『相棒』観ていた昨夜の9時ころ、突然どどどっと地響きが。
実家前の雪道では大型車が通るたびに地鳴りがするから、今回もそれかと思ったら、いきなりの大きな大きな横揺れ。
部屋の中、周り、見渡す余裕もない。
石油ストーブを大急ぎで消す。自動消火装置も役に立たんな、なんて。
大揺れはすぐにおさまって、その間10秒にもならなかったと思う。
東日本大震災の時の方がよほど怖かった。
テレビの地震速報では佐渡が震源で震度5強と。しばらくして津波の心配もないと。
実家目の前が海だから、津波が来たら完全アウト。
その割に落ち着いていられたのは、揺れがほんの数秒だったからかもしれない。
それにしても、「これが震度5の揺れかしら」との疑問が。築50年近くのぼろ屋でも一つも物は落ちなかったのよね。
そんなこんなで、今日は寄ると触ると地震の話。
震度5強の震源に近い佐渡の西側、真野湾そばの旅館で宴会していた薬局ご主人は、
「おっかねえかったぞ、どんどんと突き上げるような揺れが2回も来て、それからやぼな横揺れがあったが。1分くらい続いたわさ」だそうだ。
だから、窓ガラスが割れたり、水道が止まったりする被害も出たのね。雪の中大変だったろうと思うけれど、けが人が出なかったのは不幸中の幸いだったわ。
帰り道のあまりの何事もなかったような静けさに、却ってびっくりしたんだって。
マサチャン息子と鞄やご主人はお風呂の中だったそうな。
湯船が揺れて二人とも裸で飛び出したそうよ。
私もまず、お風呂の最中じゃなくてよかった、と思ったものね。
マサチャンの部屋では、テレビが前後に揺れ、戸棚が倒れ写真や何かが落ちて来たと言ってた。
ものが落ちてきたり、ご自分が椅子から転がったりしたとの災難はちょこちょこ。
ワタナベサンはトイレの中。トイレが斜めに揺れて見えたそう。
その後、津波に備えて12時まで酒飲んで待ってたとの冗談で大笑い。
震度は4の両津側では「怖かったねえ」と顔見合わせる程度で、大きな被害はなかったようでほんとによかった。
薬局談義でいちばんの盛り上がりは、なんといっても某国営放送での佐渡の記者?電話インタビュー報告。
「ありゃあなんだ!!なっとらん。ちっとも伝わらん」
皆して怒り心頭。その後の新潟放送インタビューで、最後にアナ氏が、
「今の佐渡の様子はどうでしょう?」と聞いたら、
「雪が降り続いています」だって。
なにおかいわんや、洒落にもならない。疲れたわい。
昨夜の大騒ぎが何事もなかったような夜明け
雪だけがしんしんと降り積もって
皆さん、駐車場確保に大わらわの雪かき
連日の雪かきで、周りは雪の小山
天気予報では、明日までというけれど・・・