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MAKIKYUの公共交通を主体とした気紛れなページ。
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和歌山電鐵・たま駅長が急逝~高齢とは言えども…

2015-06-26 | Weblog

去る22日、日本一有名な駅長とも言われ、和歌山電鐵・貴志駅の駅長として勤務、後に社長代理ウルトラ駅長にまで昇格した「たま駅長」が16歳で急逝されました。

猫にしては高齢という事もあり、近年はたま駅長に代わりニタマ駅長が勤務している事も案内される状況でしたので、寿命故に致し方ない面もあるものの、和歌山電鐵HPのトップにも訃報と今後の社葬日程などが大きく掲載されています。

MAKIKYUとしても謹んでお悔やみ申し上げると共に、この場より冥福を祈りたいと思います。

一時期は廃線も危惧された貴志川線を、和歌山電鐵移管後は全国的に有名な路線にまで成長させた生前の功績は極めて大きく、その功績を忘れずに記憶の片隅に留めておきたいものです。


ちなみにMAKIKYUは和歌山電鐵には、同社営業開始前の南海貴志川線時代も含めて何度か乗車、終点の貴志駅も何度か利用した事があり、同駅は和歌山電鐵への移管後に建て替えも実施、以前とは見違える姿に変身しています。

 
駅長室にて勤務している生前のたま駅長を訪問した事もあり、写真はブレていて余り綺麗に撮影できていませんが、駅長室と5年程前に駅長室にて執務中のたま駅長です。


また和歌山電鐵をはじめ、その他の両備グループでもたま駅長をデザインした電車やバスなどが活躍し、それどころか和歌山電鐵の社用車でもたま駅長をデザインした車両を目撃する程でした。

 
和歌山電鐵貴志川線で活躍する「たま電車」や、類似デザインを施した岡山電気軌道の「たま電車」に関しては、「MAKIKYUのページ」でも取り上げた事がありますが、興味のある方はこちらもご覧頂けると幸いです。
(該当列車名部分をクリックすると、該当列車を取り上げた既公開記事へリンクします)

「MAMIKYUのページ」をご覧の皆様方の中で、生前のたま駅長との思い出をはじめ、関連する電車・バスなどに関する感想などありましたら、コメントもどうぞ。


種子屋久高速船「トッピー」~近年は売船も相次いでいますが…

2015-06-23 | 船舶[日本国内]

現在も活発な火山活動が続き、全島避難が続く鹿児島県・口永良部島は、全島避難完了後にも新たな噴火のニュースも報じられ、事態収拾までは長い時間を要しそうな気もしますが、火山活動が沈静化し、早く島民の方々が噴火前の生活に戻れる日が来る事を願いたいものです。

この口永良部島は屋久島町の町域に含まれており、今月「MAKIKYUのページ」で種子屋久高速船「ロケット」に関して取り上げた際にも、同島に関して多少言及していますが、本土~屋久島間を結ぶ重要な足となっている種子屋久高速船では、先日取り上げた「ロケット」と共に、「トッピー」と呼ばれる高速船も就航しています。

鹿児島~種子島・屋久島間の高速船は、日本国内で最も多くのジェットフォイルが就航する航路で、以前はいわさきグループに属する鹿児島商船の「トッピー」と、市丸グループに属するコスモラインの「ロケット」2社が競合していました。

両グループの高速船部門を統合した合弁会社が現在の種子屋久高速船で、旅客案内も「トッピー&ロケット」として案内していますが、使用船舶も両グループで使用していた高速船を名前や装いなどもそのままの状態で運航しています。

前身の2社が用いていた高速船は共にジェットフォイル(ボーイング929)ですので、使用船舶のスペックなどはほぼ同等ですが、塗装や内装などは大きく異なる状況で、両者が混用されているのも異色と言えます。

「ロケット」に比べて「トッピー」の就航船数が多かった事もあってか、「トッピー」の中には種子屋久高速船発足後に運航離脱、他社へ売却された船も存在し、こちらは現在東海汽船と隠岐汽船に活躍舞台を移し、新たな地で活躍しています。


鹿児島~種子島・屋久島航路に残存した高速船は、MAKIKYUも昨年末に屋久島と種子島を訪問した際に乗船する機会があり、その際に充当された船は「トッピー7」でした。


設備的には「ロケット」と大差なく、国内航路のジェットフォイルでは珍しくリクライニング機構が装備された座席なども、ロケットと同様ですが、内装の雰囲気などはロケットとは随分異なっており、好みが分かれる所だと思います。


1階最前部は前方を見渡せる様になっている辺りもロケットと同様で、外観や内装などが異なっても、それ以外の面では両者の設備格差が殆どないと感じる辺りは、同一運賃で混用して運航する状況では重要な事かと思います。

ただ乗船した「トッピー7」の1階最前部にプレミアムシート(上級席)は設置されておらず、「ロケット」と共通で配船される現状では、今後設備統一(「トッピー」への上級席設置か、「ロケット」のモノクラス化)も検討余地ありと感じたものでした。

また昨年MAKIKYUが乗船した「トッピー」は「トッピー7」だけだったものの、他に「トッピー2」の姿を見る機会もありました。


こちらは塗り分けこそ「トッピー7」と同様ながらも、装いは大きく異なっており、3船の塗装がほぼ同様でマストなどの装いが異なる程度の「ロケット」各船に比べ、外観は船毎の差異が大きいと感じたものでした。

「トッピー」と「ロケット」の配船は流動的で、一応数日前になれば凡その配船は確定、予約の際にも電話で問い合わせれば配船見込みを教えてもらう事も可能ですが、HPなどで発表されないのは少々残念と感じます。

スペック的には類似した高速船でも、「トッピー」と「ロケット」の両者は」色々差異が見受けられ、日頃種子屋久高速船をよく利用する鹿児島県内在住者はともかく、余所から滅多に訪問機会がない屋久島や種子島を訪問するともなれば、できる事なら両者を乗り比べたいと思う向きも少なくないと思いますので…


富士急行8000系「フジサン特急」(1)~外観編

2015-06-18 | 鉄道[甲信越]

先月MAKIKYUが富士急行線を利用し、富士五湖方面へ足を運んだ際には、往路でJRのお座敷車両「華」を用いた臨時列車を利用し、既に「MAKIKYUのページ」でも取り上げていますが、その際は帰路の富士急行線内で「フジサン特急」を利用したものでした。

「フジサン特急」は特急専用車を用いた有料特急で、大月~都留文化大学前~富士山(旧・富士吉田)間を乗車する際には、乗車券の他に特急券が必要となり、運行当初はJR165系改造車を譲受して塗装や形式を改めた2000系車両が、専属で用いられたものでした。

しかしながら2000系は設備的には非常に優秀な車両ながらも、種車の古さが災いして老朽化が進み3両2編成中の1編成が退役、残る1編成もそう遠くない時期の退役が見込まれる状況です。


富士急では車両検査時などに一般車両を特急として充当、特急料金を値下げして対応する事もしばしばですが、退役した1編成の代替は別途特急専用の中古車両導入で対応する事になり、退役した1編成の代替で導入された車両が8000系です。


8000系は近年小田急での活躍を終えた20000形RSE2編成の内、1編成7両を両先頭車と中間車1両の3両に短縮して導入したもので、もう1編成も…と感じたものでしたが、富士急では今後兄弟車両のJR371系も購入する事を発表しており、両者の競演にも期待したいものです。

ちなみに8000系は中古車ながらも平成になってから製造された車両で、2000系に比べれば遥かに経年が浅いだけでなく、現在小田急で活躍するロマンスカーの最古参車・7000形LSEよりも新しい車両です。

更新時期やJR直通用の少数派と言う特殊性も災いし、早期退役したと言っても過言ではなく、引退の際にはまださほど古い車両ではないにも関わらず…と感じた方も多いと思います。

退役後も暫くは保留車扱いとなり、何処かへ譲渡されるのでは…という噂が様々な所で流れていましたので、富士急への譲渡話が小田急と富士急の双方から出た際には、なかなかいい話だと感じ、昨年富士急での活躍を始めた暁には是非一度乗車できれば…と感じたものでした。


そして先月「フジサン特急」に乗車した際に、ようやくこの8000系への乗車機会が巡ってきたのですが、2000系と同じく富士山をイメージしたキャラクターずくめの独特な装いに改められ、2階建て車両も外された短編成になったとはいえ、両先頭車の車両形状などは小田急時代と大差ない姿のままで活躍しています。


折戸の先頭車客扉上部や、前面窓下に設けられた3色LEDの愛称名・行先表示器もそのまま活用、列車名や行先などは小田急時代とは異なるものの、表示様式も同一ですので、先頭車だけを見ると塗装以外の外観上の変化はかなり少ないといっても過言ではない状況です。

ただ中間車両はRSEがハイデッカー車両と言う事もあり、バリアフリー対応の関係で乗降口に段差のない引戸を採用、このドア付近の客室内に段差なしで移動可能な車椅子スペースを設置、車椅子対応トイレも設置されています。


ドア形状だけでなく、車椅子スペースにおける客窓の大きさなども小田急時代とは異なっていますので、8000系における塗装以外で最大の変化点と言っても過言ではない状況になっています。

車内の様子も小田急時代とは変化が見られますが、こちらに関しても近日中に別記事で追って取り上げたいと思います。


阪神9000系・Yellow Magic トレイン~球団創設80周年を記念して登場した注目編成

2015-06-13 | 鉄道[近畿・スルッとKANSAI加盟社局]

先月「MAKIKYUのページ」では、近畿日本鉄道(近鉄)のリバイバル塗装編成に関する記事を公開しましたが、4月にMAKIKYUが関西へ出向いた際には、近鉄以外でも幾つかの特別塗装編成に遭遇しています。

 
その一つが3月中旬から阪神電車で運行している「Yellow Magic トレイン」で、球団創設80周年を記念してなんば線~近鉄奈良線直通列車にも充当される9000系の1編成にラッピングを施し、注目の存在となっています。

9000系は近年急速な勢いで数を増やした優等用車両の新鋭・1000系と共になんば線~近鉄奈良線直通の快速急行などに充当される機会が多い車両ですが、MAKIKYUは山陽電車を利用した際に見かけたもので、直通特急として姫路まで足を伸ばす運用に充当される事もあります。

そのため2両編成の専用車が充当され、設備的にも長編成が乗り入れ不可能な武庫川線を除く阪神電車全区間と、相互直通運転先3社の乗り入れ区間の何処に出没するかはその時次第、神出鬼没の存在とも言えます。

9000系が様々な区間に出没する車両である事も、ラッピング対象として選定された一因かもしれませんが、デジカメのメモリに記録されたこの車両の写真を周囲の人物に見せたら、首都圏を走る大手私鉄で、阪神電車と規格が割合類似した私鉄で活躍する「YELLOW HAPPY TRAIN」と名乗る黄色い特別塗装の電車と間違えられたものでした。

両数などは異なりますが、車体長やドア数なども類似していますので、鉄道に詳しくない人物が見れば無理もないと思いますが、こんな話が出てきたら、どちらも遭遇すれば嬉しい存在には変わりない事も両者の共通点なのでは…と感じたものでした。


また阪神電車ではYellow Magic トレインの運行だけに留まらず、阪神梅田駅など数駅でも80周年を記念した装飾が見受けられ、この装飾を撮影する人物の姿も散見したもので、熱心な野球ファンの多い土地柄を実感させられたものでした。

MAKIKYUは野球に関しては疎い部類ですが、知人の中には野球観戦が大好きなレールファンもいますので、この知人が野球観戦・応援で球場へ出向く際には「Yellow Magic トレイン」に遭遇する幸運を掴むと共に、系列球団のYellow Magicを祈願して頂ければ…と感じたものでした。

今後登場予定となっている普通用新車の新ジェットシルバーこと5700系や、山陽電車で久々の新形式となる6000系と並ぶ事があれば、野球ファンかつレールファンの人物にとっては、どちらを選んで乗ろうか迷う贅沢な悩みも生まれそうですが…


生活バスちばにう・運行開始から1周年

2015-06-09 | 北総監獄

首都圏の辺境・北総監獄(千葉ニュータウン)は、公共交通不毛の地として知られ、悪評名高い「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)の余りに高額過ぎる運賃などの惨状は、「MAKIKYUのページ」でも幾度も取り上げていますので、ご存知の方も少なくないと思います。

MAKIKYUも一時期不本意ながらも北総監獄に幽閉されていた事があり、その際には「開発を止めた某鉄道」の超高額運賃などに随分苦しめられたものでしたが、一向に改善されない現状に業を煮やした地元有志がバスを借り上げ、鉄道に並行する路線を走らせた事などは、ニュースなどでも盛んに取り上げられましたので、この話も千葉県内やその周辺地域では結構有名な話です。

開発を止めた某鉄道」に並行する路線バスは、試験的な実証運行を行い一定の需要がある事を掴んだ後、昨年6月から本格運行を開始しており、今日9日で丁度運行開始から1周年となります。

 
この鉄道並行路線は「生活バスちばにう」(以下生活バスと記します)と称し、鎌ヶ谷市に拠点を置く鎌ヶ谷観光バスが運行、車両は専用塗装のいすず中型車(エルガミオ)のAT車が活躍しています。

11㎞強の距離がある新鎌ヶ谷駅(南口)~北総監獄中央駅(北口)間を直行(ノンストップ)で運行、土日は全面運休となりますが、祝日で月~金曜日の場合は平日と異なる減便ダイヤ(祝日ダイヤ)で運行しているのも大きな特徴です。
(土日運休は道路状況が悪化する事に加え、割引率が高い「開発を止めた某鉄道」の土休日回数券のバラ売りも行われており、これを利用すれば平日に比べると割高感が大幅に低減される事も大きいと思います)

運賃は普通運賃が大人300円、東京都内や横浜市内などの均一区間運賃と比較すれば割高になりますが、対キロ運賃路線の運賃水準としては低額な部類、割安な運賃で知られる岡山県・宇野自動車の運賃水準とほぼ同レベルと言えます。
(キロ賃率が日本一割安な長崎自動車に比べると、若干割高になるのですが…)

鎌ヶ谷観光バスは生活バス運行で一般路線に初参入した中小事業者という事もあり、PASMOなどの全国交通系ICカードには対応しておらず、車内の運賃箱も自動両替機能などを備えていないシンプルな箱にする事で、コスト削減=低額運賃の実現に寄与している状況ですが、紙製回数券の設定があり、こちらは3000円で11回分乗車可能(1回分お得)、車内でも購入可能です。

また路線バスは鉄道並みかそれ以下の水準で普通運賃を設定しても、定期乗車券の割引率が低めに設定される事が多いものの、生活バスは運行日が月~金曜日に限定されている事もあってか、定期乗車券運賃も路線バスにしては割安に設定されています。

所要時間は並行する「開発を止めた某鉄道」の普通列車と比べても倍以上を要し、運行本数や定時制の面でも鉄道には及ばない部分がありますが、余りに高額過ぎる交通費に悩まされる北総監獄において、割安に移動できる公共交通機関の選択肢が出来たという点では、大いに評価できると感じます。

今日でも所用などで時折北総監獄へ足を運ぶ機会がある身としては、「開発を止めた某鉄道」の惨状は余りに酷過ぎ、個人的には地域で大ヒットしている名著タイトルの如く「できるだけ 乗らずに済ます」のが望ましいと感じています。

そのため北総監獄へ足を運ぶ際、生活バスの利用が可能な日・時間帯であれば、極力生活バスを利用して路線維持にも貢献したいと思い回数乗車券を購入・利用して何度か乗車した事があり、今後の末永い運行にも期待したいと思っています。

現状では新鎌ヶ谷駅~北総監獄中央駅の直行運行のみ、手前の小室駅とは実質運賃が逆転する状況にもなっていますが、生活バスは結構盛況と言う話も聞きます。

事情が許すなら今後中央地区以外への並行バス運行や、中央地区の駅から離れた地区(木刈・高花など)への運行、停留所の増設などが行われても…と感じていますが、こんな事を感じているのはMAKIKYUだけでしょうか?


種子屋久高速船「ロケット」~船内にはプレミアムシートも…

2015-06-05 | 船舶[日本国内]

先月末に「MAKIKYUのページ」では、屋久島町の屋久島~口永良部島間を結ぶ町営フェリー(フェリー太陽)に関して取り上げましたが、MAKIKYUが昨年末に屋久島(と種子島)を初訪問した際には、鹿児島港から出航する種子屋久高速船を利用したものでした。
(先月末に火山噴火→全島避難となった口永良部島は屋久島から眺めただけで未訪、今後屋久島すら再訪機会があるのかどうか…という状況ですので、MAKIKYUは今後も訪問する可能性は極めて低いと思っています)

種子屋久高速船は以前鹿児島~種子島・屋久島航路を運航し、競合関係にあったいわさきグループ(鹿児島商船)と市丸グループ(コスモライン)の高速船部門が経営統合して設立された会社です。

前者は「トッピー」・後者は「ロケット」という名称のジェットフォイルを運航しており、統合後は両者の船舶を混用する事から、現在では「トッピー&ロケット」として案内され、どの便にどちらの船が配船されるかは、HPなどでも公式には発表されていない状況です。

MAKIKYUが種子屋久高速船を利用した際には、鹿児島→屋久島→種子島→鹿児島の周遊ルートで移動し、途中荒天の影響などでスケジュール変更も行ったため、結局ロケットに2回、トッピーに1回乗船する事になったものでした。

 
その中でも前者は種子屋久高速船に統合後も、コスモラインで就航していた3隻全てが稼動しており、船体塗装は3隻(ロケット1・ロケット2・ロケット3)同一ですが、各船でマストの色が異なっているのが、外観上の大きな特徴となっています。

船内に足を踏み入れると、ブルーを基調としたモケットの座席など、内装は落ち着いた雰囲気、座席は日本国内航路で就航するジェットフォイルの中では珍しく、角度は僅かながらもリクライニング機構が備えられているのも大きな特徴です。
(国際航路のビートル/コビーは、どちらもリクライニング機構ありです)


船によって設置席数は異なるのですが、「ロケット」では1階前方に上級席(プレミアムシート)が装備されているのも特徴で、やや大柄のシートは通常運賃+1000円となっています。


これも国際航路のビートル(JR九州高速船)には同種サービス(グリーン席:+3000円)が設定されているものの、国内航路のジェットフォイルでは異色の設備と言え、ロケットでは1階前方席の窓が塞がれていませんので、最前部からの展望が堪能できるのもウリと言えます。

種子屋久高速船発足後は、トッピーとロケットの双方が共通で用いられる事もあり、乗船券も双方の船写真を用いたモノとなっており、座席番号は乗船券発券時に手書きで記されるのも大きな特徴です。


乗船券のデザインも好感が持てるもので、航路毎にデザインを変える拘りぶりですが、国内航路の乗船券は下船時に回収する会社も多数存在するものの、種子屋久高速船では半券を切り離して乗船記念に持ち帰る事ができるのも嬉しい限りです。

船内放送も「種子屋久高速船 トッピーロケットを…」という案内が流れていましたが、近年屋久島を訪問する外国人なども決して少なくない事も影響してか、日本語と英語に加え、一部内容は韓国語と中国語も合わせた4ヶ国語放送となっているのも特徴的と感じたものでした。

またMAKIKYUが屋久島と種子島を訪問した際には、ロケットと共に種子屋久高速船で就航しているジェットフォイル「トッピー」にも乗船機会がありましたが、こちらは基本的な船体構造などは同様ながら、外観塗装や船内内装などはロケットとは大きく異なっており、この「トッピー」に関しても近日中に追って別記事で取り上げたいと思います。