新年あけましておめでとうございます。
今年(2023年)はコロナ禍の影響もまだ残り、まだまだ大変な事も続く年になると思いますが、今年は春に東急~相鉄新横浜線開業に伴う関連線区の列車体系改編、夏に宇都宮ライトレールの新規開業なども予定されており、これら新規路線の今後の展開も注目される1年になりそうです。
ブログ記事更新できるかどうかも分からない状況ですが、Twitter(https://twitter.com/MAKIKYU)なども含めSNS上でも活動していく予定ですので、引き続き宜しくお願い致します。
今年(2022年)、皆様はどの様な1年を過ごされたでしょうか?
MAKIKYUは繁忙と閑散の差が非常に激しい年となり、仕事や転職活動などでブログ更新に手が回る状況ではなく、またSNS上での活動も最近はTwitter(https://twitter.com/MAKIKYU)が主体となっているため、「MAKIKYUのページ」は1年間ずっと休業という状況になってしまいました。
大きく取り上げたい事柄などは、ブログ記事更新も…と思っていますが、日頃の消息確認などに関しては、上記のTwitterアカウントへのアクセスも併せてご覧頂けると幸いです。
ちなみにMAKIKYUは仕事で忙しい時は遠出などは厳しかった一方、秋には纏まった時間を確保して遠出する事もでき、水際対策緩和で運行再開したJR九州高速船に乗船し、久々に韓国へ足を運ぶ機会があり、これはプライベート面で今年最大の大イベントだったと感じています。
「ビートル」の愛称で呼ばれる事も多い同社高速船は、運航再開に併せ新型高速船「QUEEN BEETLE」への運航に切り替わり、同船には今秋初めて乗船したものでした。
韓国では高速鉄道車両で初めて動力分散方式を採用、今後亜幹線の速達化に大きく貢献すると思われる新型の高速鉄道車両「KTX-이음(EUM)」にも初乗車。
久々の訪問だけあり、これ以外にも様々な都市鉄道や観光向け路線などで、初めて乗車した列車やバス等が多々あり、これらも機会があれば来年「MAKIKYUのページ」で取り上げられれば…と思っています。
今秋の韓国訪問時には、韓国と併せ同方向の九州内も巡り、こちらも今秋開業した西九州新幹線に乗車。
西九州新幹線開業に併せ運行開始した観光特急「ふたつ星4047」や、非電化に改められた長崎本線肥前浜以南の地域輸送向けに転配され、装いを改めた古参気動車にも乗車したものでした。
長崎では市内電車でも低床の新型単車が登場、こちらもたまたま遭遇し乗車できましたが、こちらも今後数を増やしていくのかどうか気になる所です。
国内だと西九州新幹線絡みの動きが、今年の鉄道において最も注目される話題だったと思いますが、それ以外だと地元小田急線の特急ロマンスカー50000形「VSE」の定期運用終了も、大きな話題の一つと感じたものでした。
50000形は老朽化や陳腐化ですぐにでも代替した方が良い車両ではなく、設備面ではロマンスカーの中で優れた部類だったものの、継続使用するなら更新が必要な時期に差し掛かり、特殊構造で保守面での苦労も大きく、ホームドア設置推進や特急需要の減衰なども鑑みると、早期引退止む無しだったのか…とも感じます。
小田急では陳腐化した1000形未更新車の淘汰も終わり、8000形VVVF車の余剰廃車も数本発生しましたが、同形は今後代替が急速に進むのか、それとも経営状況を鑑み新鋭5000形導入を休止し、残る編成を暫く使い続けるのかも気になる所です。
小田急以外ではJR北海道の在来線特急高速化に貢献したキハ281系が退役、これも一時代の終わりを感じさせる話題ですが、こちらも今夏に短区間の自由席利用ながら乗車機会があり、JR北海道も随分変わって行くな…と感じたものでした。
他にも各地で車両代替に伴い登場した新顔には幾つか乗車、JR東海の315系は中央西線に8両固定編成で大量投入され、随分思い切った方針転換と感じたものですが、今後4両編成も導入され、同社一般型電車の勢力交代も随分進む事が確実な情勢。
これに伴い既存車両の転配も多数発生、エイプリールフールのネタか…と思わせる元セントラルライナー用車両の静岡地区転属なども注目され、こちらも何度か乗車機会がありましたが、この車両は既存の静岡地区一般車両と設備が大きく異なりますので、賛否両論がある様です。
地下鉄の既存車両代替用に導入された新形式も幾つか乗車、また来年も他の地下鉄で新形式導入などが見込まれる状況ですが、今年導入された新形式は東西共にシンプルながら、まずまずの内装を誇る車両だな…と感じたものでした。
また鉄道とは無縁ですが、今年は東京都最南端の村も初訪問、ここは都内とは言え本土との移動手段も限られる秘境ですので、今後足を運ぶ機会もなかなかなさそうと感じたものでした。
この村内では村営バスも運行、このバスに乗車し都内最東端と都内最南端のバス停で乗降する機会もありましたが、これも機会があれば来年「MAKIKYUのページ」で取り上げられれば…と思っています。
来年も「MAKIKYUのページ」記事更新が出来るか否かはまだ分かりませんが、Twitter上なども含め引き続きSNS上で活動していく予定ですので、今後も宜しくお願い致します。
皆様、いつも「MAKIKYUのページ」へアクセス頂き、ありがとうございます。
今年は新型コロナウイルス感染症蔓延の影響などもあり、例年に比べると遠出なども少ない年となり、昨年に続き海外への渡航は皆無の年となりました。
また最近は他SNSでの活動などもあって、ブログに関しては今年後半放置状態となってしまいましたが、例年よりは少ないとはいえ、ボチボチ遠出もしていましたので、今まで取り上げていない事なども簡潔に取り上げたいと思います。
趣味関連で今年最も大きな出来事と感じたのは、小田急ロマンスカー関連。
4月に待望のロマンスカーミュージアムが海老名に開館した事は喜ばしい反面、年末には来春で50000形VSE車の定期運用終了が発表されたのは非常に残念な限り。
VSE車の一部は今後ロマンスカーミュージアム収蔵となるのか否かも気になります。
日頃利用している小田急線では、一般車両の老朽代替も進み、最新鋭車5000形の増備&他車両に比べて陳腐感が否めない状況となっている1000形未更新車淘汰も進行。
原則10両編成で運行される新宿発着急行系列車で、1000形未更新車に当たる事がない状況になったのは嬉しい限りですが、こちらも来春のダイヤ見直しで減便が発表されており、この影響が今後どれだけ出るのかも気になる所です。
小田急と千代田線が相互直通運転を行っている東京メトロも、千代田線は車両代替が完了し暫く大きな動きがないと推測される反面、有楽町/副都心線や半蔵門線などで車両代替の動きがあり、特に半蔵門線の既存車両は廃車解体するのは惜しい印象も受けるものです。
車両代替が完了した日比谷線も、先代車両の一部が地方で第2の活躍をしており、これも今年乗車機会がありましたが、移籍先における老朽車淘汰と輸送品質向上に大きく貢献しており、末永い活躍を願うばかりです。
首都圏関連だとJR東日本における踊り子号の車両代替(185系→E257系)や、全車2階建て新幹線・E4系Maxの全廃なども結構注目されましたが、前者は車両代替に伴い伊豆箱根鉄道の社線内利用で特急料金を設定しています。
伊豆箱根鉄道の社線内特急券は硬券や補充券が用いられ、JRがえきねっと利用を推進しているのとは対照的な状況を呈しているのも興味深いものです。
伊豆箱根鉄道ではラッピング電車「Over the Rainbow」号の運行も終了、知人の中にはこれを嘆いている人物もいますが、短期間ながらE257系との並びが見受けられたのも注目でした。
後者は数回乗車した程度ですが、個人的には2回利用した事があるガーラ湯沢駅で、同駅を発着する列車は2回共にこの車両だったな…というのも一つの思い出ですが、居住性の面では難ありとも感じたものでした。
ただ新幹線の東京駅発着容量が限られていた時期に、限られた設備の中での大量輸送に貢献した点は大きく評価できる所で、今日でも大量輸送が強く求められている中国高鉄は、この手の車両を入れても良かったのでは…とも感じています。
JR東日本では相模線の車両代替も近場だけあり結構大きな話題、先日同線の新型車両も初めて乗車したものでしたが、車両代替の早いJR東日本だけあり、205系はあっという間に数を減らし、早くもこちらを探す方が…という状況になっています。
JRでは西日本もしぶとく活躍を続けた七尾線の老朽車が総入替、ただその一部は新たな引き取り手が現れたのも興味深い所で、最近は短命車両と長寿車両の2極化が進んでいる様にも感じられます。
北陸方面だと富山ライトレールと既存の市内電車が結節、ライトレールが富山地鉄に統合されたのも注目で、富山駅の南北を3種類の低床車が行き交う姿を見た際には、ここもまた新たなステージに突入したな…と感じたものでした。
また来年もコロナ禍の影響は暫く続き、各地で予定されている春のダイヤ見直しなど、余り喜べない話題もありますが、コロナ禍の早期終息をはじめ、世間を騒がせる大事件などが起きない年になる事を願い、今年最後の記事を締めたいと思います。
本年も「MAKIKYUのページ」へアクセス頂き、ありがとうございました。
首都圏で発令されていた新型コロナウイルス感染症蔓延に伴う「緊急事態宣言」はようやく解除となりましたが、海外との間の往来もまだ暫くは困難、芳しくない状況はまだ当分続きそうと感じています。
MAKIKYUはそんな世相でも数日前まで業務などで結構忙しく、また私用での外出は極端に減少した事もあり、「MAKIKYUのページ」更新も暫く…という有様、今後も頻繁な更新は難しいと思いますが、暇を見つけ時々記事更新を行いたいと思っています。
ちなみにMAKIKYUの本業は現在1年契約、次年度は今年度助勤で時折出向いていた現場への異動打診があったものの、契約社員や派遣の契約打ち止めをはじめ、正社員解雇や企業倒産なども相次ぐこの世相で就業継続できるのは恵まれているとも感じています。
異動前に少し休暇も確保でき、丁度青春18きっぷの設定期間内にもなっていますので、今年春はこれから国内で遠出も…と考えており、こちらに関しても機会があれば後日ブログ記事化できれば…と思っています。
また緊急事態宣言発出中の1月後半頃から、首都圏の様々な鉄道路線や一部バス事業者で、延期が決まったものの果たして開催できるのか?と疑問に感じる2020年東京五輪のラッピング車両が運行開始しています。
こちらも日頃通勤や所用などで頻用する小田急線のラッピング車両には何度か乗車していますが、小田急線でラッピング対象となったのは、1000形更新車で中間車→先頭車化改造車が2両含まれる希少な10両固定編成2本の1つにもなっている1096F。
もう間もなく運行開始から2ヶ月になりますが、果たして五輪が無事開催され、五輪期間終了までこの姿のまま走り続ける事は出来るのだろうか…とも感じます。
このラッピング電車は、青太帯の下部を塗装車(一般車では現在8000形のみ)を連想させるアイボリーとしており、ビードもお構いなしという有様ですが、このデザインなら1000形よりも他形式を選定した方が良かったのでは…とも感じています。
車内は五輪関連の特別な掲示などは皆無、乗ってしまえば1000形更新車他編成と大差なく、この辺りは最初乗車した際に少々意外と感じたものでしたが、他線やバスも含め五輪関連のラッピング車両に関する感想などありましたらコメントもどうぞ。
(なおコメント欄に関しては承認制を継続しておりますので、反映が遅れる事もありますがご了承下さい)
今日は大晦日、コロナ禍で大災難の年となってしまった2020年も今日で終わりですが、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様方はどの様な1年を過ごされたでしょうか?
MAKIKYUは夏休み明け以降、少し前までかなり仕事で忙しい日々が続いており、遠出やブログ記事更新も殆どできず…という状況で、この記事も約2カ月ぶりの投稿となります。
(来年は少なくとも月1~2回程度ブログ記事更新ができれば…と思っていますが、業務の都合などで滞ってしまう可能性もありますので、その際はご了承下さい)
今年は海外へ足を運ぶ機会はなく、国内旅行も例年に比べるとかなり少ない年になりましたが、昨年末~年始にかけての四国をはじめ、関西や九州などへ足を運ぶ機会がありました。
九州では今夏の豪雨災害によりJR肥薩線吉松以北やくま川鉄道などは今も不通、復旧まで相当な時間を要するものと推測され、久大本線も一部区間バス代行(写真)が続いています。
一方で熊本地震以来一部区間不通が続いていた豊肥本線が全線復旧、みんなの九州きっぷによる需要喚起もあってか、特急「あそぼーい!」は満席御礼の日も散見される状況。
JR九州ではこれ以外にも電化区間と非電化区間の双方で、一般型の新型車両導入も続くなど、明るい話題が幾つもあるのは救いと感じます。
九州以外でも老朽車代替目的で新型車両導入が相次いでいる路線は各地に点在、その中の幾つかはMAKIKYUも乗車機会がありました。
その中でも近鉄が名阪特急のサービス向上と老朽特急車の玉突き淘汰目的で導入している80000系「ひのとり」は、日本国内で今年運行開始した新形式車両の中でも、特に注目度が高いのでは…と感じており、最近発売されたNゲージ鉄道模型もかなり売れている様に見受けられます。
MAKIKYUもひのとりには一度乗車機会があり、車両設備を鑑みると若干の付加料金を収受するのも必然、陳腐化した老朽特急車の淘汰推進も歓迎と感じていますが、近鉄は一般車の老朽車も相当数残存しており、こちらは現状では代替目途が全く見えない状況ですので、今後こちらもどうなるのか気になる所です。
また地方私鉄では中古車導入による老朽車代替の動きも見られ、最近は多忙な日々が続いていた事もあって、こちらもブログ記事で取り上げる事ができていませんが、幾つかの車両に乗車機会がありました。
地元を走る小田急線も、今年春に一般型では久々の新形式車両・5000形が運行開始、4編成が稼働する現在では、日頃の通勤や私用で月に数度は乗車する状況ですが、同形導入などで着実に車両設備改善が進んでおり、陳腐化した1000形未更新車を早期に更新や代替で淘汰して頂きたいものと感じています。
小田急では来年春の開館を目指し、海老名でロマンスカーミュージアム建設が進み、秋には海老名車両基地内で何度か搬入に向けた車両吊り上げを行っている姿も目にする事ができましたが、こちらも予定通り開館できるのであれば、来年是非足を運びたいと感じています。
来年も暫くはコロナ禍の影響が続く事になると思われ、今夏開催予定だったオリンピックも延期開催なのか中止になるのかも未知数ですが、コロナ禍が早く収まり、来年末は平穏な最後を迎える事ができれば…と祈願し、今年最後の記事を結びたいと思います。
なおMAKIKYUは年始期間外出予定などもあり、正月期間中はブログ記事更新を行う予定はなく、またコメント反映なども遅れる事が予想されますが、その節は悪しからずご了承下さい。
皆様、いつも「MAKIKYUのページ」へアクセス頂きありがとうございます。
先月は通常の業務に加え、コロナ禍の影響で一時見合わせとなっていた業務の再開、また他現場での離職者発生による応援助勤なども重なり、最大で12連勤となる日もあった程で、休みも週1回確保できれば…という有様でした。
(それでも拘束時間が2桁時間に達する様な長時間勤務は少なく、この点では以前勤務していた某大手企業などに比べればずっと恵まれているのですが…)
そのため8月は例年よりは短いながらそこそこの夏休みが確保でき、コロナ禍の影響で海外旅行はさすがに無理ながら、国内旅行にも出向いた程でしたが、8月下旬以降は遠出どころか近場のお出かけも…という状況になっています。
(写真は8月に乗車した路線バスの乗車時に発券された整理券です)
当然ながら「MAKIKYUのページ」記事作成/更新にも手が回らない状況、取り上げたいと思う事は色々あっても…という状況になっており、遠方の知人からもブログ記事更新が途絶えているため、消息を気にする電話がかかって来る程でした。
ちなみに今後も少なくとも今月一杯までは業務ラッシュ、休みは概ね週1日程度の状況が続きそうです。
先月は記事公開が全くできず、今月も今後記事公開できるのか…という状況ですが、業務ラッシュが落ち着けばまた記事更新を再開したいと思いますので、今後も引き続き「MAKIKYUのページ」を宜しくお願い致します。
前年に日本国内で営業運転を開始した車両の中で、鉄道友の会の会員投票で選ばれた最優秀車両に贈られる「ブルーリボン賞」と、それ以外の車両の中で秀でた車両として評価された車両に贈られる「ローレル賞」。
今年は例年より少し発表が遅くなりましたが、昨日この2賞の受賞車両が発表され、ブルーリボン賞(西武001系Laview)は「やっぱり」という感がありますが、ローレル賞のJR四国2700系に関しては、ネット上で意外な車両の単独受賞として驚きの声も散見される状況です。
JR四国は近年、車体傾斜式の8600系特急型電車を導入、その後これをベースとした特急型気動車2600系を導入し、どちらもブルーリボン賞やローレル賞を受賞していないにも関わらず、2600系の発展版とも言える2700系がローレル賞を受賞した事も、意外な車両の受賞と捉えられる向きがあるのでは…と感じる所です。
ちなみに2600系は試作車2両2編成=4両の導入のみで数が少なく、MAKIKYUはまだ乗車した事がありませんが、8600系と2700系は今年乗車機会があり、特に2700系はMAKIKYUが今年初めて乗車した鉄道車両、まだ「MAKIKYUのページ」でも取り上げていませんので、今日取り上げたいと思います。
2700系は1990年代に四国各地の特急高速化に際して導入された2000系気動車が代替時期を迎え、同系の代替として導入が進められている車両で、ベースとなっている2600系気動車とはデザインなどもよく似ています。
しかしながら2形式の併結は出来ないため、2700系は識別のために帯色を追加しており、日本国内で運行している鉄道車両の中では久々の「振り子式車両」となっているのも大きな特徴です。
運転台付きの貫通型先頭車のみが製造され、2両以上なら1両単位で編成組成できる点は、2600系と同様ですが、普通車しか存在しない2600系とは異なり、半室グリーン車の車両も導入されています。
特定の列車だけに用いられるのではなく、四国内の様々な特急列車に用いられる事から、貫通路窓下に国鉄特急車を連想させる愛称表示器が設けられているのも特徴で、この愛称表示器と側面方向幕は共にフルカラーLEDを用いている辺りは、今日の最新型車両らしいと所と言えます。
車内に足を踏み入れると、MAKIKYUが乗車した普通車の内装は寒色主体でやや簡素な印象ながら、床が木目調になっているのがアクセントになっていると感じたものでした。
デッキとの仕切り扉上部に装備された案内表示装置は、LCDモニターではなくフルカラーLED式、最近の車両にしてはシンプルな印象で、何となく新幹線に近い雰囲気とも感じたものでした。
特急普通車の典型とも言える回転式リクライニングシート座席の座り心地は、2000系に比べると硬めと感じ、8600系などと異なり枕装備は省略されています。
最近の定番とも言えるコンセント装備に加え車内フリーWifiもあり、この点は2000系気動車にはない付加サービスとも言えます。
とはいえ車内設備は特に際立った印象を受けるものとは言い難く、ローレル賞受賞の大要因となったのは、2000系と同様に極めて線形の悪い土讃線などでも高速運行できるスペックを持った久々の振り子式車両である事に尽きるのでは…と感じています。
四国の中でも最も利用が多い電化区間の予讃線松山以東ではなく、それ以外の非電化区間を走る特急列車に専従する事から、四国や近隣の在住者などを除くと、レールファンでも2700系の存在は余り気に留めてなかった人物も多かったのでは…と思います。
ただJR四国は2700系や代替対象の2000系をはじめ、決して利用が多いとは言えない亜幹線に高スペックの特急車両を投入、厳しい経営環境の中でもネットダイヤを構成し健闘していると感じますが、今回の2700系ローレル賞受賞を機に同系をはじめ、JR四国の注目度が上がるのか否かも気になる所です。
そして2700系が今後のJR四国を担う車両と一員として末永く活躍を続ける事を祈願し、今日の記事を結びたいと思います。
皆様、日頃「MAKIKYUのページ」にアクセス頂きありがとうございます。
平成天皇の生前退位により、5月から新たな時代「令和」となった2019年、皆様はどの様な一年を過ごされたでしょうか?
MAKIKYUは4月から新たな仕事に従事、業務の都合などもあって「MAKIKYUのページ」更新が長期に渡って滞る事もあり、繁忙期と閑散期の差が非常に激しい一年でした。
大型台風をはじめとする自然災害をはじめ、川崎市内におけるスクールバス待ち児童と保護者への襲撃事件や、京都市内における会社社屋への放火事件など、世間を震撼させる非常に残念な出来事も幾つかある一年でしたが、MAKIKYU自身は大きな怪我や病気などに見舞われることもなく過ごせたのは幸いと感じています。
今年の出来事としては、地元小田急線では昨年の複々線化事業完成に伴う大規模ダイヤ改正程ではないものの、代々木八幡駅と開成駅のホーム延伸(10両停車対応化)により、新宿発着各駅停車の一部10両化と開成駅の急行停車化(写真は工事中のものです)による一般列車の輸送改善が図られています。
来年の営業運行開始を目指し、一般型車両では久々の新形式車両5000形も納入されるなど、今後の更なる輸送改善が期待でき、新形式5000形車両が運行を開始した暁には、是非一度乗車し「MAKIKYUのページ」でも取り上げる事ができれば…と思っています。
先程触れた自然災害の影響は小田急線にも及び、秦野~新松田間が不通→バス代行となった際はMAKIKYUにも影響が及び、数日間だけでも大変でしたが、系列の箱根登山鉄道では甚大な被害を蒙り今も不通状態が続いており、年始の箱根駅伝開催時などは大変な事になるのでは…と感じます。
神奈川県内では先月末に相鉄~JR直通線が運行開始、新駅「羽沢横浜国大」駅開業をはじめ、一足早く春に営業開始したJR直通用新形式車両12000系なども大きな話題ですが、相鉄は先月末に開通した新線を更に延伸して東急線との直通も予定されており、今後もしばらく目が話せない存在になりそうです。
神奈川県以外の首都圏においては、東京メトロ日比谷線~東武スカイツリーライン/日光線の直通運転用車両代替が随分進み、既存車両の転用車両が続々と出てきたのも話題の一つで、東武宇都宮線などで運行開始した20400系は、趣味的には非常に面白い車両なのでは…とも感じたものでした。
また今年は夏に長期休暇を確保して海外へ出向いたのをはじめ、何度か国内旅行にも出向いており、MAKIKYUの生活圏(首都圏)以外の国内においては、関西の貨物線改良によるJR新路線「おおさか東線」の全通と、特別料金不要ながらかなり凝った内装などが特徴的な阪急京都線の観光列車第2弾「京とれいん 雅洛」の運行開始なども、大きな話題だったと感じています。
MAKIKYUの知人の中に大ファンがいるアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」のラッピング車両も、伊豆箱根鉄道の第3弾「Over the Rainbow号」の来春運行終了が発表され、知人は非常に残念がっていましたが、その一方で今春には東海バスオレンジシャトルで高速乗合バスのラッピング車両が登場、伊豆箱根バスも今秋一般路線車のラッピング車増車を行うなど、まだまだ話題が続いていると感じたものです。
海外関連は色々取り上げたい事があるにも関わらず、記事作成はなかなか…という状況ですが、昨年MAKIKYUは既に何度も足を運んでいる韓国と中国への訪問に加え、今年初めて足を運んだ国もありますので、機会があればこちらも今後「MAKIKYUのページ」で取り上げられれば・・・と思っています。
来年(2020年)も業務などの事情により更新が滞る事があるかもしれませんが、引き続き「MAKIKYUのページ」を宜しくお願い致します。
皆様、いつも「MAKIKYUのページ」へアクセス頂きありがとうございます。
先月~今月にかけては個人的な業務上の事情などもあり、余り遠出もできず忙しい状況が続いていました。
数日前ようやく一段落し、これから夏休みを…という状況ですが、ここ最近余り遠出が出来なかった事に加え、今後比較的長期の休暇が取得できる事もあり、少しの間遠出に出向く予定です。
来月後半からは現在抱えている案件も再開し通常体制に戻る予定、「MAKIKYUのページ」更新も来月後半から再開したいと思っています。
ブログ記事更新を楽しみにされている方も少なくないと思いますが、更新再開までもう少し時間を頂ければ…と思います。
今月は記事更新もできず申し訳ございませんが、今後も「MAKIKYUのページ」を宜しくお願い致します。
先月下旬には小田急線とJR南武線の乗換駅にもなっている川崎市多摩区の登戸駅近くにおいて、私立カリタス小学校スクールバスを待つ児童とその保護者を無差別に襲撃、多数の死傷者が発生する大惨事があり、ニュースなどでも盛んに報じられていますので、ご存知の方も少なくないと思います。
(写真は事件発生前に現場一帯を通った際に撮影したものです)
平成→令和へと時代が変わり、新たな時代を迎える祝賀ムードも今回の事件で一挙に…と言っても過言ではなく、事件後警察による捜査で明らかになった情報が次々と報道されていますが、事件を引き起こした後に自死した容疑者(犯人)の凶行は許し難いものです。
MAKIKYUも先月末には事件現場一帯に献花へ出向き、その際も一帯は多数の報道関係者が居合わせるなど異様な状況でしたが、この場でも今回の事件で不幸にも亡くなられた2名の方の冥福と、負傷された方の早期回復を祈願したいと思います。
また死傷した児童や保護者以外の現場に居合わせたカリタス小学校児童や保護者、学校関係者や周辺住民の心労も並大抵のものではないと感じ、事件発生直後現場に居合わせた知人からも想像を絶する凄惨な状況を伺っています。
ちなみに事件現場はMAKIKYUにとっても非常に身近な所、事件発生時間が少し前後していたらMAKIKYU自身も犯行に巻き込まれていた可能性もあり、今回の事件はとても他人事とは思えず、非常に大きな衝撃を受けています。
事件発生後自身も大変な中、当日夕方記者会見に臨んだ内藤校長先生や倭文教頭先生などの学校関係者を非難するツイートなどを見るとますます気が滅入るもので、カリタス小学校が今後平静を取り戻すにも相当な時間を要するだろうと感じたものです。
今後他校も含め同種事案が再発しない事と共に、少なくとも事件で衝撃を受けている学校関係者への心ない取材や非難などの2次被害が及ばない事を強く祈願し、この記事を結びたいと思います。
先日平成天皇生前退位に伴い、5月からの新たな元号「令和(れいわ/Reiwa)」が発表された事が話題になっており、まもなく新たな時代を迎える事になります。
また今春は日本の大都市圏鉄道を巡る話題も東西双方で事欠かない状況となっており、その中でもJR西日本・アーバンネットワークの一端を担う「おおさか東線」が全通した事は、特に大きな話題として捉えている方も少なくないと思います。
MAKIKYUもJR旅客営業線区の殆どに乗車している身ですので、おおさか東線に関しては非常に気になっており、先月末にチケットショップで残り2回分の青春18きっぷをそこそこの価格で入手できましたので、この18きっぷを用いて乗車したものでした。
おおさか東線はアーバンネットワークの流動を変える存在としても注目され、今後の展開にも期待したい路線ですが、車両面では大規模リニューアル施行車とは言え、旧国鉄継承車の201系が主力車両として幅を利かせています。
この201系はおおさか東線部分開業時からずっと大和路線と共通で用いられており、最近関西各線で爆発的な勢いで導入進行中のタブレットを活用した多言語自動放送すら未実施という有様ですので、新線ながらも車両面では新鮮味に欠けると感じる方も少なくないと思います。
おおさか東線の線名入りで「新大阪」と表示された行先と、側面窓ガラスに貼られた水色の掲示が、車両面では辛うじて新線らしさを感じさせる点と感じたもので、201系自体が既にJR東日本では廃形式になっている車両ですので、おおさか東線と大和路線でも何時まで活躍が続くのか気になる所です。
この他に大和路線に直通し奈良発着となる「直通快速」も、大阪方の発着駅が東西線北新地経由尼崎→おおさか東線新規開業区間経由新大阪に改められたものの、車両自体はダイヤ改正前と同様に207系もしくは321系で少数運行する形態が続いており、こちらも新鮮味に欠けると感じる方が少なくないと思います。
この様に車両面では…と感じる一方、路線に関しては純粋な新線ではなく、貨物線改修による旅客化路線ならではの特色も多々見受けられ、こちらに関しては近日中に別記事で追って取り上げたいと思っています。
また私事ですが、MAKIKYUも今春は求職活動などでブログ更新頻度も低下する状況になっていたものの、晴れて今月から神奈川県内某所にて再スタートを迎える事ができました。
暫くは新たな業務での研修などもあり、更新頻度減回状態も続くと思いますが、今後も時々記事更新に努めて行きたいと思いますので、新たな時代「令和」を迎えても引き続き「MAKIKYUのページ」へアクセス頂けると幸いです。