愛知県の小牧市を運行する「桃花台新交通」の営業が今日限りという事はご存知の方も多いかと思いますが、その後も「もうこの車両が…」というニュースがあり、今日準備していた記事の他にこの記事を急遽追加です。
これはMAKIKYUも某友人から情報を貰い、名古屋鉄道(名鉄)のHPへアクセスして分かった事ですが、「特急政策」の変更に伴ってセントレア(中部国際空港)関連以外の全車特別車(指定席・要追加料金)で運行されている特急を、一部特別車での運行に変更するというもので、この話自体は「なるほど…」と肯ける話ですが…
実はこれに伴って新型車両の増備が行われ、それと引き換えに既存の「パノラマスーパー」(1000系列・写真)に大量の廃車が発生との話が出ており、まださほど古くもないのにもしこれが廃車解体となるなら、随分と勿体無い気がします。
(せめて何処かの地方私鉄にでも…北アルプスのキハ8500形の様にと思うのはMAKIKYUだけでしょうか?)
また更に驚く話としては、組み換えで余剰になる一部車両だけとはいえ展望席の付いていない新型パノラマスーパー(1600系)まで廃車が出る様で、これはJR某社の組み換えで余剰になった近郊型車両の中間車廃車よりも驚かされる話です。
不朽の名車・パノラマカー(7000形)が老朽化や石綿問題であと数年と言われていますが、パノラマカーだけでなくパノラマスーパーに関しても早めに乗車・撮影をしておいた方が良さそうです。
なおこの情報に関して詳しく知りたい方は、名古屋鉄道(名鉄)公式HPへ
http://www.meitetsu.co.jp/
(ニュースリリースに該当記事があります)
丁度年度の中間となる今日・9月30日限りで、愛知県の桃花台新交通が、莫大な累積赤字も起因して都市近郊鉄道・また新交通システムとしては異例の営業廃止となる事はご存知の方も多いかと思います。
これは地方のローカル私鉄の廃止とは様相が異なり、いくらトヨタ自動車のお膝元で車社会の愛知県とはいえ余りに酷い話(第3セクター故の問題も色々と…)ですが、これと日を同じくして営業を終了するバス会社が愛知県のお隣・静岡県に存在します。(静岡県といっても、愛知からは最も遠い部類に入る伊豆半島南部ですが…)
それが「伊豆下田バス」で、写真を見て頂ければ分かる通り、西武系の伊豆箱根鉄道系列のバス会社で、同じ伊豆半島の北部を運行する伊豆箱根鉄道(伊豆箱根バスを含む)のバス路線とはエリアが離れており、南東部の下田周辺に幾つかの路線を持つだけの会社です。
この会社のバスは、見た感じは伊豆箱根鉄道のバスと殆ど変わりないのですが、元々は全く別の会社だった事もあり、伊豆箱根バスとの回数券共通利用も不可能です。
(余談になりますが、同じ西武系でも西武バスの回数券は、軽井沢や草津を運行する西武高原バスで使用できます)
この伊豆下田バスの路線は、伊豆半島各地で幅広く路線バスを運行する東海自動車グループ(分社の南伊豆東海バス)の路線と競合している区間が過半数を占めているのも特徴(写真の路線もその一つです)で、規模が小さい事もあってあまり芳しい状況ではなく今後発展性も望めず…という事で営業終了に至った様で、今後会社も解散される様です。
この伊豆下田バスには、MAKIKYUは昨年1回乗車しただけ(それも伊豆東海岸フリーきっぷが使える路線をちょっと試しに…)でしたが、各路線は明日から南伊豆東海バスに引き継がれます。
下田地区の路線バスは東海バスグループに一元化されますが、今後はこちらの健闘も願いたいものです。
ちなみに写真の車両は、伊豆下田バスでは典型的な日産ディーゼル製・トップドアの大型路線車ですが、路線車にしては結構グレードの高い車両という事もあって、MAKIKYUが昨年下田へ出向いた際には、、一般路線の他に下田市内定期観光バスにも動員されているのを見かけましたが、これも思い出話になりそうです。
先週公開を開始した「中国鉄路乗車記」ですが、本日以下の列車の乗車記を新たに公開致しましたのでご案内致します。ちなみにこちらの乗車記は、以前公開した乗車記と同様に乗車日にあわせた過去ログ投稿としています。
8月16日 K269次 北京西→鄭州(新空調硬座臥)
http://blog.goo.ne.jp/makikyu/d/20060816
8月17日 T501次 鄭州→漢口(新空調軟座)
http://blog.goo.ne.jp/makikyu/d/20060817
8月25日 K202/3次 広州→重慶(新空調硬座臥)
(1) http://blog.goo.ne.jp/makikyu/d/20060825
(2) http://blog.goo.ne.jp/makikyu/d/20060826
*この列車は乗車時間が長い事もあり、乗車記を25日と26日の2部構成としています。
なお先週公開した中国鉄路旅行記をご覧になりたい方は、以下の告知記事を参照下さい。
http://blog.goo.ne.jp/makikyu/d/20060922
また「中国鉄路乗車記」に関しては、通常の更新とは別個にまだ追加予定がありますので、中国鉄路旅行に関心のある方は時々アクセス頂き、更新・追加を確認して頂けると幸いです。
↓「中国鉄路乗車記」各記事へのコメント・トラックバックは歓迎致します。
(この告知記事はコメント不可、またトラックバックを送られない様にお願いします)
写真の車両は「都市快車」と名乗っているタイプで、以前取り上げた「都市新概念」とほぼ同レベルの運転席脇にエンジンの付いた車両ですが、「都市新概念」とは製造メーカーが異なる様です。(MAKIKYUの記憶が正しければ、こちらは確か重慶宇通製です)
この車両は「都市新概念」と同様に空調つきと非空調の双方が走っており、果たして「快車」と呼べる程のモノなのか…という気もしますが、この街を走るボロバスに比べると快適な車である事は言うまでもありません。
重慶のバスに関しては他にもまだ幾つかありますので、近い内に追って取り上げたいと思います。
一昨日・昨日と続いて韓国の話題を取り上げて来ましたが、今日は日本~韓国を結ぶ高速船「Beetle」について取り上げさせて頂きます。
「Beetle」に関しては「MAKIKYUのページ」でも先月に一度取り上げ、その際に概要などを記していますので、今日は最近リニューアルされた後の船内を中心に取り上げたいと思います。(以前の記事は以下を参照)
JR九州高速船「Beetle」(8月1日の記事です) http://blog.goo.ne.jp/makikyu/d/20060801
「Beetle」のリニューアルされた船舶は7月から運航を開始し、これから他の船舶も順次同様の仕様に改められる様ですが、リニューアル後の従来との相違点としては以下の様な特徴が挙げられます。
・グリーン席(追加料金3000円)の設置
この座席は1階前方(「Beetle」は2階建てです)の従来免税店とCoffee shopとなっていた部分に設置されていますが、船員の方の話だと座席はJR九州にやってくる前に他事業者で使用していたものを撤去し、メーカー(川崎重工業)で保管していたものを再用したとの事。
手すりの部分などに木材を使用し、座席そのものの造りも少々大きめですが、リクライニングの角度は小さく、付加サービス(茶菓のサービスなど)などが料金差の価値という要素が強そうな気がします。
・店舗スペースの撤去
グリーン席が1階前方に設置された事に伴い、従来あった免税店とCoffee shopは撤去され、飲み物や軽食のサービスは船員が船内を巡回する方式に変更。
これは春に鹿児島~種子島・屋久島間を結ぶいわさきのジェットフォイル「トッピー」が異物と衝突して負傷者が多数発生した事や、「Beetle」自体も海洋生物との衝突などが過去にあり、それを踏まえて乗客の船内移動を極力控える措置の様です。
ただ「Beetle」では過去にワゴンサービスなどの実験を行った事がある様で、その際は冬の荒れる玄界灘などでは大変という事で短期間で取り止めになった様なので、今後変更になる可能性もなきにしもあらず、と言った所でしょうか?
またこれに伴って船内後部などにワゴンサービス用の基地(?)の様なモノが設置され、一般席のピッチ拡張も行われている様なので、座席数は従来より若干減少している様です。
・内装のリニューアル
これが今回の改装で最も目に付く点で、従来はJR九州の「RED EXPRESS」を思わせるシックな感じの内装が特徴でしたが、改装後は最近のJR九州新型車や改装車をほうふつとさせる、木材を多用した明るい内装に。
これはJR九州をはじめ、両備グループ(岡山のバス会社)などのデザインを担当するデザイナー(水戸岡氏)の志向が変わってきた事も大きな要因?といった所の様です。
デッキ部分は黒をベースとした九州新幹線「つばめ」を思わせるものになり、座席(一般席)のモケットはオレンジ系(これは1つの船内で数種類の柄を用いており、中には両備バスの渋川特急で用いられている様な感じのものも…)、座席背面のテーブルも木材を用いたモノに変更されるなど、JR九州の列車や両備バスなど水戸岡氏がデザインを手掛けた交通機関に乗車された事がある方は、何処かで見た様な…という内装に仕上がっています。
また船内のトイレは、以前は全面鏡面仕上げのなかなかインパクトのあるもので、個人的には気に入っていたのですが、これは不評だった様で、リニューアルに併せて白系をメインとしたシンプルな感じに改められ、この他船内1階前方にあるテーブルも木材を使用したデザイナーこだわりの一品に…この木材は北海道から特別取り寄せたらしく、かなり高級品の様です。
以上に挙げた様な点が今回の改装の目立つ点で、以前乗船した時と比べて随分手が入っている…と感じましたが、手を入れた部分は専ら内装部分で、インパクトが強い割には経費はさほどでも…という事です。(船員の方より)
また今回の改装にあわせて、従来名目だけ韓国船(船籍は日本福岡・船員も全て日本人)として「ジェビJebi」(韓国語:「つばめ」の意)と名乗っていた船舶も全て「Beetle」に改められる様で、これは従来競合していた韓国側の船会社・未来高速の「Kobee」との共同運航開始も影響しているのかもしれません。
今回の改装でますます快適に利用できる様になった「Beetle」、MAKIKYUが韓国へ行く際には(更にその先への足掛かりにも…)いつもこの航路を利用していますが、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様も機会がありましたら、乗船時間も短く(約3時間)居住性も良好なジェットフォイル「Beetle」に乗船され、韓国へ行かれるのは如何でしょうか?
(韓国からアクセスされている皆様も、日本へ来られる際は是非如何でしょうか?)
画像は改装後の新「Beetle」外観(釜山港にて)とグリーン席、一般席の様子です。
また以下のリンク先サイトへトラックバックを送らせて頂きました。
「red star's Blog」 http://blog.goo.ne.jp/yasunarit2005/
今日紹介するのは、AEROCITYなどを製造している現代自動車の中型市内バス・AEROTOWNで、現代の大型車AEROCITYは日本の路線バスとよく似たデザインが特徴ですが、こちらは日本の路線バスとは若干趣が異なる感じを受けます。
AEROTOWNは韓国各地でそこそこ走っている様ですが、ソウルなどの大都市では次々と大型車が走り、また地方でも結構大型車両が使用されている韓国では、目にする頻度も大型車に比べると低く、街中を歩いていると支線などで走っているのを時々見かけるような感じです。
そのためこのAEROTOWNが走っているのを見ると、何か見慣れない変わった感じのバスが来たなと感じ、韓国には数回旅行で訪問しただけのMAKIKYUのAEROTOWNへの乗車は指の数ほども…という状況です。
ちなみにこの写真のAEROTOWNは、昨年MAKIKYUが江原Gangweon道の山間部・旌善Jeongseong郡の南面Nammyeon~甑山Juengsan~舎北Sabuk~古汗Gohan間を結ぶ郡内バス(郡内ですが市内バスと言う時もある様です)に乗車した時のモノですが、このバスに乗車する日本人はあまりいない様です。
このAEROTOWNの写真は他にも数枚ありますが、まだ取り上げていない車種がいくつもあるので、AEROTOWNの再登場はそれらを取り上げた後になりそうです。
先週に一度、夏の旅行の際に乗車したソウルメトロ2号線の新型車両に関して取り上げた記事を公開しましたが、今日も最近2号線で走り始めた車両を…ただ今回は新車ではなく改造車です。
その車両が写真の車両で、2000系(新型ではない)と呼ばれる塗装車(1980年代~90年代にかけて製造)の車両ですが、この車両は途中で編成の増結を行っており、老朽取替え(といっても25年ですが…)を行う際に中間の増備車両も廃車するには…という事で比較的新しい中間車を寄せ集めて新たに編成を構成したものです。
ただ中間車両ばかりを寄せ集めたため、先頭車は…という事で、日本では都営新宿線の様に新造の先頭車を両端に連結して、既存の中間車をその間に組み込むという事例(見た目が凄まじいです)もありましたが、このソウルメトロ2号線では一部車両に運転台を取り付けて先頭車化改造を行っており、この車両の先頭は1号線の鋼製車を思い出すような感じですが、足元にスカートが付くともう少し見栄えが良くなりそうな感じです。
ちなみにこの2号線の改造車両は本線(循環線)ではなく支線に投入されており、写真は4両編成で運行される聖水Seongsu支線ですが、この他に6両編成で運行される新亭Sinjeong支線(新道林Sindorim~カチ山)でも活躍している様です。
この形式のオリジナル車もその内取り上げたいと思います。
数や種類も色々ありすぎて、どれを買おうか迷ってしまう程(全部はとても不可能です!)で、かなり本格的なHOゲージスケールのバスモデル(これは日本円に換算して4000円以上とかなり高額です)なども販売されていますが、MAKIKYUは同社バスのポストカードセット(10枚組)を2種類と、チョロQの様なモノを一つ購入し、写真は購入した「チョロQの様なモノ」(HK$43)です。
この「チョロQの様なモノ」は公式な「チョロQ」では無い様で、「チョロQ」を示す表示もありません(香港の会社が手掛けたモノで、MADE IN CHINAです)が、パッケージの表面にはKMBのマークと「迷 イ尓 巴 士 Q BUS」と書かれ、また後ろにはPull-Back Cute Bus…とも書かれ、チョロQを意識した様な感じです。
このPull-Back Cute Busは、MAKIKYUが購入した写真の白い2階建て車両(空気調節・VOLVO OLYMPIAN)の他にもクリーム色と赤の非空調車や、金色の新型車両(1階部ノンステップ)も発売されています。
ちなみにこの車両はただの置物ではなくきちんと走り、外観はKMBロゴや空気調節の表記、そして系統番号と行先(680 利安)なども表現され、車内も座席の色彩は勿論左右で幅が異なる2階座席(実車では3列と2列)や、車内のモニターまで表現している優れモノで、スケールモデルではないものの、実車のイメージもよく掴んでいるので非常に好感の持てる一品です。
あと余談になりますが、680路の路線は香港島~九龍半島を海峡トンネル経由で運行する路線で、終点の利安はKCR馬鉄終点の1つ手前・馬鞍山站の近くです。
写真はMAKIKYUが先月初めて香港に入境し、羅湖(深センから入境して香港に入った所にある電車の始発駅です)から九廣鐵路(KCR)で市内の尖東(九廣鐵路東鐵の終着駅です)へ移動する途中、そのまま乗車するより一旦途中下車した方が安い(何処かの島国でもよくある話です)…という不純な動機で途中下車した大学站の前で撮影した、MAKIKYUが香港で初めて見た路線バスです。
このバスはKMB(九龍巴士)という香港最大手のバス会社の車両で、香港では大多数を占める典型的な2階建てバスですが、香港の路線バス(ミニバス以外)はこの車両も含め殆どがオートマ車で、ヨーロッパのメーカー製の車両が大半を占めているのが特徴です。
ちなみにKMBのバスは、この写真の白をベースに赤帯の塗装が空気調節(Air Conditioned)車両では標準的なモノですが、新型車両は金色のゴージャスな塗装を纏っており、また非空調車両はクリーム色と赤の塗装となっています。
また余談となりますが、偶然気まぐれで撮影したこの87K系統のバスは、大学站を基点に九廣鐵路馬鐵の馬鞍山站を経由する循環路線で、翌日MAKIKYUが馬鐵に乗車した際には87K系統に気まぐれで乗車、このバスが「MAKIKYUが香港で最初に乗車した路線バス」という事もあって、個人的には思い入れのある車両の一つとなっています。
(という事で、お土産にも一台購入して来ました…今日の別記事をご覧下さい)
この車両は元々は親会社の西武鉄道で401系として走っていた電車で、黄色の車体にステンレスのドアと西武当時の塗装が踏襲されており、車内も西武時代のモノが殆どそのまま…といった感じですので、近畿地方を走る電車でありながら、首都圏の電車に乗車している様な錯覚を感じさせられます。
近江鉄道に移籍してからの違いと言えば、土地柄を考慮してワンマン運転対応に改造されている事は当然として、前面の形状変更や、車両限界に対応する為の車体連結面の切り欠き、またブレーキが電気指令式に改造されて、運転台のブレーキハンドルがやたらと目立つのも特徴です。
ただこの電車も中には前面が西武時代そのままで走っている車両や、塗装を220形と同じライオンズカラー(白をベースに青・赤・緑)にしたもの、広告電車になっているものなどいくつかのバリエーションがありますが、この写真のタイプが最も標準的なモノです。
この車両もレオカラーに塗られた車両は前面が黒く塗られているのですが、非貫通型でありながら3枚窓で窓枠が黄色いのは、何となく違和感を感じるのはMAKIKYUだけでしょうか?
昨日ドイツにおいて試験運行中のリニアモーターカーが、線路上の障害物と接触し乗客に死傷者が多数…という話はご存知の方も多いかと思います。
このリニアモーターカーはドイツの技術を用いた「Transrapid」と呼ばれるモノで、現在中国の上海では同様の車両が営業運行されていますが、MAKIKYUはこの上海のリニアモーターカーには一度乗車した事があり、今日少々触れたいと思います。
(さすがにドイツまでは遠すぎて、飛ぶのがダメなMAKIKYUは簡単には行けません)
上海のリニアモーターカーは、地鉄2号線の龍陽路站~浦東机場(上海浦東国際空港)を約7分で結ぶ空港連絡用鉄道で、現在は所要約7分と短いこの区間だけの運行ですが、それでも最高時速約430km/hで運行されています。
MAKIKYUも昨年上海を初めて訪問した際には、机場からの片道だけ乗車(そのために空を飛ばないMAKIKYUは、わざわざバスで机場まで出向きました)しましたが、運賃は50元と非常に高いのですが、乗車時間が7分と短い(同じ区間をバスで移動した際は、1時間程度かかりました)事もあり、随分あっけない感じでした。
ただ時速430km/hという速度は外を眺めていると感じますが、とてつもない速度で一度乗ればもう充分、遅い乗り物が好きなMAKIKYUとしては、300km/hの新幹線でも充分早い気がします。(このリニアに乗られる方は空を飛ばれる(た)方が多い様なので、この程度の速度では物足りないのかもしれませんが…)
MAKIKYUが乗車した際は快適そのものでトラブルもなく、所要時間が非常に短い事から狭い座席もさほど気になりませんでしたが、この上海のリニアモーターカーも先月火災事故が発生し、この事故では負傷者が発生しなかったのが不幸中の幸いといった所です。
そして昨日には同じ技術を用いた「Transrapid」がドイツの試験線で大事故を起こし、試乗していた乗客20名以上の死者と、多数の負傷者を出す惨事となってしまいましたが、事故に遭われて亡くなられた方の冥福と、負傷された方々の回復を願うと共に、今後こういった事が発生しない様に、一刻も早い原因究明と対策を望むばかりです。
それにしても、ドイツでは以前も高速列車ICEが脱線事故を起こし、大惨事となりましたが、本当にドイツの技術を用いた高速鉄道の安全性や信頼性に疑問符が…今回の事故を見るとそんな感を受けるのはMAKIKYUだけでしょうか?
ちなみに掲載した写真は、全て昨年MAKIKYUが上海でリニアモーターカー(Transrapid)に乗車した際のモノです。
ここ数日の間で、MAKIKYUが夏の長旅で乗車した中国鉄路(国鉄)の列車乗車記を幾つか作成・公開しております。
こちらの記事は 「 中国[鉄道] 」 のカテゴリーで取り扱い、記事の公開日ではなく各列車の乗車日にあわせた過去ログ投稿としていますので、該当記事を探される際はお間違えの無い様ご注意下さい。
MAKIKYUが旅行した際の状況や見解を記していますので、状況の変化や不備もあるかと思いますが、中国の鉄道に関心のある方や、中国への旅行を検討されている方などの参考になれば…という事で掲載しましたので、関心のある方は是非ご覧下さい。
なお現在掲載している中国鉄路乗車記は、以下の日時・列車・乗車区間(乗車車両)です。
8月9日 N119次 大連→瀋陽北(新空調硬座)
http://blog.goo.ne.jp/makikyu/d/20060809
8月10日 6637次・6639次・6624次 瀋陽→尖頭山→本渓→瀋陽北(全て硬座)
http://blog.goo.ne.jp/makikyu/d/20060810
8月15日 4419次 北京→天津北(空調軟座)
http://blog.goo.ne.jp/makikyu/d/20060815
8月18日 T179次 漢口→広州(新空調硬座→新空調硬座臥)
http://blog.goo.ne.jp/makikyu/d/20060818
8月27日 8676次 重慶→重慶南(硬座)
http://blog.goo.ne.jp/makikyu/d/20060827
中国鉄路乗車記に関しては今後も記事を増やしていく予定で、予告無く過去ログ記事がUPされる場合もあるかと思いますので、関心のある方は8月~9月前半にかけての記事を時々確認して頂ければ、記事がUPされているかもしれません。
この他に中国をはじめ、日本国内や韓国、香港も含めた旅行状況の報告記事を7月後半~9月前半にかけて 「Weblog」 カテゴリーで掲載しておりますので、興味のある方はこちらも合わせてご覧頂けると幸いです。
なお現在使用しているPCの調子が悪く、突然PCが使用できなくなる可能性もある状況ですので、場合によっては中国鉄路旅行記を含め「MAKIKYUのページ」の更新が予告無く停止する可能性もあります。
極力更新に努めますが、その節はご了承下さい。
写真は中国鉄路旅行中のワンシーンです。(瀋陽站近くで車中より撮影)
という事で、今日は以前に引き続き重慶市内を走る路線バスについて紹介したいと思います。
写真の車両は重慶市の中でも、長江を渡った南側の巴南区内のバスターミナル近くで撮影したもので、このバスを撮影したすぐ後にMAKIKYUが乗車した320路の路線バスも、色は異なるものの同タイプのバスでした。
重慶でも市内中心部から外れた系統などで、この手の車両が使われている事が多い様で、エンジンはこの街では当然の如くといった運転席脇、運転席の後ろには燃料タンクが設置されている様な車両で、空調もついていませんので居住性はお世辞にも良いものとは言えません。
ただこういった路線バスに乗車し、土地の庶民生活の一端に触れるのはなかなか面白いもので、重慶で空調ナシだと長時間乗車は少々辛いものがありますが、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様も機会がありましたら、是非乗車されてみては如何でしょうか?
平成筑豊鉄道は伊田線・糸田線・田川線の3路線を運行していますが、その内伊田線はかつて筑豊が炭田で栄え、貨物列車が多数運行されていた頃の名残で全線複線となっており、現在の日本国内において、非電化、それも国鉄廃止転換の第3セクター鉄道でこの様な路線は他に類を見ないものです。
平成筑豊鉄道に転換された後、新設された駅(というより停留所といった感じですが…)が多数有り、写真もそういった実例の典型ですが、のどかな風景の中をわずか1両のレールバスが複線区間を駆けていく姿は独特で、この鉄道ならではの風景といっても過言ではありません。
またこの他の田川線と伊田線は単線の典型的なローカル線ですが、こちらも田川線辺りはかつて長編成の貨物列車が走っていた頃の名残で、列車交換駅の有効長が非常に長かったりと独特な感じで、地味なローカル線ながらも他のローカル路線とは様相が異なり、なかなか乗り応えがあります。
福岡周辺には他にも魅力的な交通機関が色々走っていますが、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様も筑豊一帯を訪問される機会がありましたら、是非この平成筑豊鉄道にも足を伸ばされては如何でしょうか?
新車導入のニュースは、既に同社HPでも掲載(MAKIKYUはチェックしていませんでしたが…)されており、MAKIKYUは今日全国で発売される某月刊情報誌で情報を知ったのですが、こういった事もあり、今日はこの平成筑豊鉄道を取り上げたいと思います。
ちなみに新車の情報を知りたい方は、同社HPへ(下記参照)
http://www.heichiku.net/p/
ちなみに平成筑豊鉄道は、福岡県の筑豊地域を走っていた旧国鉄→JR九州の廃止対象路線だった、伊田線・糸田線・田川線の3路線を引き継いだ第3セクター鉄道です。
この鉄道はJRから転換後、駅数を大幅に増加(恐らく倍くらいになっていると思います)させて利便性を向上させた事で有名で、また近年では列車の運転体験を実施(定期的に行っている会社は、現在日本では数える程しかありません)するなどユニークな施策も特徴です。
今日取り上げる車両は「ちくまる号」と呼ばれ、同社のキャラクターをイメージした特別塗装の車両ですが、塗装を除くと他の車両と特に変わった所は見られない感じでした。
この写真は同社の糸田線(金田Kanada~田川後藤寺Tagawa-Gotoji)に昨年乗車した際に偶然遭遇したモノで、この車両はなかなか捕まらず、7月に乗車した際は標準塗装(クリームに赤とオレンジの帯)の車両でした。
今日は平成筑豊鉄道乗車中の様子についても別記事で紹介したいと思います。