そういえばこの間放映していたなと、何冊かある「鬼平」関係の本から、この1冊を手に取った。懐かしいわ。
そんなこといっても詮無いけれど、先日のドラマは吉右衛門さんを除いて(大の贔屓だから)皆さん年をとったなとの思いが一杯で・・・
盗賊役の俳優さんが小粒になったなとか、
彦十は猫八さんでないとダメだわとか、
照明の影と光のコントラストをもっとつけて欲しいよとか、
セットももう少し本物らしくしてくれとか、
ないものねだりが激しい。ほんとに好きだったのよ。
で、をながめて、しばし感慨にふけるわけ。
「鬼平」は2時間ドラマで、ちょっと長いなと思ったけれど、逆に、それでいいのか!
時代劇がそんなに短くていいのか!と思ったのが、NHKの土曜時代劇。
今は『陽炎の辻2』
事件があって、おこんちゃんとの恋らしきやりとりがあって、磐音の殺陣があって。
てんこ盛りな内容ながら30分でピッタリおさまる。スピーディで満足する。
30分ドラマもありなんだと感じた次第で。
その前の「オココマエ!」もすごく楽しんでみていたからな。せっかち度が増している私にはピッタリだったわ。逆に今の長すぎるドラマは、まどろっこしい。
そして、大のお気に入り土曜ドラマ。今度は「ジャッジ2」が始まる。
品のいいドラマで、事件ものなのに、これまた淡々として温かい話だった。
主人公に西島秀俊さん。静かな存在感のある人。この人に会えるのも楽しみだ。
週にひとつ見たいドラマがあるのは嬉しい。