昨晩の雪が10センチも積った朝。図書館に行く道。
寒さもなんのそののあのワンコちゃんはどうしているかなと思って・・・
さすがに犬小屋に入っていたわ。と思いきや、私の姿を見ると、とことことしっぽを振って出てくるでないの。
寒さに打ちふるえているからさ、
「いいんだって、出てこなくったっていいんだって、わざわざ私の顔を見に来なくてもいいんだよ、寒いから小屋へお入り」と話しかけたら、
なんとまあこんな顔して、素直にお部屋に入って行くのよ。毛布一つも敷いていない小屋にさ。どうしたらいいのよ。健気でさ。
こんな洗面器が置いてあるだけなんて
飼い主はどうしている!
帰りにのぞいてみたら、またもや部屋から出てくるのよ。
あわてて、分かった分かった分かったから、お部屋に入ってて、とお願いしたけれど、こうやってお見送りしてくれるの。どうする?
しばらく歩いて振り返っても、まだこうやってお見送りしてくれてるの、誰もこんな顔して長くお見送りしてくれないから、嬉しくて涙が出ちゃうね。
わたしに恋したのかしら、一目で落ちたのかしら、私はこの子の好みだったのかしら、理想だったのかしら、惚れられたのかしら。気になるわ。
この孤高な感じのわんこに、妄想はどこまでも膨らんで私を幸せにしてくれるわけで・・・