注意です。
また関西空港を発着する公共交通機関も、運賃が全般的に割高な設定となっており、自家用車利用でも人口島へ至る橋の通行料金も決して安くないですので、関西在住者でも機内食を食べに行くためだけにわざわざ…というのは少々厳しい気がしますし、MAKIKYUの様な関西以外の居住者が機内食を食べるためだけに…ともなれば尚更です。
ただMAKIKYUが今夏関西空港駅までのアクセスで利用したスルッとKANSAI 3dayチケット(南海電車で利用可)や、青春18きっぷ(JR快速で利用可)などのフリー乗車券を所持しており、関西空港周辺へ足を延ばす機会があったり、止む無く航空機を利用せざるを得ない人物の見送りや出迎えなどの所用で関西空港へ足を運ぶ機会があれば、序に立ち寄り、機内食を試してみるのも悪くないのでは…と感じたものでした。
「レジェンド・オブ・コンコルド」で提供している体験機内食に限らず、関西空港の展望ホールや機内食(機内で供されるもの)に関する感想などがありましたら、これらに関するコメントもどうぞ。
ここ最近「MAKIKYUのページ」では、阪急京都線で最近登場した車両に関する記事が続きましたが、MAKIKYUが先月阪急京都線を利用した際には、阪急電車の駅構内や駅前などに多数の店舗を構える阪急系の駅そばチェーン「阪急そば」を昼食の際に利用したものでした。
関西など西日本では、MAKIKYUが日頃身を置く首都圏とはうどん・そばの出汁が大きく異なる薄味が一般的で、阪急そばもこの典型と言えるのですが、MAKIKYUはこの薄味のうどんは結構好みで、首都圏ではそばを注文する事が多いMAKIKYUも、関西など西日本へ足を運んだ際には、うどんを注文する事が大半です。
(首都圏でも中には「京風うどん」などと題して、関西風の薄味出汁でうどんを提供する店もありますが少数派で、個人的には関東風の濃い出汁でうどんを食すのは余り好みではありません)
そのため阪急そばで何らかのうどんでも…と思ったのですが、先月阪急そばを利用した際には、「和風中華そば」の広告が目に留まり、この和風中華そばを注文したものでした。
これはうどんの出汁に中華麺が入ったもので、関西ではJR姫路駅・まねきの駅そばが最も有名です。
MAKIKYUの知人の中には、姫路へ足を運んだ際にはいつもこの駅そばを食すという人物も居り、関西のコンビ二でも「姫路の駅そば」と称したカップ麺が発売されているのも目撃した事があります。
(ただこの知人は姫路の駅そばを営業している会社が調製しており、同県内の野球場で発売している「みんな大好き」と題した、地元の電車をデザインした弁当のパッケージを見せた時には、余り好みではないと評していたのですが…)
阪急そばの「和風中華そば」も姫路の駅そばと同様に、うどんの出汁に中華麺が入ったもので、関西では他でも同種の駅そばを提供している所が幾つかある様ですが、値段的にも比較的手頃ですので、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様も興味がありましたら、この手の和風中華そばを試してみては如何でしょうか?
先日「MAKIKYUのページ」では、先月MAKIKYUが長崎県の対馬を訪問した際、レンタサイクルを利用して足を運んだ韓国展望台に関して取り上げましたが、韓国展望台からさほど遠くない所(自転車だと10分程度)には、豊砲台跡という軍施設の遺構が残存しており、韓国展望台を見学した後は、こちらへも足を運んだものでした。
「豊(Toyo)」とは一帯の地名で、ここに第2次世界大戦の頃、かなり大規模な砲台が建設されたのですが、この様な砲台が建設されたというのも、異国のすぐそばと言う立地である事を実感させられるもので、後世こんな施設が再び建設される事がない事を願いたいものです。
豊砲台跡の内部は、「跡」というだけあって空洞の様になっており、内部の照明もかつてはコイン式(有料)だった様で、ネット上でもその様な記載を目撃した事がありますが、近年無料化された旨の告知が出ており、韓国展望台の双眼鏡共々無料化された事は歓迎できると感じます。
こちらは韓国展望台とは異なり、韓国人団体客の姿は見受けられず、見学者の数も少ない状況でしたが、両者共に案内標識や音声案内は日本語・韓国語・英語の3ヶ国語案内となっている辺りは、韓国に近く、韓国人が大勢訪れる土地ならではと感じたものです。
(韓国展望台や豊砲台跡からの直線距離は、福岡はおろか厳原よりも釜山の方が近い位です)
比田勝の北側にある対馬らしい2箇所の見所を廻った後は、昼頃に再び比田勝の街中へ戻ったのですが、比田勝→韓国展望台→豊砲台跡→比田勝と廻るだけでも移動距離は10km以上、電動自転車でも結構疲れると感じたもので、この一帯を運行する路線バスの本数がもう少しあれば…とも感じたものでした。
(団体客向けの観光バスは結構見かけましたので、これらの団体を比田勝の中心部で路線バスに乗り換えさせる事が出来れば、鰐浦地区を循環運行する観光循環バスを毎時運行しても…と思う程です)
そして比田勝の街中へ戻り、昼食は比田勝港近くのレストランで上対馬名物とんちゃんの定食を注文したものでしたが、ここでも韓国人団体客が来店する姿を見かけたもので、比田勝がただの離島の端に位置する田舎町ではないという事を強く実感させられたものでした。
(こちらは1000円でしたが、「長崎しまとく通貨」を利用すれば実質800円、釜山で定食を食べるよりは高めの価格設定ですが、土地柄や食事内容、そして比田勝らしいグルメを堪能できるという点でも価値はあると思います)
とんちゃんは元々韓国の焼肉料理を元に、対馬流にアレンジしたものですので、近年比田勝への訪問が増えている韓国人向けとは言い難い気がしますが、一応日本国内とは言えども、本州在住の人間にとっては非常に足を運び難い比田勝まで足を運んだ際には、是非賞味したい料理と感じたものでした。
(ちなみにMAKIKYUが目撃した韓国人団体向けには、うどん・天ぷら・海苔巻きが提供されており、こちらの方が外国人向けに日本らしい食べ物を提供するという点では軍配が上がるかと思いますが、個人的には比田勝ならではの食べ物とは言い難いと感じたものです)
昼食を済ませた後も、まだ乗船予定の航路出航時刻までは空き時間があり、路線バスのフリーパスも手元にありましたので、午後には比田勝発着のローカルバスにも乗車したものでしたが、この路線バスに関しても近日中に追って取り上げたいと思います。
また午後に比田勝発着のローカルバスに乗車した後は、レンタサイクルを返納して港へ向かったのですが、レンタサイクルを兼業している花屋では、自転車貸し出しだけでなく港~花屋間の送迎車サービスもあり、自転車を借りる際には直接店舗へ出向いたMAKIKYUも、返納後はこの送迎車を利用したものでした。
送迎車にはハングルで「レンタル 自転車」と記した表記も掲出され、こんな所も外国人が多数押し寄せる国境の町らしいと感じたもので、レンタサイクル返納時に渡された「お土産」も、えびせんや黒棒などの日本の駄菓子、これも外国人向けのレンタサイクルならでは…と感じたものでした。
12月にMAKIKYUが長崎県の対馬を訪問した際には、島の中心都市・厳原で1泊した後に縦貫線路線バスで比田勝へ向かい、比田勝から出航する航路で対馬を離れる旅程でしたが、縦貫線の乗車バス時刻は決めておらず、当日の気分次第で…という状況でした。
(ただ縦貫線のバス自体が1日4往復しかなく、比田勝からの航路出航時刻も考えると、厳原発7時台か11時台の便しか選択肢がないのですが…)
そして比田勝へのバス乗車当日を迎え、早めに出発しても支障ない状況でしたので、朝は少々早いものの、7時過ぎには厳原のホテルをチェックアウト、縦貫線の始発便で比田勝へ向かい、比田勝には9時半過ぎに到着したものでした。
比田勝での航路出航は夕方という事もあり、それまでは周辺観光を…という所ですが、離島・対馬の中でも中心都市・厳原からは遠く離れた町で、厳原~比田勝間を結ぶ路線バスも4往復しかない地という事もあり、当然ながら比田勝周辺の公共交通機関に関しても、利便性は芳しくない状況です。
(路線バス利用だと、一度バスを降りてしまうと次のバスまで相当な時間が空いたり、バス停と見所の間の移動距離だけでも相当な状況だったりと、周辺観光には使い難く、地域の生活交通として最小限度の便が確保されている程度なのが現状です)
比田勝は町内にコンビニ(離島では町内にコンビニがある町といえば、そこそこ大きい部類に入ります)もないと言えば、結構な田舎町という事が容易に推測できるかと思いますが、そんな比田勝でも町内でレンタサイクルを営業している店が存在します。
レンタサイクルと言っても、専業店舗や自転車屋ではなく、「フラワーショップしまい」という花屋が、兼業でレンタサイクルを営業しているのですが、同店は対馬交通上県営業所(比田勝バス停)から比田勝港へ向かって歩いていくとすぐの所にあり、縦貫線などの路線バスを下車した後にレンタサイクルを借りるにも比較的至便な場所にあります。
MAKIKYUはここでレンタサイクルを借り、公共交通の便が芳しいとは言い難い比田勝の町を巡ったのですが、同店では通常の自転車と電動自転車の双方を取り扱っています。
町の郊外では結構なアップダウンがある事から、郊外へ足を伸ばすのであれば値段は少々割高(1日1500円)になるものの、電動自転車の方が良いかと思います。
ちなみにレンタサイクル借用時には、氏名と共に連絡先電話番号などを申告し、手続き後に周辺地図を渡されるのですが、土地柄もあってか利用者の大半は外国人との事(日本人の利用も月に数件程度はある様ですが…)で、渡された周辺地図は韓国語併記のものでした。
そしてレンタサイクルに乗車し、まずは韓国展望台を目指したのですが、ツシマヤマネコ飛び出し注意の看板や、ハングル併記の案内標識などは、他の離島では余り見られない対馬らしい光景と感じます。
韓国展望台までは所要30分強、電動自転車でも結構な距離と感じ、電動でなければとても…という印象を受けたものでした。
韓国展望台からは、天気が良いと50km程度離れた釜山の街を望む事もできる様ですが、MAKIKYUの訪問時には残念ながら遠くは霞んでおり、異国を眺める事は叶いませんでした。
(最近中国の大気汚染が問題化し、日本でも首都圏より九州の方が空気が悪いという話も聞きますので、もしかしたらその影響も出ているのかもしれません)
ただ対馬北方の海域には、大型貨物船が複数航行している姿も見受けられ、世界有数の港町・釜山のすぐ近くに居るという事を実感させられもので、対馬が日本の他の離島とは異なり、異国のすぐ近くにある国境の島である事を改めて認識させられたものでした。
韓国展望台滞在中には、貸切バス利用の韓国人団体も多数押し寄せ、近年対馬を訪れる韓国人が増えている事や、韓国人向けの訪問先の定番になっている事も実感させられ、訪問者は日本人よりも韓国人の方が多いのでは…と感じたものでした。
この韓国展望台のすぐそばには、300年程前に韓国から対馬へ向かう途中、鰐浦沖で遭難して亡くなった方々の慰霊碑も建立されていますが、今日に至るまで対馬は韓国と近い土地と言う事もあり、様々な面で交流の深い島である事を実感させられます。
韓国展望台の見学を終えたら、今度は展望台からさほど遠くない豊砲台跡も見学したのですが、こちらに関しては近日中に続編記事で取り上げたいと思います。
先日「MAKIKYUのページ」で取り上げたラクテンチケーブルですが、このケーブルカーに乗車するだけでも、乗車料金込みの入場料(1200円)を要します。
先月MAKIKYUがラクテンチケーブルに乗車した際には、少し時間に余裕もあり、わざわざラクテンチまで足を運び、そこそこの入場料を支払ってケーブル乗車だけでは少々勿体無い気もしますので、園内も視察したものでした。
ケーブルカーで山上の遊園地に上がると、ケーブル乗り場近くには、2重式の観覧車があり、この観覧車はJR日豊本線の車中からも、余程天気が悪く霞んだ日などでなければ、姿を確認できる程です。
また遊園地だけあり、乗物系は幾つものアトラクションがあり、最初に乗った乗り物は「ロマンスカー」と称するものでしたが、首都圏某大手私鉄の展望席付き車両をはじめとする有料特急列車の様な優雅な雰囲気とは程遠く、全自動運転(機能上は手動運転も可能な様ですが、営業では自動運転のみ)のゴーカートが狭い悪路を走る代物です。
一応「鉄道」と言えるサイクルモノレールも、山上にあり展望性に優れた立地と相まって、ロマンスカーと共に、園内乗物系の中では大人だけでの利用でも…と感じた乗物で、本線~留置線の車両を入れ替える際のポイント部分は、こんな仕組みもあるのか…と感じたものです。
他にはジェットコースターをはじめ、子供向けの遊具なども多数ありますが、新幹線型の遊具は九州らしさこそ薄いものの、実車は博物館入りした車両が僅かに姿を留めるのみという車両です。
車両代替が行われなければ、今後この新幹線型遊具も希少価値が出てくるかも…と感じたもので、さすがにMAKIKYUがこの車両に単独で乗車するのは気が引けますが、機会があれば知人某氏には是非…と思います。
これらの乗物系は全て有料アトラクションですが、乗物以外に園内では幾種かの動物も飼育しており、ミニ動物園併設型遊園地と言っても過言ではない状況になっているのも大きな特徴で、こちらは大半が入場料のみで見学可能です。
また日本有数の温泉地に立地しているだけあり、園内でも温泉が噴出し、飲食物の中には、この温泉を利用した地獄蒸しを販売していたり、入浴料無料の露天風呂付き温泉浴場が設けられている辺りも、別府らしいと感じたものでした。
「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様方が「けいはん」と聞いたら、まず思い浮かべるものはどんなものでしょうか?
MAKIKYUが普通に考えたら、「京阪電車」や「京阪バス」など、関西の公共交通を運営する事業者や、その系列会社などを思い浮かべ、関西にお住まいの方などは、特に鉄道やバスなどの公共交通に感心を持たれていなくても、まず真っ先に京阪グループを連想されるかと思います。
関西にお住まいの方や、公共交通に関心を持たれている方でなくても、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様方の中には、MAKIKYUと同感という方も多いかと思いますし、「けいはん(Keihan)」とPCなどで文字変換した場合でも、特に辞書登録などをしているのでなければ、「京阪」が真っ先に出てくるかと思います。
4月にMAKIKYUが足を運んだ鹿児島県の奄美大島でも、島内路線バスを運行している道の島交通において、京阪バスから移籍した三菱製小型路線車も活躍している様です。
しかしながら奄美大島において、島人(シマンチュ)の方が「けいはん」と聞いて、道の島交通で活躍する特定の車両を連想するのは、道の島交通の関係者を除けば…という状況かと思いますし、京阪グループの各業務に従事する方が奄美大島へ足を運んでも、路線バスを思い浮かべる事は余りないかと思います。
それなら奄美大島の「けいはん」とは何?と思われる方も居られるかと思いますが、奄美大島で一般的な「けいはん」は「鶏飯」の事で、こちらはMAKIKYUの手元にあるPCの文字変換では、残念ながら直接「けいはん」と入力しても変換できません。
「けい」→「鶏」、「はん」→「飯」で変換する事はできますが、「とり」「めし」と入力した方が手っ取り早く、名前の通りご飯の上に鶏肉などを乗せた料理の事です。
奄美大島で島らしい名物料理と言えば、真っ先に名前が挙がる程で、MAKIKYUの仕事先に居る鹿児島県出身者(奄美大島ではなく本土出身ですが、奄美へ足を運んだ事もあるとの事)も賞賛している位ですが、島内中心都市の名瀬(旧名瀬市・現在は市町村合併で奄美市の一部)では多数の飲食店で鶏飯を提供している他、MAKIKYUが名瀬で宿泊したホテルの朝食バイキングでも、和洋様々な料理と共に、鶏飯の姿もありました。
(MAKIKYUが宿泊した「ホテルニュー奄美」は、名瀬の中心市街地に立地し、空港行バスが発着する「(ホテル)ウエストコート」にも隣接、鹿児島~沖縄航路などのフェリーが寄港する名瀬新港へも徒歩10分程度の好立地です。
設備面でも新しく綺麗な上に、MAKIKYUが利用したプランでは、朝食バイキング込みでもシングル1泊5000円以内で宿泊できましたので、また奄美を訪問したら再度利用しても…と感じたものでしたが、最近名瀬では離島にしては珍しく、幾つものビジネスホテルがサービス合戦を繰り広げている様です)
また名瀬の市街地だけでなく、島内各地の様々な飲食店で「鶏飯」を提供しており、中には鶏飯の専門店も幾つか存在します。
その中でもMAKIKYUが足を運んだのは、龍郷町の屋入(Yanyu)にある「ひさ倉」で、名瀬でも島人との会話で店の所在地を言っただけでも店名が出てくる程、鶏飯の本場・奄美大島でも鶏飯専門店としてはトップクラスの知名度を誇ります。
鶏のスープ・ご飯・鶏肉などの具材が別々に提供され、それらを自分の好みで盛り付けて食すのが本格的な鶏飯のスタイル、そしてスープが味の決め手になると言われ、「ひさ倉」の場合は鶏飯用に鶏を自家飼育している程(HPに記載あり)している程です。
「ひさ倉」の鶏飯は950円、島人が毎日昼食で足を運ぶ価格とは言い難いですが、たまに少し豪華な食事を楽しみたい時や、遠方から奄美を訪問した観光客が、奄美大島の島らしい料理を堪能するとなれば、価格設定も決して悪くない気がします。
「ひさ倉」の鶏飯は、スープも割合あっさりとした印象でしたが、島人から聞いた話では、店によってはもっとこってり味だったり、濃い味だったりと様々、好みも人それぞれの様です。
奄美大島では他にも「元祖」を名乗る赤木名(名瀬から道の島交通路線バス利用の場合、北大島線(佐仁行)の赤木名下車)の「みなとや」をはじめ、幾つもの店で鶏飯を提供していますので、また奄美大島へ足を運ぶ機会があれば、他の鶏飯も…と感じたものです。
ちなみにMAKIKYUが足を運んだ「ひさ倉」は、道の島交通の名瀬(ウエストコート)~空港間を運行する空港線と、名瀬(与儀又)~赤木名~佐仁間を運行する北大島線の2路線が通る「屋入」バス停のすぐそばです。
バスの車内放送(乗務員の方の肉声マイク案内)でも「屋入 鶏飯ひさ倉前」と案内がある程、2路線を合わせると毎時1~2本の運行がありますので、事前にバス時刻を調べておけば、路線バスでの訪問も比較的容易です。
(自家用車・レンタカーで名瀬~笠利方面(空港など)を移動する場合でも、龍郷町役場から笠利方面へ向かう途中の国道沿いですので、航空機&レンタカー利用で奄美を観光する方でも、比較的足を運び易いかと思います)
また奄美大島以外でも、鹿児島市内などにも幾つか鶏飯をウリにしている飲食店が存在している様で、鹿児島~奄美大島~沖縄本島間を結ぶフェリーでも、マリックスラインの船内食堂(洋上レストラン)で鶏飯の取り扱いがあります。
マリックスラインの鶏飯(700円)は、MAKIKYUも乗船時に試してみましたが、既に盛り付け済の状態で提供され、スープも少なめで濃い味、値段も違いますので、本場の専門店に比べると…という気がしました。
とはいえ奄美大島へ足を運ぶ予定はないものの、鹿児島からフェリーで沖縄へ足を運ぶ予定があり、一度鶏飯を試してみたい…といった方にはおススメのメニューかと思いますし、限られた条件下での営業となる船内食堂において、奄美の名物料理を提供しているのは、大いに評価できる事と感じたものでした。
(鹿児島~沖縄航路を共同運航しているマルエーフェリーの船内食堂では、MAKIKYUが見た限りでは残念ながら鶏飯はありませんでした)
奄美大島ではこの「鶏飯」以外にも、沖縄などにも存在する「油ソーメン」(写真:ソーメンを肉や野菜と共に炒めたモノで、脇にあるアオサの天ぷらともずくの酢の物はサービス品、これらも奄美ならではの食物です)など、比較的手頃な値段で堪能できる名物料理が幾つもあります。
「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様方も奄美大島へ足を運ぶ機会がありましたら、道の島交通の路線バスや数々の観光名所などと共に、是非鶏飯(けいはん)を試してみては如何でしょうか?
先日「MAKIKYUのページ」では、岡山名物「えびめし」に関して取り上げましたが、先月MAKIKYUが岡山周辺を訪問した際には、福山で「うずみ」を食す機会もありました。
MAKIKYUも福山周辺の情報を調べている時に、その存在を知ったもので、福山周辺以外では余り見かけないB級グルメですが、具材をご飯の下に忍ばせているのが、うずみの大きな特徴です。
具材は鯛を用いているのが一般的で、そのまま食べたり、だし汁をかけて食べる、場合によっては別添の薬味なども足して…となるのですが、最近では他にも様々なバリエーションが登場しており、カキ氷などのうずみといった創作メニューも登場している様です。
福山の街中では、市内の至る所で「うずみ」を取り扱っている飲食店があり、ネット上でもその情報が出回っているのですが、MAKIKYUが福山に辿り着いたのは、路線バスの運行も終了した深夜帯という状況で、大半の店は営業も…という状況でした。
しかしながらMAKIKYUが福山を訪問した際には、宿泊するホテル内の飲食テナントとして、全国チェーンの居酒屋が入居しており、ここは結構遅くまで営業している上に、宿泊チェックイン時にはこの居酒屋を利用した際のサービス券(飲み物サービス)が提供された事もあり、夜食で立ち寄ったものでした。
全国チェーンの居酒屋ですので、大半のメニューは首都圏でも同じ物が…という状況なのですが、それでもHPのメニューには出ていないものの、「鯛うずみ」を店舗限定のオリジナルメニューとして提供しており、せっかく福山へ足を運んだからには…という事で試してみたものでした。
(「うずみ」は発祥経緯も影響してか、店舗によっては裏メニューとなっており、メニュー表で存在を記していない店もある様です)
ご飯の下に潜んでいる具材の詳細などは、ブログ等で口外しないルールがある様で、この場での詳細な記述は控えさせて頂きますが、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様方も福山へ足を運ぶ機会があるならば、試してみる価値は…と感じたもので、全国チェーン店でもこの様な地域・店舗限定メニューを提供しているのも、評価できる気がします。
また鯛うずみと共に、サービス券を利用して注文した飲み物は「ホワイトみるくる」で、メニュー表にあるソフトドリンクの大半はありふれた飲み物という中で、サービス券利用可能なドリンクの中では異色の存在という事で試してみたのですが、こちらはカルピスに近いものの少し違う…といった感じの乳酸菌飲料でした。
MAKIKYUは先月広島・岡山・香川・徳島の瀬戸内4県へ足を運んだのに続き、今月も岡山・香川県方面に足を運ぶ機会がありました。
(どちらも往復新幹線「のぞみ」号利用で、今問題になっているボーイング7○7とやらは、高松での重大インシデント発生以前から選択肢としても考えていませんが、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様方の中で、この方面へ足を運ばれる方の中には、突如の欠航発表で予定を狂わされている方も居られるかと思います)
その際には岡山市内で「えびめし」を食す機会もあり、岡山周辺にお住まいの方や、縁のある方以外は、聞いた事もないという方も居られるかと思います。
岡山のえびめしは、ソースなどをベースにした調味料を用い、具材に海老などを用いた炒め飯です。
MAKIKYUは以前JR岡山駅構内のキオスクで、「えびめしの素」という調味料を見かけて気になり、一度購入して使った事もありますので、機会があれば是非本場で一度…と思っており、今月ようやくその機会に恵まれたものでした。
MAKIKYUが日頃身を置く首都圏ではまず見かけないものの、岡山県内では結構有名な様で、最近よく名前が出てくる「津山ホルモン焼きうどん」(こちらも今月初めて食す機会があったのですが…)などと共に、岡山県内B級グルメの代表格になっている様です。
岡山では余所者がよく足を踏み入れる岡山駅や市内中心部、著名な観光地などとは関係ない郊外で店舗を営業している事も多い様で、そうなると日頃専ら公共交通を用いて移動するMAKIKYUが賞味する機会は…という事になってしまいます。
しかしながら岡山駅からは約1km、頻発している宇野自動車以外の各社路線バスを使えば僅か100円、10分もかからずにでアクセスできる中心部の天満屋バスセンター地下(1F)でもえびめしを扱っている店があり、後日ネット上で検索した所、えびめしでは結構有名な店の様でした。
(宇野自動車の表町BCからも、天満屋BCまでは徒歩5分以内で到達可能で、市内電車(岡山駅~東山)の電停も表町BCのすぐ近くにあります。
こちらも岡山駅から100円で利用可能ですので、余所から岡山へ足を運び、乗継などで少々時間が空く場合、岡山の市内交通機関乗り比べと、えびめし賞味を兼ねて天満屋BCへ足を運ぶのもおススメです)
MAKIKYUが立ち寄った店ではえびめし単品(コールスロー付き)が600円、他にプレートと呼ばれる野菜や揚げ物などが付いたメニューや、「オムえびめし」というえびめしをオムライスの如く玉子で包んだメニューも設定されており、「オムえびめしプレート」というえびめしの最上級メニュー(?)の設定もありました。
(写真は750円のえびめしプレートです)
この店では店内飲食だけではなく、隣接して弁当の販売も行っており、こちらでも一般的な弁当に追加料金で弁当のご飯をえびめしに変更する事が出来るほか、えびめしのテイクアウトも取り扱っており、店内でゆっくり食す時間はなくても、新幹線などの車内に持ち込んで岡山名物を一度…という方は、テイクアウトを検討されても良いかと思います。
またえびめしだけでなく、デミカツやふなめしなど、これまた岡山以外では余り見かけないであろうメニューの取り扱いもあり、機会があれば
再び岡山へ足を運んだ際には、こちらも試してみたいと感じたものでした。
ちなみにMAKIKYUが足を運んだ天満屋BC地下にある店は、19時30分頃まで営業している様ですが、火曜日が定休日となっている様ですので要注意、他にも探せば岡山市内各所や周辺地域でえびめしを提供している店もありますので、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様方も岡山へ足を運ぶ機会がありましたら、是非一度えびめしを試してみては如何でしょうか?
先日「MAKIKYUのページ」で取り上げた八栗ケーブルは、少々不便に感じることでん八栗駅などから徒歩での道程を考えると、ケーブル乗車だけで足を運ぶのは…と感じる方も居られるかと思います。
その道中には「山田家」という讃岐うどんの店もあり、八栗駅などから徒歩で八栗ケーブルへ向かう道中でも、至る所の電柱などにこの店への道程を示した案内が見受けられたもので、八栗ケーブルへの道程でこの店が気になり、帰路に立ち寄ってみたものでした。
場所は八栗駅などから八栗登山口駅への道中、ケーブルカーの八栗登山口駅からは徒歩でも10分もかからない所で、八栗ケーブル共々公共交通機関でのアクセスはやや不便な所に位置していますが、後程ネット上で調べたら接待などでも使われる結構な名店らしく、食事時などは結構込み合う人気店の様です。
(香川県は讃岐うどんの本場だけあり、多数の名店が存在している様ですが、車社会の土地柄だけあって公共交通機関の便が悪く、自家用車(レンタカー等も含む)を利用しない旅行者が訪れ難い立地の店舗が多数存在しており、その事もあってか、うどん店巡りツアーも存在する程です)
「うどん県」とPRしている程の讃岐うどんの本場に来た事もあり、八栗ケーブル乗車後帰路に就く前に、手頃に食べれるうどんを軽く…と思って立ち寄ったのですが、店内は座敷や庭園もあり、敷居の高そうな印象を受けたものでした。
うどんと言うと普段は立ち食いの類ばかり…というMAKIKYUにしては、滅多に入る機会がない雰囲気の店で、接待などにも用いられる店らしく、うどんすきなどの高級メニューも存在しています。
それでも食事時を外した空いている時間だけあり、1人で軽くうどんを…と言うニーズにも快く応じて頂き、最もリーズナブルなぶっかけうどんを注文したものでした。
このぶっかけうどんは僅か300円という安さ!シンプルなうどんながらも麺・ダシ共に味も上等と感じ、立ち食いでも内容的にはもっと値が張るのでは…と感じたものでした。
もう少し高級な釜揚げうどんなどでも内容的を考えると手頃な価格設定、さすが本場のうどん県でも評判の店と感じたものです。
八栗ケーブル乗車と本場の讃岐うどんの双方をセットにして訪問すれば、八栗訪問はかなり充実するのでは…と感じたものです。
ちなみにこの「山田家」は本場讃岐の八栗だけでなく、東京の流行スポットになっている墨田区・押上の東京スカイツリーに隣接する「東京ソラマチ」にも出店しています。
立地も影響してか、価格設定は本場うどん県の本店よりはやや割高になってしまうものの、地元人以外、それも特に公共交通機関を利用して移動するとなると、かなり足を運びにくい八栗の本店だけでなく、首都圏でも本場の讃岐うどんを堪能できます。
MAKIKYUはソラマチ訪問の機会があればその際にも…と感じたものでしたが、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様も八栗やソラマチへ足を運ぶ機会がありましたら、是非一度試食してみては如何でしょうか?
先日「MAKIKYUのページ」では、MAKIKYUが今月初めに参加した黒部ルート公募見学会で乗車したインクラインに関して取り上げましたが、インクラインで黒部川第4水力発電所(くろよん)に到着した後は、見学会の目玉となるくろよん見物となります。
くろよんは冬場に雪崩が多発し、険しく過酷な環境の黒部峡谷に位置する事もあって、発電所設備は全て地下式となっている事が大きな特徴で、地上に顔を出しているのは、関西方面へ向かう送電線が伸びる部分だけ、それも雪崩覆いが付いた姿となっています。
黒部ルート見学会でも送電線が伸びる部分に足を運ぶことは無いため、地上から姿を見る機会はなく、インクラインや上部軌道線の乗り場近くにある地下の入口から発電所内に入る事になりますが、発電所内に入るとまず会議室の様な所に案内されます。
ここでは円状に並ぶ机の内側に、くろよん周辺の様子を表した模型が設置されており、公募見学会では参加者毎に座席が割り振られており、氏名を示した札と共に、見学会参加記念品として「黒部の氷筍水」と称した関電関連会社が発売しているミネラルウォーター(関電トンネル内の湧水)が1本ずつ振舞われます。
そして見学会参加者が揃うと、部屋内に設置された模型や、モニターによるビデオ放映などでくろよんの概要説明が行われ、その後水力発電所としては国内4番目の規模を誇る事でも知られる発電所設備の見学となります。
発電所設備見学の際には、まずは地下200m近い地中にあり、ネット上などでよく見かける巨大で整然とした発電機室に案内され、人里離れた険しい峡谷の奥地に、よくこれだけ大規模な設備を作ったものと感心させられます。
この発電機室には超重量で欅平方面からは運送できず、扇沢方から関電トンネル~黒部トンネル~インクライン経由で搬入したという巨大なペルトン水車の歯車(以前使用していたもので、現在は予備品を兼ねているとの事でした)も展示されている他、記念撮影用の名標(日付表示あり)も用意されており、一般人は滅多に足を運べない地とはいえ、関電側も定期的に行っている黒部ルート公募見学会を随分意識していると感じたものでした。
その後更に下のフロアに案内され、実際に爆音と共に回転している水車の様子や、現在は無人化されている操作盤室などを見学した後、再び最初に訪れた会議室の様な部屋に戻ります。
黒部ダム出発コースでは、昼食休憩の時間が確保されており、この会議室の様な部屋で食事を取ることになりますが、通常は一般人が訪問する事はまずなく、人里離れた峡谷だけあって飲食物の販売などは当然無く、関電側が用意する訳でもありませんので、食事は事前に持参する様に案内されており、MAKIKYUもここで事前に調達していた軽食を広げたものでした。
MAKIKYUは一応飲み物も用意していたものの、見学会参加記念品のミネラルウォーター以外に、暖かいお茶の準備もありましたので、飲み物は事前に用意しなくても…という状況だったのは予想外で、お陰で持参の飲み物は公募見学会終了時まで開けずに済む有様でした。
ただ黒部ルート公募見学会は、ダイヤに従って運行している関電専用の交通機関を乗り継ぐ関係で、くろよんの見学滞在時間は、黒部ダム出発コースでは食事休憩の時間を含め、僅か70分程しかありません。
その上くろよんから乗車する上部軌道線のトロッコ車両撮影希望者は、少し早めに支度を…と案内される程ですので、会議室の様な部屋の隣にある資料展示も充分に見れず、足早に移動しないといけないのは惜しい限りでした。
それでも欅平出発コースでは、くろよんでの食事休憩時間が確保されておらず、僅か43分のくろよん滞在で出発する事を考えると、まだ恵まれているのですが、一般人は訪問機会自体が滅多にない所だけに、もっと見学時間があっても…と感じたものでした。
くろよんからは高熱隧道を走る事で有名な、関西電力上部専用軌道に乗車する事になりますが、この列車に関しては近日中に別記事で取り上げたいと思います。
少し前の話になりますが、MAKIKYUは今月初めに関西電力(関電)の「黒部ルート見学会」に参加しており、今月MAKIKYUが「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」を購入したのも、この見学会へのアクセスにJRを利用する事が主な目的でした。
(この往復で2回分を利用しており、残り1回分を山梨方面への日帰り旅行に充てています)
黒部ルート見学会は、有名な黒部川第4水力発電所(以下くろよんと記します)を見学すると共に、公共交通機関や一般車両が通行できる道路が存在しないくろよん周辺を、通常一般人が乗車できない関電の事業用交通機関(写真のルート案内にある黒部ダム~欅平駅間が該当し、MAKIKYUは一般交通機関も含め、信濃大町~宇奈月間をこの経路で移動したものでした)を乗り継ぎ、黒部ダム~くろよん~欅平駅間を移動するものです。
(黒部ルート移動は黒部ダム・欅平駅いずれかの集合場所から片道のみとなり、黒部ルートの来た道を辿って集合場所へ戻る事はできません)
参加に当たっては、HPなどで公開される要綱に従い、見学会開催日時の中から希望日時・集合場所・参加人数などを記して葉書で応募する必要があり、運良く1回30名の抽選に当選した場合にだけ参加可能、それも1年間で複数回の参加(当選者の辞退後再応募も含む)は不可能となっています。
そのためくろよんは思い立ってすぐに行ける所ではなく、関電の関係者や余程の有名人(以前有名な年末の紅白歌合戦で、くろよんから生中継で参加したアーティストがいた事は、ご存知の方も多いかと思います)などでない限りは、この見学会に参加する以外の方法が存在しません。
くろよん見学や黒部ルートの交通機関乗車を別としても、黒部ダム~欅平駅間をくろよん周辺を経て移動するには、他には水平歩道や日電歩道と呼ばれる険しい山道を移動するしかなく、これは相当山歩きに慣れた登山家でも難儀すると聞きますので、MAKIKYUの様な一般人にとっては、黒部ルート見学会参加が、くろよん周辺を訪問する唯一の手段となります。
この様に非常に訪問し難い所ですが、くろよん自体が非常に有名な施設である上に、周辺の事業用交通機関も非常に魅力的ですので、以前から是非一度足を運びたいと思っていたのですが、8月末に黒部ルート見学公募委員会から当選を伝える通知が届き、それから見学会の日が待ち遠しいものでした。
この通知はメール便で送付され、見学会参加者向けのしおりや黒部ダム・黒部峡谷周辺の観光案内パンフ、見学会参加後のアンケート用紙やアンケート送付用封筒などが入ったものでしたが、一人での参加とした事も、当選に貢献したかも…と感じたもので、MAKIKYUが参加した黒部ルート見学会では、いつもより単独参加が多かったとの事でした。
そして見学会開催当日は、MAKIKYUは黒部ダム集合のコース(他に欅平駅集合の逆ルートもあります)の参加でしたので、前泊地の松本市内からJR大糸線で信濃大町駅へ向かい、そこからトロリーバス扇沢駅行きのアルピコ交通(川中島バス)で扇沢駅まで抜けた後、関電トロリーバスで黒部ダムへアクセスしたものでした。
10時30分の集合時間に間に合わせるには、松本からでも7時台の電車に乗らないと間に合わず、少々早起きを余儀なくされますが、信濃大町駅は周辺での食料調達も限られる有様ですので、宿泊場所となると一応駅近くに小規模なビジネスホテルはあるものの、選択肢はかなり限られてしまうのが現状です。
信濃大町駅~扇沢駅間バス路線の途中にある大町温泉郷も、余裕ある日程で観光も兼ね、複数人での参加なら良いのかもしれませんが、見学会前日に仕事が終わった後に首都圏から列車で移動し、単独行動での手頃な素泊まり宿を求めるには厳しいものです。
公共交通機関利用で首都圏から、黒部ダム集合の黒部ルート見学会に参加するには、松本での宿泊がベストとはいえ、最近多発している列車の輸送障害などに見舞われると接続交通機関に乗車できず、交通機関共に本数が少ないため、1本早くとなると相当早い時間に動き出さなければならないのは難点です。
そのため見学会自体の中止と共に、交通機関の輸送障害が発生しない事を願っての参加でしたが、大きなトラブルも無く無事集合時間までに黒部ダムへたどり着く事ができ、トロリーバスの乗り場付近には「黒部ルート公募見学会 参加者集合場所」の案内も出ていましたので、扇沢駅からのトロリーバス下車後は、迷わずすぐに辿り着けたものでした。
(余談ながらこの看板を見つけた時にはまだ若干時間の余裕がありましたので、MAKIKYUは一旦トンネルから外へ抜け、黒部ルート程の秘境ではなく以前にも一度訪問した事があるとはいえ、決して行き易い場所とは言い難い黒部ダムを見学していました)
10時30分の集合時間になると、参加者は黒部ダム駅の裏方へ案内され、ここでまず免許証などの身分証明書による本人確認が行われると共に、特別なエリアに足を踏み入れるだけに、続いて所持品検査と警備員による金属探知のボディチェックが行われ、ボディチェックは裁判所の刑事裁判傍聴以来でした。
ボディチェックの後は関西電力のマークが入ったヘルメットが渡され、見学会参加者は関西電力の案内人が外しても構わないという指示を出した時を除き、ヘルメットの着用が義務付けられるのは、特殊なエリアに立ち入る見学会ならではですが、見学会参加者は白色のヘルメットを着用し、関電関係者は黄色いヘルメットを着用する事で、見学会参加者を識別できる様になっています。
そして参加者全員のボディチェックやヘルメット貸与・装着が済むと、黒部ダム駅裏手のくろよん方面へ向かう関電専用トンネル(黒部トンネル)内に停車しているバスに案内されるのですが、この続きは近日中に続編記事で取り上げたいと思います。
先月MAKIKYUが女川へ足を運んだ際には、女川駅周辺の状況などを視察したものでしたが、MAKIKYUが足を運んだ被災地域の中では、被災状況は何処よりも凄まじく、東日本大震災による津波の凄惨さを身をもって痛感させられたものでした。
(東日本大震災の被災地域では、他に南三陸町や岩手県陸前高田市・大槌町なども市街地が壊滅状態になっている事が報じられ、これらも相当なものかと思いますが…)
MAKIKYUが女川へ向かう際には、石巻駅前からバスで女川町内へ入ったのですが、石巻市から市境を跨いで女川町に入り、石巻線で女川の一つ手前にある駅でもある浦宿周辺を通った際には、女川町の中心部とは山一つ隔てており、震災から既に4ヶ月以上を経ている事もあってか、見た限りではさほどの影響はない様にも感じられたものでした。
しかし浦宿駅前や女川高校を過ぎ、山を越えて女川町中心部の市街地を見渡せる箇所に差し掛かると、僅かな距離で風景は一変し、余りの凄まじさに唖然とするばかりでした。
太平洋に面したリアス式海岸の湾奥に位置し、平地のすぐそばに山が迫るという女川町中心部の立地も影響したとはいえ、女川へ向かう途中の東松島市内や石巻市内などで見かけた被災地域の惨状と比べても、比べ物にならない程酷いと感じたものです。
(東松島市内や石巻市中心部も被災状況は相当で、1995年に発生した阪神大震災後の神戸市内より酷いのですが…)
震災発生直後とは異なり、道路はバスをはじめとする車両の通行に支障が無い様に片付けられ、損壊・流失した家屋などの瓦礫撤去も随分進んでいる事で、余所者が公共交通機関を用いて訪れる事も容易な状況にはなっているものの、標高の低い平地はほぼ壊滅状態と言っても過言ではない有様です。
コンクリートの建物こそ大方躯体を残しているものの、建物の3~4階以上の高さまで津波が突き抜けた痕跡が見受けられ、高台にある町立病院の1回まで津波の水が押し寄せたそうですので、津波の勢いは想像を絶するものです。
津波には比較的強いとされるコンクリート製の建物の中でも、交番と見られる建物など幾つかは横倒しになり、未だに撤去も進んでいない程でしたが、これに加えて地盤沈下の影響で今でも浸水したままの箇所も見受けられるなど、この土地での再起・復興自体が果たして可能なのかと感じてしまう程でした。
こんな状況ですので、JR女川駅なども当然ながら全壊・流失しており、震災後に報じられたニュースでは何百メートルも流された気動車(重たい車両として知られる古参のキハ40系列ですので、こんな車両が平然と流されるのは尋常ではありません)の映像なども報じられた程ですが、現在軌道や車両の撤去は進んでおり、女川駅周辺では使えなくなった軌道や枕木が1箇所にまとめられていたものでした。
石巻線の軌道は数百メートル進んだトンネルの入口まで撤去されており、女川駅では損壊したホームと、震災直後に使用開始予定だったエレベーターの骨組みだけが無残に残り、鉄道施設だけを見ると廃線の様な雰囲気ですが、駅周囲も完全に廃墟と化しており、ただの休廃線跡とはまた異なった異様な雰囲気を感じたものでした。
この女川駅前も今では徒歩で訪れる事は勿論、車両通行も可能な状況となっており、JR石巻線代行バスやミヤコーバスの路線バスも通りますが、当然ながら旅客需要などはまずない事から駅前は通過するのみで、ここから徒歩10分程度の高台にある総合運動公園を起終点としています。
総合運動公園のある高台には、第2小学校なども位置しており、女川町役場も津波で全壊・流失した事もあって、プレハブの仮庁舎がこの高台に建設されるなど、この一帯が現在の女川町中心部ともいえる状況ですが、それでも津波で壊滅した平地ほどではないにしろ、人の気配は少ないと感じたものでした。
またMAKIKYUは震災発生前にも、石巻線の末端区間乗車目的で女川を一度訪れた事があります。
この時は時間の関係もあり、来た列車ですぐに引き返した事もあって、街中へ繰り出す事は無かったのですが、在りし日の女川駅に停車中の石巻線列車(バックに映っている建物の躯体と、ホーム土台だけは今でも残存しています)と、一足早く現役を引退し、駅前に開設された温泉施設の休憩所として第2の活躍に入り、当分は安泰かと思われたタラコ色のキハ40形車両(女川駅停車中の車両と共に津波で流失しており、駅前の温泉施設自体も甚大な被害が発生し、閉鎖が発表されています)の写真も取り上げ、この記事の結びにしたいと思います。
先日MAKIKYUが千葉県の大多喜へ出向いた際には、いすみ鉄道のキハ52形気動車撮影会が大盛況で、かなりの混雑振りに予想以上の時間を要した事もあって、その後勝浦へバスで抜ける計画はボツとなってしまいました。
そのため勝浦へ足を運び、名物の担担麺を食す事も考えていたのですが、これは到底叶わない状況となり、それどころか大多喜駅周辺は飲食店なども少なく、しかもわずかに存在する小規模な店に大勢の来店客が押し寄せる有様でした。
こんな状況ですので、大多喜駅から徒歩2~3分の所にあるコンビニ(セブンイレブン・近くに「久保」バス停があり、ここから茂原や上総牛久へ抜けるバスに乗車する事も出来ます)に立ち寄って昼食を調達する事になりました。
(田舎に足を運ぶと、駅近くで食料を調達するのに困る所も多いのですが、大多喜の場合はその心配がないのは幸いです)
コンビニの店内には「千葉限定・勝浦担担麺」の案内があり、一応ご当地モノを堪能できるとなれば、これも悪くないという事で、430円のこの担担麺を一つ購入してこの日の昼食としたものでした。
(余談ながらこの担担麺の製造地は千葉県内ながらも、勝浦や大多喜とは遠く離れた成田空港近くの富里でしたので、厳密にはご当地モノとは言い難い部分もあるのですが…)
この担担麺は製造地こそ勝浦とは遠く離れているものの、「勝浦市商工会青年部監修」とあるだけに、醤油スープに炒めた玉ねぎが入り、勝浦担担麺ならではの特徴が強く出ており、担担麺と聞いて一般的にイメージするものとは随分違った雰囲気を感じたものでした。
ただコンビニの商品で、購入後にレンジで暖めて食すだけ会って、スープや具材こそ独特な雰囲気を感じられるとは言え、麺の方は一般的なコンビニの麺類といった雰囲気があり、値段の関係もあってか本場の勝浦担担麺には叶わないのだろう…と感じたものです。
この担担麺で一応勝浦担担麺ならではの独特な雰囲気は堪能できたものの、機会があれば今度は是非本場に足を運んで…と思ったものですが、勝浦まで足を運ぶ機会はないものの勝浦担担麺を試してみたいと思った方は、この担担麺を試してみては如何でしょうか?
今月初頭MAKIKYUが日本一の路線バスとして知られ、奈良・和歌山両県に跨る奈良交通・八木新宮線(大和八木駅~新宮駅)に乗車した際には、同線は所要時間が片道約6時間半と非常に長い上に、車両もトイレを装備していない事もあって、途中3回の休憩がありました。
その中でも八木新宮線のほぼ中間地点、十津川村北部に位置する上野地(Uenoji)では、約20分という一般路線バスにしては比較的長い休憩時間が設けられており、この様を見ると八木新宮線のバスが名乗る「特急」という種別は一体…と感じる方も居られるかと思います。
この上野地での休憩時間は、谷瀬(Tanize)吊り橋と呼ばれる吊り橋の見学も可能な様に長めに設定されており、市販の全国版時刻表でも上野地で20分停車する旨が記されている程ですが、MAKIKYUも八木新宮線に乗車した際には、この休憩時間を利用して吊り橋見物に出向いたものでした。
谷瀬吊り橋は八木新宮線などの奈良交通バスや、十津川村営バスの発着する上野地バス停(バス3台分程度が駐車可能で、小さなターミナルの様になっています)から100m位離れた所にかかっており、大和八木駅方面からの新宮駅方面行きバスに乗車した場合、吊り橋の目の前を過ぎて少し走った所でバスが停車します。
吊り橋自体は名前の通り、上野地の対岸にある谷瀬集落へ向けて川を跨ぐ格好でかかっているのですが、長さは297m、高さも54mと歩行者専用の吊り橋にしては極めて規模が大きいものです。
MAKIKYUもこれだけの吊り橋は今まで他に…と感じた程(さすがに鉄道や高速道路が通る吊り橋とは比較できませんが…)でしたが、大規模な吊り橋だけあって常時補修が行われている様で、足元の踏み板が所々で新しいものになっている所が見受けられ、補修作業を行っている姿も目撃していますので、維持管理も相当なものと感じたものです。
これだけの吊り橋ですので、十津川村では有数の観光名所にもなっており、混雑時には上野地→谷瀬方向への一方通行(谷瀬→上野地は有料の村営臨時シャトルバス利用)も実施される様です。
MAKIKYUとしてはシャトルバスにも興味はありますが、八木新宮線のバスを乗り通すとなると20分弱しか見物時間がなく、一方通行が実施されると吊り橋を対岸(谷瀬)まで往復する事は出来なくなってしまいます。
また大雨などの天候になると、一方通行が実施されていなくても橋を渡るのに難儀しますので、一方通行が実施されておらず、雨にも殆ど当たらない時に訪問できて良かったと感じたものです。
ちなみにMAKIKYUの足では上野地バス停から吊り橋へ向かい、対岸の谷瀬まで行って来た道を戻るだけなら、20分の停車時間でも充分と感じたものでしたが、谷瀬吊り橋をゆっくり見物するとなると上野地での停車時間はやや短く、八木新宮線自体も「特急」を名乗るとはいえ急ぎのビジネス利用などはまず考えられない路線ですので、もう少し停車時間があっても…と感じたものでした。
あと上野地バス停の写真を見て気付いた方も居るかと思いますが、上野地ではバス停に隣接して小規模な郵便局が設けられており、吊り橋見物と共にこちらへも訪問したいとなれば、当然20分の休憩時間では厳しいかと思います。
路線バス利用で上野地を訪れる場合、途中下車可能な乗車券(168バスハイク乗車券)を利用して次の便まで待つのが賢明かと思いますが、八木新宮線自体が一日3往復しか運行しておらず、他路線も含めた奈良交通バス全体でも運行本数は指の数程…という状況ですので要注意です。
今年春の青春18きっぷ有効期間最終日だった10日、MAKIKYUは1回分を使い残していた18きっぷを使って身延線などに乗車していたのですが、その際には富士宮駅で路線バス(運賃別払い)→身延線への乗り換え時間が20数分あったものでした。
丁度昼時という事もあって、最近有名になった「富士宮焼きそば」でも食べれれば…と思っていたのですが、乗り換え時間を考えると街中まで出向いて店を探すには難があり、身延線の列車を遅らせるのも、頻発している富士方面ならともかく、西富士宮以遠の山間部に入る列車は限られますので、これを遅らせるのも…という状況でした。
そのため富士宮まで来ても焼きそばは…とも思ったのですが、とりあえず駅改札前まで出向き、それからどうしようか…と思っていた所、改札の目の前に「富士宮やきそば」のスタンドが…
列車の時間も気になる状況でしたので、列車の乗車時間を伝えて直ぐに出来るか聞いた所「大丈夫」との事でしたので、早速並盛(450円)の焼きそばを注文して列車入線までの時間に昼食としたもので、並盛で足りないという方は、600円の大盛を注文しても良いかと思います。
MAKIKYUは以前にも富士宮に隣接する富士市内の大型ショッピングセンター内にある富士宮焼きそばの店(富士宮に拠点を構える店舗の出店)で、「富士宮焼きそば」を食べた事があり、コシのある面や油かす・ねぎなどの入った独特な焼きそばは印象に残っていただけに、機会があれば是非本場の富士宮でも…思っていましたので、絶好の機会でしたが、駅改札前にある軽食スタンドがそばやうどんではなく、焼きそばとなっている辺りは、さすが富士宮と感じたものです。
ちなみにこの店では店内飲食だけでなく、テイクアウトも可能となっており、乗車列車の時間が迫っている時などは、持ち帰りで購入して車内で味わう事も可能ですが、身延線の列車も特急ならともかく、普通列車は通勤車両同然のオールロングシート車もやって来ますので要注意です。
オールロングシート車も身延線では基本的にトイレ設備がある点はせめてもの救い(静岡地区の東海道本線では、トイレすらない車両に2時間以上乗り続ける羽目になる事もあります)ですが、頻発しており所要時間も短い富士~西富士宮間はともかく、本数が少なく乗車時間も長い身延・甲府方面に足を伸ばす列車にも充当され、MAKIKYUが富士宮から乗車した3両編成の身延行列車も、鄙びた雰囲気の路線には似つかわしくない新型のロングシート車でしたので、これだと車内に焼きそばを持ち込んで食すのも難ありなのは困りモノです。
(身延・甲府方面は時刻表の列車番号で「G」が付く列車を狙えば、オールロングシートというハズレを引く可能性は低いです)
またこの焼きそばスタンドは、富士宮駅改札のすぐそば(改札外)にありますので、列車旅の途中で立ち寄るにはこれ以上の立地は…という程の好立地ですので、身延線を乗り通す旅行の途中で立ち寄るのもおススメですが、営業時間が昼間に限定されており、夕食の時間帯にここで「富士宮焼きそば」を調達できないのは難点と感じたものでした。
「富士宮やきそば」は他の焼きそばとは大きく雰囲気の異なる独自色の強い焼きそばで、その事もあって近年一躍有名になっているかと思います。
MAKIKYUも機会があれば富士宮の街中など他の場所でも…と思ったものですが、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様も富士宮周辺を訪問する機会がありましたら、是非一度「富士宮焼きそば」を食してみては如何でしょうか?