まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

他山の石

2008-10-02 12:53:34 | モブログ

にしてはいけないわ、ほんとに。

 ツリフネソウ

薬局に遊びに行った。
遊びに行ったはいいが、マサチャンママがぼんやり座っているでないの。
ジャージーをはおって隠しているけれど、三角布で右腕をつっているでないの。

「どうしたの?」常より3倍も大きい声で聞いてみる。

「まあの。」と始まる。
ご主人が所用で出かけていたから、店のドアを閉めて裏でなんかの仕事をしていたそうな。そこへ電話のベルがけたたましく鳴って、急いで健康サンダルをひっかけて、通路を走ったそう。

薬局は何しろ縦に長い家だから、裏から表までゆうに30メートルはある。
廊下はない。廊下代りにコンクリート通路がある。

「普段運動しとらんから、なるべく走ろう思ってそこを走っとるんだっちゃ。」
「そのサンダルは危ねえと思うとったっちゃ。そこらへん歩いていた時もひっかっかることあったんだが。」
「そいで、電話はじりじりなるだろ。焦ったのが駄目だったんだな。」

で、履いているサンダルで足をひっかけてコンクリート地面に転んだ挙句、右肩をしたたか打ったそうな。手はとっさには出なかったそうで。
「まあ、鼻血やらないやら出てくるし、顔は痛いし、腕は痛いし起き上がれんかったが・・・」と、顛末を実演入りで話してくれる。

たまたま一人で、ようようの思いでマサチャンに電話し病院に連れて行ってもらったそう。マサチャン、
「ばあが、まって泣きそうな声で電話してくるからよっぽどのこだと思ったっちゃ。」

脱臼だったそう。脱臼でまだよかったね、骨折でもしとったら大変だったが。ってな妙な慰めようで、話を聞き終えたけれど・・・
「私たちも気ばっかりは若いつもりだけど、やっぱり年とっとるんだわ。これからは気をつけんなんなあ。」
と二人してしみじみ、わが身を省みたのでした。

それが火曜日のこと。今日様子を見てきたら、ぼんやりからしっかりになったので安心したわ。

コメント (2)
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